映画:名探偵コナンベイカー街(ストリート)の亡霊

「名探偵コナンベイカー街(ストリート)の亡霊」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

名探偵コナン ベイカー街の亡霊の紹介:2002年公開の日本アニメーション映画。劇場版『名探偵コナン』シリーズの第6作目。キャッチコピーは「待ってろ…絶対、また逢えっから…」「夢か幻か!?歴史の迷宮に隠された真実をつかめ!」。19世紀末ロンドンに歴史の光と闇として存在した、シャーロック・ホームズと切り裂きジャックを大きなテーマにしている。

名探偵コナンベイカー街(ストリート)の亡霊の主な出演者

江戸川コナン(高山みなみ)、毛利蘭(山崎和佳奈)、毛利小五郎(神谷明)、工藤新一(山口勝平)、鈴木園子(松井菜桜子)、阿笠博士(緒方賢一)、灰原哀(林原めぐみ)、吉田歩美(岩居由希子)、円谷光彦(大谷育江)、小嶋元太(高木渉)、目暮十三(茶風林)、白鳥任三郎(塩沢兼人)、千葉刑事(千葉一伸)、工藤優作(田中秀幸)、工藤有希子(島本須美)、ヒロキ・サワダ(折笠愛)、トマス・シンドラー(津嘉山正種)、樫村忠彬(平田広明)

名探偵コナンベイカー街(ストリート)の亡霊のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①体感型バーチャルゲーム『コクーン』の試作機が披露され、日本の要人ジュニアが招待された。同じ会場内で開発者・樫村が刺殺される。手掛かりを得ようとゲーム内に入ったコナンたちは、ひとりでもクリアしないと全員が死ぬゲームに参加することに。 ②樫村を殺したのはシンドラー社長。100年前に実在する殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの子孫だと知られたくないためDNA探査プログラムを破壊した。コナンはゲームをクリアして皆を救った。

【起】– 名探偵コナンベイカー街(ストリート)の亡霊のあらすじ1

東京都米花市に住む高校生探偵・工藤新一は、幼馴染みで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行った際に、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃します。

取引を見るのに夢中になっていた新一は、背後から近づいてきたもう1人の仲間に捕らえられ、毒薬を飲まされました。

ところが目が覚めると、小学生並みに身体が縮んでしまっていました。毒薬の副作用です。

「工藤新一が生きているとばれたら、また命を狙われ、周囲の人間にも危害が及ぶ」という阿笠博士の助言で、新一は正体を隠すことにし、江戸川コナンと名乗りました。そして情報を掴むために、蘭の家に転がり込みます。

蘭の父は探偵・毛利小五郎でした。ここぞというところで小五郎になりかわるコナンのおかげで、小五郎は名探偵と呼ばれます。

コナンは小学校に通い、クラスメートの歩美や元太、光彦に少年探偵団を結成させられました。

コナンの正体が新一だと知る者は、阿笠博士、新一の両親、怪盗キッド、大阪の高校生探偵・服部平次と、悪の組織の元一味で抜け出そうとして薬を飲み、新一同様幼児化した灰原哀です。

阿笠博士が作ってくれる便利メカを使って、コナンは事件を解決します…。

…アメリカ、マサチューセッツ州。

10歳の少年ヒロキ・サワダは天才でした。この年齢でマサチューセッツ工科大学の大学院生です。

ヒロキは皮膚や血液のデータからその人間の先祖を突き止めることもできる『DNA探査プログラム』を開発しました。

現在は、1年で人間の5歳分成長するという人工頭脳の開発を手がけています。

ヒロキをバックアップしているのは、IT産業界の帝王、シンドラー・カンパニーのトマス・シンドラー社長でした。

ヒロキの両親は2年前に離婚してヒロキは父と別れ、教育熱心な母とアメリカに移住しましたが、間もなく母が病死しました。

身寄りがなくなったヒロキの親代わりとして、シンドラーが面倒を見ています。

人工頭脳『ノアズ・アーク(旧約聖書に出てくる『ノアの方舟』のこと)』は、人類史上最大の発明になると言われ、ヒロキは厳重なセキュリティの中に置かれています。

『ノアズ・アーク』を完成させたヒロキは、エンターキーを押してプログラムを一般回線に流しました。その後、ヒロキは投身自殺をします。

…2年後。東京都米花市、米花シティホール。

そこでは今度新たにできるバーチャルリアリティ(仮想現実)のゲーム機『コクーン』のお披露目パーティーと、試作品の体験会が開かれていました。シンドラー・カンパニーが手掛けたもので、会場にはシンドラー社長も出席しています。

『コクーン』を試せるのは、いずれも政財界の要人の子どもたちばかりです。

そのゲームのシナリオを書いたのは、工藤新一の父であり、世界に名を響かせる推理小説家・工藤優作でした。また阿笠博士もゲームの製作に関わっており、アメリカに行っていた関係で招待されています。

コナンたちは、蘭の親友・園子が招待されたのにくっついてパーティーに参加しました。

パーティーに参加している子どもたちはトップクラスの人たちの二世ということもあり、わがままな子たちが揃っています。特に狂言師の息子・菊川清一郎、警視庁副総監の孫・諸星秀樹、政治家の息子・滝沢進也、財閥銀行頭取の孫・江守晃は、会場内で勝手にサッカーを始め、周囲の迷惑などおかまいなしです。

サッカーをしていた時、江守と諸星がサッカーボールを彫刻に当てて、ナイフを落としてしまいますが、元に戻します。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「名探偵コナンベイカー街(ストリート)の亡霊」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×