映画:ルパン三世お宝返却大作戦!!

「ルパン三世お宝返却大作戦!!」のネタバレあらすじと結末

ルパン三世 お宝返却大作戦!!の紹介:2003年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第15弾。ガウディ最大の宝といわれる「トリックダイヤ」を手に入れるべく、老泥棒マークの残した遺言に従ってルパンと次元はマークの盗んだお宝返却を開始する。

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ルパン三世お宝返却大作戦!!の主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、イワン・クロコビッチ〔ラッツ〕(山寺宏一)、トカレフ(北村弘一)、ミーシャ(五十嵐麗)、アニタ(りの)、マーク・ウィリアムズ(八奈見乗児)、アントニオ・ガウディ(松岡文雄)

ルパン三世お宝返却大作戦!!のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①老泥棒マークの持つトリックダイヤを狙ったルパンだが、他界したマークの最後のミッションは「6つのお宝を返却せよ、さすれば宝のありかを教える」だった。ルパンはマークの遺言どおり6つの宝を返却した。 ②トリックダイヤをサグラダ・ファミリアの元ある場所に戻すと、音楽と光の芸術が現れた(これが宝)。芸術は人々の心に残った。

【起】- ルパン三世お宝返却大作戦!!のあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

…ロシア・モスクワ。
グルジア・マフィアのドンであり、セコい手口で金を巻き上げてモスクワ郊外に大きな墓地を経営しているイワン・クロコビッチ、通称:ラッツのカジノを、ルパンと次元が襲います。
今回、久しぶりの仕事なのでウォーミングアップも兼ねているルパンは予告状も出さず、なので銭形警部が来ていろいろと問いただしますが、停電の間にルパンは金を盗み出しました。ラッツはそれを根に持ち、女性の殺し屋・ミーシャを使ってルパンを殺すよう命じます。
銭形警部は犯行に気づきますが、もう金は盗んだ後です。クルーザーで逃げるルパンと次元を、銭形警部が追いました。追っ手のクルーザー2艇も倒して去ります。
盗んだルーブル紙幣の半分で、ルパンはプロペラ機を購入しました。ボロい代物で、しかもルパンの操縦で墜落してしまいます。
落ちた先はスコットランドで、ちょうどマーク・ウィリアムズの葬儀が行なわれていました。マークはルパンが昔から知っている泥棒仲間です。
葬儀会場でマークの姪・アニタという緑の瞳の女性が話しかけますが、ルパンたちは立ち去りました。

マークは今までずっと、世間的にはあまり価値のないガラクタと呼ばれるものを盗んでいました。その中でルパンが欲しがったのは、トリックダイヤと呼ばれるものですが、次元は「ゴミクズ以下だ」と言います。
トリックダイヤは泥棒界では大したものではないと言われていました。トリックダイヤは「ダイヤ」という名称がついているものの、本当は隕石なのです。
ガウディが作り続けている建造物サグラダ・ファミリアの、最上部にある塔に埋められていたものでした。それをマークが盗んで隠したのです。

【承】- ルパン三世お宝返却大作戦!!のあらすじ2

やる気のない次元を引き立ててマークの盗品保管庫に忍び込んだルパンですが、銭形警部が先回りしていました。2人は逮捕されますが、不二子が逃亡の手助けをします。
不二子は生前のマークから、ルパンに宛てたビデオメッセージを預かっていました。不二子は映写機にかけて再生します。
生きていた頃のマークの映像が映し出され「トリックダイヤを渡してもいいが、それには条件がある。6つの盗んだものをすべて元に返してくれれば、トリックダイヤのありかを教える」と言いました。詳しいことは不二子から説明があるとも付け加えます。
1週間以内に該当する6つの宝をすべて元にあった場所へ返却し、ついでに記念写真を撮って送信すること(デジタルカメラに送信機能がついており、撮影すれば自動的に画像は送信される)、これが条件でした。7日以内に返せなかったら、トリックダイヤは破壊されるそうです。
6つの品とは「イタリア・ローマにある真実の口」「イタリア・ヴェネチアのカフェのコーヒーメーカー」「映画007の撮影時に使われた、ヴェネチアのゴンドラ」「ある劇場のオープン当時の女性の衣装」「ドイツの有名メーカーが国王から発注されて作った特注のカスタムカー」「マーメイド像」です。
そこへラッツの手先のミーシャたちが現れますが、ルパンは返却する物を乗せてトラックで去りました。

まずイタリア・ローマへ移動したルパンと次元は、協力して真実の口を元に戻します。
ルパンが口に手が挟まった振りをして、円形の土台ごとごろごろと転がっていき、人目のないところで本物とすり替えます。その後、記念撮影しました。データは不二子のところへ自動送信されます。
それを見た不二子はラッツに「トリックダイヤを手に入れる予定だ」と知らせました。
銭形警部は真実の口のところへ来ますが、盗まれたのではなく本物が返って来たと知って驚きます。
続いて2つめの交換のため、ルパンと次元はヴェネチアに行きました。
該当する店は1945年にヨーロッパの中で初めてコーヒーを飲ませた店です。返す品は1700年代にそのカフェで使われていたコーヒーメーカーでした。
そこへ五ェ門が通りかかります。ルパンは事情を知らない五ェ門に「このコーヒーメーカーで入れてもらえ」と言って店に派遣しました。店へ持って行った五ェ門は店員に驚かれ、五ェ門の方も驚きます。その様子をルパンと次元が撮影しました。2つめもクリアです。

