「ルパン三世トワイライトジェミニの秘密」のネタバレあらすじと結末の感想

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ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密の紹介:1996年放送の日本アニメーションTVスペシャル。アニメ『ルパン三世』のTVスペシャル版第8弾。ゲルト族の財宝の鍵を握るダイヤ『トワイライト』をめぐってのお宝争奪戦を描いた作品。

ルパン三世トワイライトジェミニの秘密の主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(井上真樹夫)、峰不二子(増山江威子)、銭形警部(納谷悟朗)、ララ(久川綾)、ドルーネ(森山周一郎)、ジャン・ピエール本部長(菅生隆之)、貞千代(野沢那智)、モロッコ警察署長(藤本譲)、ブルトカリー巡査(北村弘一)、長老(峰恵研)、老婆(京田尚子)、司祭(中田和宏)、ゾラ(金尾哲夫)、店主(島香裕)、車掌(星野充昭)、女性捜査員(鈴木佳子)、仮面の男(落合弘治)

ルパン三世トワイライトジェミニの秘密のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①欧州の裏社会の首領・ドルーネからトワイライトという名のダイヤを渡されたルパンは、ゲルト族の秘宝を探すためにモロッコへ。モロッコはイゴ族とゲルト族の間で民族紛争が起きていた。 ②モロッコでゲルト族の若い娘・ララと出会ったルパンはララが王女の娘と知る。父はドルーネ。財宝を狙うジャンを倒したルパンはダイヤの財宝を見つけるがゲルト族再興のために放棄。ドルーネに娘は無事と報告した。

【起】- ルパン三世トワイライトジェミニの秘密のあらすじ1

ルパン三世は世界を股にかけて活動する、神出鬼没の怪盗です。怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持ちます。
20代後半くらいの男性で、普段は緑や赤のスーツを着ていますが、変装を得意としています。
高い知能と技術を持つ一方で、おっちょこちょいで女性に弱いところがありました。特に美女にはめっぽう弱く、いつも峰不二子(後述)に騙されています。
狙った獲物は必ず奪うのがモットーで、無益な殺生をしないポリシーも持ち合わせています。ワルサーP38という自動式拳銃を好んで使っています。
次元大介はルパンの一番の仲間です。30歳近くの男性です。
早撃ちと正確な射撃を得意としており、いつも黒系のスーツを着ています。長い前髪と黒い帽子とあごひげがトレードマークで、クールでニヒルな人物です。いっぽうで義理がたい一面も持っています。S&WM19のコンバットマグナム、レミントンM700、H&K MP5など目的に応じて銃を使い分けしています。
ルパンと組んで怪盗をすることもありますが、用心棒として雇われ仕事をすることもあります。
石川五ェ門は20代後半の男性です。青系統の着物と袴の和装で、いにしえの大泥棒・石川五右衛門を先祖に持つ剣士です。
刀が武器で居合いの達人でもあり、斬鉄剣というなんでも斬れる刀を誇りにしています。硬派でうぶで女性は基本的に苦手ですが、清楚な女性に惚れることもあります。
峰不二子は20代前半から半ばくらいの女性で、絶世の美女でスタイルも抜群です。その魅力を使ってターゲットに近づくことを得意としています。金や宝石が大好きで、そのためには仲間を裏切ることもあります。バイクに乗るのが得意で、武器もさまざまです。
ルパン、次元、五ェ門、不二子はルパン一味としてチームを組むこともありますが、単独で活動することも多くあります。
銭形幸一警部は30代前半の男性です。銭形平次の子孫で、ルパン一味、特にルパンを逮捕することを悲願としています。そのため、ルパンが死んだと聞くと落胆することもあります。インターポール(ICPO 国際刑事警察機構)に所属しています。警官になった当初は埼玉県警にいたため、埼玉県警ともなじみが深い人物です。
大抵ベージュのバーバリー風トレンチコートと同じ色の帽子をかぶっています…。

ヨーロッパの暗黒街を仕切る老首領・ドルーネがルパンを呼びました。ドルーネは年老いて寝たきりで、全身に管を繋いでかろうじて生きている状態です。それでもドルーネの影響は大きいものでした。
ルパンはドルーネにいつまでたっても、「ベイビィ(赤子)」呼ばわりされることに辟易しつつ、話を聞きます。横に次元も控えています。
ドルーネは「これがトワイライトと呼ばれるダイヤだ」と言って大きなピンク・ダイヤを見せました。ダイヤは1つの宝石をまっぷたつにしたような形にしています。

