「ムタフカズ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

ムタフカズ（吹替版）

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価格・情報の取得：2023-01-09

画像引用元：YouTube / ムタフカズトレーラー映像

（『ムタフカズ』＝「造語。ヒスパニック系ギャングの俗語で「マザーファッカーズ（ゲス野郎）」という意味）

アメリカ・ロサンゼルスにあるダウンタウンのひとつ、ダーク・ミート・シティは通称：DMCと呼ばれています。白い布にくるんだなにかを大事そうに抱えた女性が、DMCの裏通りを深夜に走っていました。黒服スーツの追っ手が迫っており、女性はピンチに陥ります。

そこへタズという犬が現れると、黒スーツを襲いました。犬は追っ手の男2人を倒します。残った1人は逃げる女性の背中に「裏切り者、覚悟しろ」という捨て台詞を吐きました。

女性はゴミ捨て場で人形を見つけると、それをおくるみに包んで黒い顔の乳児をゴミ捨て場に残します。そのあと女性は白いスーツを着ている追っ手・マカベに捕まって殺害されます…。（映画タイトル）

それから何年か後。

黒い乳児は成人して、アンジェリーノという名前で街に住み着いていました。ガイコツ頭の友だち・ヴィンスからは「リノ」と呼ばれています。リノは自分のことを、22歳だと思っています。アルバイトをしますがどれも長続きしません。

3週間前からリノは、ピザ配達員をしていました。その日リノは配達のバイクに乗っている途中に、歩道で可愛らしい女性・ルナを見つけました。一目ぼれします。

ルナに目を奪われてよそ見したリノは、直後にトラックとぶつかってケガをしました。事故を起こしたのでバイトもクビになってしまいます。

残念がりながら帰宅したリノを、ヴィンスがグアダルーペ・ホテルの部屋で迎えます。リノはヴィンスと4年前からルームシェアしていますが、2人ともいつも金欠で家賃を滞納していました。リノはゴキブリと馬が合うので、部屋にはたくさんのゴキブリがやってきます。リノは半ばペットのように、やってきたゴキブリに食べ物をやりました。

リノとヴィンスは部屋にあるテレビで、プロレスを見るのが好きでした。ヴィンスは荒れた部屋を見てひどいと嘆きますが、リノは「本当にひどければ、ゴキブリすら見捨てる」と言います。

ソファで眠ったリノはその日、昼間に起こった出来事の夢を見ます。ルナと出会い事故に遭遇したことを見たあと、犬に襲われた夢を見ました。驚いて深夜に飛び起きたリノは、窓を開けて外の景色を眺めます。

翌日。リノは事故の後遺症か、ひどい頭痛に悩まされていました。鎮痛剤を服用しようとしていると、部屋のドアがノックされます。

訪問者はリノの知り合い、ウィリーでした。けもののような姿の身体の小さい男の子です。歯に矯正器具をつけていていつもやかましいウィリーを、ヴィンスは敬遠していました。リノは友だちづきあいしているのですが、頭痛に悩むリノも今日ばかりはウィリーの騒がしい声がつらいようでした。扉の前でウィリーが騒ぐので、隣室のヘビを飼っている住人が顔を出して、脅します。

ウィリーは部屋に入りますが、ホットドッグのいい匂いを嗅ぎつけたゴキブリが一瞬で食べ物をさらっていきました。ウィリーはあっけにとられます。

室内にこもらず外に出ようとウィリーに誘われて、リノとヴィンスは出かけることにしました。

3人はバスに乗って移動しますが、その車中でリノはおかしな光景を目にします。一見すると平凡な紳士の姿をしているのですが、紳士の影が触手の伸びた風変わりなものだったのです。リノはそれをヴィンスとウィリーに訴えますが、2人の目にはなにもおかしなところがありません。リノは、バイク事故で頭を骨折したのかもしれないと思います。

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