その頃不二子はラッツと会い、トリックダイヤの取引の話をしていました。
トリックダイヤは隕石とされていますが、そうではない説もあります。
1908年にシベリア・ツングースカに落下し、周囲20kmの木々をなぎ倒した時のものと言われていますが、隕石ではないとも言われる理由は、不思議なことに落下地点の中心部の木々は健在で、周囲の木々のみが倒れていたからなのです。
そのため、UFOが降り立った説も囁かれていました。
1910年にガウディがパリで開かれたガウディ展に顔を出した時に客のひとりから話を聞き、その隕石墜落事件に興味を持ちました。ガウディは単独、ロシアのモスクワに行きます。
その時のガイドがラッツの祖父でした。
ガウディはその時、現場でいくつかの物を拾って持ち帰りました。その時のものがトリックダイヤと言われています。
1911年、スペインに戻ったガウディは熱病にかかり、スペイン・カタルーニャ地方のモンセラット山のふもとで療養生活を送りました。熱病の原因がトリックダイヤだという説もあります。
1912年にガウディはサグラダ・ファミリアの制作に専念し始めました。そして塔の1つにトリックダイヤをつけたのです。

【転】- ルパン三世お宝返却大作戦!!のあらすじ3

トリックダイヤと1000万ドル(約11億3600万円)を交換すると言われた不二子は、引き受けました。

不二子の裏の取引を知らないルパンは、せっせと宝を返しに行っています。
ゴンドラを夜の闇に紛れて返したルパンは、ラッツの手下のミーシャたちに命を狙われました。五ェ門が阻止します。
五ェ門はチベットで修行している時に出会った男性3人組をミーシャに殺されており、ミーシャを敵視していました。そのためミーシャと戦ったのです。
そこへ銭形警部が現れました。ミーシャは逃亡し、残ったルパン、次元、五ェ門の3人が逮捕されます。銭形警部はなぜ本物を返しているのか聞きますが、ルパンは牢屋を爆破して逃亡しました。
ラッツはミーシャに連絡をし、ルパンがマイクの遺言を果たしてトリックダイヤを手に入れるまで暗殺をしないよう指示しますが、ミーシャはそれでもルパンたちを狙います。

期限はあと4日です。
次の宝はステージのオープン当時の衣装でした。ルパン、次元、五ェ門が女装して海上に入りこみ、返します。
アウトバーンを走行してドイツ・ベルリンに移動するルパンたちを、ミーシャがヘリで追ってきました。
トラックのタイヤがパンクしたので、ルパンと次元は宝をスポーツカーに乗せて逃げます。スポーツカーも返却予定のものです。
5つめに返すのがそのスポーツカーでした。ドイツの有名メーカーが、中東の国王から発注されて作った特注品ですが、その国王が暗殺されたために行き場がなくなり、自動車博物館行きになった超高性能のカスタムカーです。
渋滞にはまりそうになったルパンたちは、裏道を通って逃げました。行く手にヘリが来ますが、五ェ門がヘリを斬ります。その際、五ェ門も右肩に被弾して川に落ちました。次元が助けに行きます。
ルパンは博物館へ車ごと入り、本物を置いて撮影し、マーメイド(6つめの品)を乗せてバイクで逃走しました。
次元は五ェ門を見に行ってミーシャとかちあい、気絶させられます。

マークの姪・アニタは彫刻家を目指す芸術家の卵ですが、作った作品に駄目だしを食らっていました。優等生の作品だけれどありきたりで、作り手の顔が見えないと言われたアニタは落胆し、帰り道、傷を負った五ェ門を助けます。
「ルパンという男に連絡を取ってくれ」と言って五ェ門は気絶しました。
不二子はラッツと取引をしながらも、裏でトリックダイヤをネットオークションにかけています。値段が吊りあがり満足げです。
ルパンは最後の宝を返すため、海辺にマーメイドを持って行きました。そこへ銭形警部が待ちかまえており、返却と共に逮捕されます。記念撮影は銭形警部つきです。逮捕されましたが、ルパンは早々に逃亡しました。
すべての宝を返し終わったルパンは、不二子の裏切りに遭います。不二子はその証拠を揃えてゴードン弁護士に会い、貸金庫のトリックダイヤの書類を出してもらいました。
ところが手に入れた直後に不二子はラッツの部下・トカレフに襲われて、書類のフラッシュメモリーを盗まれます。
不二子の裏切りに気づいたルパンですが、デジカメをよく見るとシークレット機能がついていました。マークは不二子の裏切りも計算に入れており、宝のありかをルパンに教えます。