【承】- ルパン三世トワイライトジェミニの秘密のあらすじ2

ダイヤ自体が大粒で価値がありそうですが、ドルーネは「これは100年前に滅んだある民族の隠し財宝の鍵だ」と言います。見つかれば数千億フラン(約58兆円)の価値はあるそうです。
代償は「小さな墓でも建ててくれ」とドルーネは言いました。ドルーネの真の目的は別にあるだろうと思いながらも、ルパンは引き受けます。
その財宝の場所はモロッコにあると聞き、ルパンと次元は列車で移動しました。

綺麗なご婦人からだという招待状を贈られたルパンがいそいそと食堂車に行くと、それは銭形警部の罠でした。銭形警部は食堂車全員に警官を張りこませます。
そこへ更に深緑色のスーツを着た忍者集団も乱入しました。集団を率いるのはオカマの殺し屋・貞千代です。後に出てきますが、貞千代は五ェ門と因縁がある仲でした。
ルパンを狙った貞千代ですが、銭形警部に気を取られてしまい、その間にルパンと次元は逃げます。
今回、銭形警部は新たに就任したICPOの新本部長ジャン・ピエールに、ルパンの資料の提出を求められました。ジャンはさらにルパンを追ってモロッコへ行けと言われます。
なぜルパンがモロッコへ行くとジャンが知っているのか…銭形警部はあまり深く考えませんでした。

モロッコ王国。
現在は独立した王国のモロッコですが、1800年代にはイギリスの植民地政策を受けていました。現在も「街の実験を掌握するイゴ族」と「昔からの民主自治政治の復活を求めるゲルト族」の対立が続いています。
ゲルト族は抵抗運動(レジスタンス)を街のあちこちで行なっていました。白い装束とマスクに身を固め、人形劇でモロッコの国の歴史について説明しています。
ゲルトの復活を願う集団結社に所属する金髪ショートカットの若い女性・ララは「ひとりの男がやってくる。そいつを貢物と捧げよ」と命ぜられますが、誰のことか名前までは明らかにされません。
ララのそばには不二子が髪を金色に染めて潜入していました。ルパンがモロッコ入りしたのを知った不二子は、色仕掛けでルパンの目的を聞き出そうとしますが、そこへ貞千代らが襲撃したのでルパンは逃げます。
銭形警部もモロッコ入りしました。地元の警察に協力を要請しますが、イゴ族出身のモロッコ警察署長はゲルト族の鎮圧ばかり考えており、銭形警部には白髪白ひげの老人男性・ポルトカリー巡査をあてがっただけでした。事実を明かすと就職できないため偽っていますが、ポルトカリー巡査はゲルト出身です。

【転】- ルパン三世トワイライトジェミニの秘密のあらすじ3

しかしすぐジャン本部長がモロッコにやってきて、モロッコ警察署長を叱りつけました。銭形警部の協力をし、ルパン逮捕に全力をあげろと命令します。
不二子は街の古美術でルパンによく似た絵を見つけましたが、それは若かりし頃のドルーネの肖像画でした。驚く不二子にゲルト族長老の息子・ガルが近寄り、仕事を頼みたいと言います。

ゲルト族についてよく知る100歳の老女を見つけた次元が、ルパンを案内します。ルパンと次元は老女から、秘宝について話を聞きました。
老女が13歳の時、ゲルトの王家の血を引く若い王女・ローレのところへ仕えていました。ローレはゲルト族の王女でありながら、踊り子もしていました。
ある時ローレは砂漠で倒れていたドルーネという男を助けます。やがてローレとドルーネは愛し合うようになりました。
その頃ゲルト族の宝を狙って、イゴ族がイギリス軍と手を組んで襲ってきます。イギリス軍は戦車などの近代兵器を持っていたので、軍力の差は明白でした。
若かりし頃のドルーネは、ゲルト族のために必死で戦いました。ゲルト族にとっては英雄です。しかしそれも限界があり、ゲルト族は逃げねばならなくなりました。
ゲルト族は避難する折に、ピンク・ダイヤのトワイライトを2つに割り、片方をローレ側が、もう片方をドルーネが持って逃げました…。
つまりもう片方のダイヤを見つけないと財宝は見つからない…ルパンはそれを知ります。
老女はさらに話しました。ローレとドルーネが別れた時、ローレは身ごもっていました。つまりドルーネには子どもがいる可能性が高いのです。
そこへまた貞千代らが襲ってきました。ルパンは老女をおぶって逃げます。
ゲルト族の老女を背負って逃げるルパンを見て、ララが助けに現れました。ヘリで追ってくる貞千代をまくために、ララはルパンと老女をゲルト地区に案内します。ゲルト地区は道幅が狭く、ヘリが飛べないからです。
ゲルト族ではない男・ルパンを引き入れたことでララは長老に叱られますが、老女やブルトカリー巡査は「こういう若い者たちに、これからのゲルトを率いてもらいたい」と言って擁護しました。
そこでルパンは、ゲルト族がさらに二分していると知ります。
長老率いる一派と、長老の息子・ガルが中心となった秘密結社の2つです。