トカレフはラッツの元へフラッシュメモリーを持って行きました。ラッツは再生します。
それはマークのビデオメッセージでした。
宝の返却に期限を設けたのには理由があると、マークは言います。
サグラダ・ファミリアの西端、ファザードの左端の塔、ガウディ生存時に唯一完成していた場所へトリックダイヤをはめると宝が現れると言ったマークは、「但し6月25日の夜明け、ワンチャンスのみ」と付け足しました。

【結】- ルパン三世お宝返却大作戦!!のあらすじ4

マークはビデオメッセージが盗まれた時のことも想定し、本当にルパンなのかクイズを出題します。
「ニューヨークで俺と奪い合ったお宝はなーんだ。1.現金 2.金塊 3.トイレットペーパー」
本人同士にしか分からないクイズにラッツとトカレフは戸惑い、2を押しました。不正解です。
正解は3でした。アメリカ・ニューヨークの大富豪・トランプ氏のトランプタワーのペントハウスにあるトイレットペーパーをどちらが盗めるか競ったもので、勝ったのはマークだそうです。
不正解ということで、マークはそれ以上の情報を洩らしませんでした。ラッツは歯がみします。
次元はミーシャに捕らえられていました。ラッツはミーシャに、次元を絶対に殺すなと指示を受けます。

五ェ門を助けたアニタからの連絡を受け、ルパンはアニタのところへ行きました。まだケガは治りきっていませんが、五ェ門は修行をやめません。
生前のマークはアニタの母のことが好きでした。なのでアニタの母が結婚した後も、生涯独身を貫いていました。
アニタが12歳の時に母が亡くなって以降は、マークはアニタの「あしながおじさん」をしていました。そのおじさんが実は大泥棒だったと知って、アニタの胸中は複雑です。
アニタは「ルパンが来たら渡せと言われていた」と言い、クマのぬいぐるみを渡しました。中にトリックダイヤがしまわれています。
ルパンは、マークがただの大泥棒ではないことをアニタに示唆します。

ルパンと五ェ門とアニタはスペイン・バルセロナに移動しました。次元はミーシャの元から逃げ、同じくバルセロナに向かいます。
バルセロナの居酒屋の店主をするカルロスは、かつてマークの親友でした。たまたまルパンが入った店の店主がカルロスです。
カルロスとマークは幼い頃、晩年のガウディに可愛がってもらっていました。サグラダ・ファミリアを作るガウディを見ながら、カルロスとマークは育ったのです。
マークはガウディにある秘密を教えてもらったそうで、その内容をカルロスは聞けずじまいでした。ただマークに「毎日サグラダ・ファミリアを見ていれば、そのうち分かる」と言われて以来、なんとなく見上げるのが日課となっています。
ガウディに可愛がられていたマークが盗みをするわけがないとカルロスが言い、盗みには事情があったのだと言いました。マークがトリックダイヤを盗んだことで、結果的にはスペイン内戦からトリックダイヤを守った形となったからです。単なる泥棒ではなく、宝を保存するためだとカルロスは言いました。

トリックダイヤを手に入れたルパンですが、バルセロナにも続々と悪人3人が集結していました。いずれも悪の親玉級で、不二子にネットオークションで打診された連中です。
ラッツも勿論、バルセロナ入りしていました。みんなトリックダイヤを手に入れようと、虎視眈々と狙っています。
ラッツはマフィアの3人と手を組むことにしました。ルパンから宝を取り上げようと考えます。
ルパンは指示された塔のところへ、トリックダイヤをはめこみに現れました。
ルパンにラッツが挑み、次元はトカレフと、ミーシャは五ェ門と対峙します。
ルパンが夜明けぎりぎりに塔にトリックダイヤをはめると、日の出と共にトリックダイヤが光りはじめ、振動が周囲に響きます。
五ェ門はミーシャの急所を外して攻撃しますが、振動でバランスを崩したミーシャが落ちそうになりました。ラッツが咄嗟にミーシャをかばい(利用していると口では言いながら愛していた)、ラッツはミーシャと共に落ちていきます。
塔から霧が立ち上り、ガウディの中心部に光が集まり、音楽が鳴り始めました。音楽は街じゅうから流れます。
サグラダ・ファミリアは音楽と光(ホログラム)のイルミネーションに包まれました。
ガウディが残した宝とは、芸術でした。

(エンドロール)ガウディの音楽と光の芸術を見たアニタは、芸術家としてのやる気を取り戻す。列車で帰るアニタを見送るルパン、次元、五ェ門。
銭形がそこへ逮捕に現れた。
(エンド後)Fin.マーク。

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みんなの感想

ライターの感想

文句なしに面白い! エンタメ性抜群!
普段は盗むはずのルパンが、今回返却に奔走するというこの設定からして面白い。
ヨーロッパじゅうをかけめぐり、宝を返して記念撮影…という様子がテンポよくコミカルに描かれている。
鑑賞後の気分も悪くない。大悪党がこの作品にはおらず、みんなどこかいいところがある憎めない人物なのも魅力的。

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