ルパンはその後も財宝について調べます。
銭形警部は捜査の過程で、ジャン本部長の祖父がモロッコの英雄だと知って、ジャン本部長がルパン逮捕に躍起になる目的は別のところにあるのではないかと勘づきました。
不二子はガルに仕事を頼まれたものの、その背後にある事情を調べようとして貞千代に捕まりました。ムチで打たれる拷問を受けます。

【結】- ルパン三世トワイライトジェミニの秘密のあらすじ4

ララが貞千代に捕らえられ、ルパンが助けに行きます。そこへ五ェ門も助太刀に現れました。
五ェ門は貞千代とかつて一緒に仕事をした同胞ですが、宗派を裏切ったこと(とオカマの格好をしているのが男らしくないと五ェ門は許しがたいこと)で、五ェ門に目の敵にされています。
五ェ門と貞千代が戦っている間に、ルパンはララを連れて逃げました。2人は検問を突破して砂漠に逃げます。
砂漠の流砂に落ちたララを助けようとしますが、ルパンはどうやっても無理でした。見捨てて行ってくれとララは言いますが、ルパンは一緒に流砂にはまります。
そんなルパンを見て、ララはルパンが悪者ではないと思いました。2人は流砂に呑み込まれましたが、地下に空洞があって助かります。
水浴びをしていたララの胸に、トワイライトがありました。もう片方を持っていたのはララで、ララはゲルト族の女王の娘(末裔)だったのです。

ダイヤが揃ったルパンとララはゲルト族を集め、旧ゲルト族の神殿へ行きます。
そこへガルや貞千代らもやってきました。ゲルト族の長老は、自分の息子のはずのガルが実は殺されていて、ガルと名乗っている者の正体がICPOの本部長のジャンだと知ります。ジャンは大学時代に教え子だった、パリに留学中だったガルを殺し、マスクをかぶってガルになりすましていたのです。もちろん、ゲルト族の財宝目当てです。
不二子を助けた五ェ門や、銭形警部たちも合流し、戦いが始まりました。五ェ門は貞千代に刀を折られますが、その刀が貞千代の背中に刺さって死にます。
ジャンがララを連れ去ろうとしましたが、長老が撃って倒しました。息子の仇も討ったことになります。
ララはブルトカリー巡査が助けて無事でした。

宮殿の入り口にあるトカゲにダイヤをはめこむと、神殿の扉がせり上がってきます。
ところが奥の部屋は行き止まりで、壁には「心をひとつにせよ。それをゲルトの宝とせよ」と書かれてありました。
宝は存在せず、一致団結するその力こそが大事なのだと長老は読み解きます。財宝に頼らずゲルト民族が協力する気持ちの重要性を説いたものです。
宝がないことに怒った不二子が、腹立ち紛れに壁を蹴りました。すると壁の四方に亀裂が入り、壁の表面のレンガがすべて崩れます。
現れたのは壁一面のダイヤモンドでした。これこそげゲルト族に残された財宝だったのです。「先祖も粋なことをするぜ」と思わずルパンはニヤッと微笑みました。
(エンドロール)ルパンたちは結局、宝はゲルト族の復興のために捧げることに。
銭形警部は空港でルパンを待ち伏せ。
ルパンはララに国の復興を頼まれるが、断った。半分のダイヤは返してもらったルパンは、代わりにキスをもらう。
五ェ門と不二子はバイクで去る(不二子はララにちょっとやきもち)。
ルパンと次元はセスナで国を発つ。どうやら銭形警部は空振りの模様。
(エンド後)ドルーネの屋敷へ再び赴いたルパン。仕事を済ませた報告と、孫娘は無事だったと告げる。ドルーネの真の目的は、自分の子どもが無事なのか知ることであった。
ルパンの報告を聞いたドルーネは涙を流しながら礼を言い、初めてベイビィではなく「ルパン」と呼んだ(一人前の怪盗と認めた)。

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みんなの感想

ライターの感想

話が途中ややこしくなるものの、全体的なストーリーは好き。
今作品では珍しく「バストトップのヌード」が出てくる。しかも不二子も、ヒロイン・ララも。
盛大に脱いだからか、以後また自粛の動きが…(笑)。
エンディング後にもストーリーがある形式、今作品が初。
エンディングのララの踊りは、郷愁的な音楽のメロディとよく合っていて綺麗。

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