「名探偵コナン天空の難破船ロストシップ」のネタバレあらすじと結末の感想

名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)の紹介:2010年公開の日本アニメーション映画。劇場版『名探偵コナン』シリーズの第14作目にあたる。人気キャラクターの怪盗キッドが登場し、巨大飛行船を舞台に、コナンと空中で壮絶な頭脳戦を繰り広げる。

予告動画

名探偵コナン天空の難破船ロストシップの主な出演者

江戸川コナン(高山みなみ)、毛利蘭(山崎和佳奈)、毛利小五郎(神谷明)、工藤新一(山口勝平)、鈴木園子(松井菜桜子)、阿笠博士(緒方賢一)、灰原哀(林原めぐみ)、吉田歩美(岩居由希子)、円谷光彦(大谷育江)、小嶋元太(高木渉)、目暮十三(茶風林)、白鳥任三郎(井上和彦)、佐藤美和子(湯屋敦子)、高木刑事(高木渉)、鈴木次郎吉(永井一郎)、中森銀三(石塚運昇)、怪盗キッド(山口勝平)、藤岡隆道(野田圭一)、赤いシャム猫・リーダー(大友龍三郎)

名探偵コナン天空の難破船ロストシップのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①国立東京微生物研究所から赤いシャム猫を名乗る一味に殺人バクテリアが盗まれ、爆破された。犯人一味はテロを予告する。次郎吉はキッドに挑戦状を叩きつけ、飛行船ベル・ツリーⅠ号を飛ばす。 ②飛行船内で殺人バクテリアが撒かれ、感染者が出た。犯行声明が流れたので近畿圏は西へ逃げようとする人でパニックに。 ③殺人バクテリアは盗まれず。感染ではなく漆によるかぶれだった。犯人たちの目当ては奈良の仏像。コナンが犯人を捕らえた。

【起】- 名探偵コナン天空の難破船ロストシップのあらすじ1

東京都米花市に住む高校生探偵・工藤新一は、幼馴染みで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行った際に、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃します。
取引を見るのに夢中になっていた新一は、背後から近づいてきたもう1人の仲間に捕らえられ、毒薬を飲まされました。
ところが目が覚めると、小学生並みに身体が縮んでしまっていました。毒薬の副作用です。
「工藤新一が生きているとばれたら、また命を狙われ、周囲の人間にも危害が及ぶ」という阿笠博士の助言で、新一は正体を隠すことにし、江戸川コナンと名乗りました。そして情報を掴むために、蘭の家に転がり込みます。
蘭の父は探偵・毛利小五郎でした。ここぞというところで小五郎になりかわるコナンのおかげで、小五郎は名探偵と呼ばれます。
コナンは小学校に通い、クラスメートの歩美や元太、光彦に少年探偵団を結成させられました。
コナンの正体が新一だと知る者は、阿笠博士、新一の両親、怪盗キッド、大阪の高校生探偵・服部平次と、悪の組織の元一味で抜け出そうとして薬を飲み、新一同様幼児化した灰原哀です。
阿笠博士が作ってくれる便利メカを使って、コナンは事件を解決します…。
…東京都西多摩市にある国立東京微生物研究所が、7人組の武装グループに襲撃されました。武装グループは研究所に保管されていた、感染すると致死率80%以上もの細菌を奪った後、研究所を爆破して逃亡します。
爆発の規模が大きかったため、細菌は全て燃え、研究所からの細菌漏れはありません。但し奪った細菌を使ってのバイオテロの可能性は十分に考えられました。
警視庁に対策本部が置かれ会議をしている最中に、インターネットで犯行声明が流れます。小田切警視長は報道管制を敷こうとしていましたが、犯行声明が流れたことで、それも無効になりました。
知らせを受け、その動画を再生してみると〝我々『赤いシャム猫』は、国立東京微生物研究所を襲撃し、殺人バクテリアを手に入れた。七日以内に次の行動を起こす。心して待て〟という文面が出てきました。
赤いシャム猫というのは、10年前になくなったはずの組織でした。本来の目的は財閥系をターゲットに活動していたテロ組織です。
翌日の報道は、この細菌をこぞって取り上げました。新聞の第一面には「レベル4の細菌」と記され、テレビニュースでは「感染すると赤い発疹とかゆみが出て、全身が衰弱してやがて死に至る」と言われます。
主に飛沫(咳やくしゃみ)感染し、特に小さな子どもは感染しやすいそうです。
ニュースを聞いていたコナンは、細菌を奪うだけならば持ち去るだけでいいのに、なぜ研究所を爆破したのか不思議に思います。
同じ日の朝、蘭の親友・鈴木園子の父親の従兄弟で鈴木財閥の相談役・鈴木次郎吉は、朝刊の第一面を見て怒っていました。というのも、同じ日に次郎吉は怪盗キッドに向けて、新聞を使って挑戦状を叩きつけたものの、細菌のニュースですっかりかすんでしまったからです。

【承】- 名探偵コナン天空の難破船ロストシップのあらすじ2

次郎吉は巨大飛行船『ベル・ツリーⅠ世号』を東京-大阪間で飛ばし、そこにレディー・スカイという宝石を乗せ「盗んでみろ」と予告していました。
次郎吉の広告はかすみましたが、後日、怪盗キッドから返事がきます。キッドからは「大阪上空に入ってからいただきにまいります」という返事でした。
そして…赤いシャム猫が予告した「7日目」の期限がちょうど、飛行船を飛ばす日と重なっていました。その日まで何も起こらず、コナンは嫌な予感がします。
小五郎、蘭、コナン、少年探偵団、灰原、阿笠らも招待されて、飛行船に乗りました。怪盗キッド専任の中森警部も乗船します。
飛行船を見上げながら、蘭は園子に昔、新一が飛行船をUFOと早とちりした思い出を話しました。それをこっそり聞いている者がいます。
飛行船は全長246m、最大直径42.2mの巨大なもので、ヘリウムガスで飛びます。
スカイデッキには空が見え、その奥にラピスラズリでできた宝石『レディ・スカイ』が陳列されています。
今回は怪盗キッド対策にいろんな仕掛けを次郎吉は施していました。コナンたちは見せてもらいます。
ところで蘭の持つバンソウコウに、園子がこっそり「新一LOVE」の小さなイタズラ書きをしていました。蘭はそれを知らず、乗船しようとした時に転びそうになり、助けてもらって代わりに肘を負傷した乗務員に渡していました。
入れ違いになった別の顔の乗務員が同じバンソウコウを貼っているのを見とがめた蘭が、乗務員が怪盗キッドの変装だと見破ります。
とぼけた怪盗キッドですが、新一と顔が似ているのを利用して、新一になりきってやりすごそうとしました。盗み聞きしていた、飛行船とUFOを見間違えたエピソードを出して、蘭を信用させます。
新一と怪盗キッドが同一人物と思い込んだ蘭は、それを誰かに言うべきかどうか、ひそかに悩みました。
ところで飛行船には、遊覧飛行の独占取材のテレビクルーが入っていました。ルポライターの藤岡隆道、日売テレビのディレクター・水川正輝、レポーター・西谷かすみ、カメラマン・石本順平です。
乗船後、ウエイトレスの女性が喫煙室で休憩しますが、そのソファの下には例の細菌の入ったアンプルが落ちていました。
小五郎はビールを飲んで眠り、ルポライターの藤岡が、空手の関東大会チャンピオンの蘭の腕を触ります。
しばらくして、赤いシャム猫から非通知で電話がかかってきました。飛行船の中に殺人バクテリアを撒いたこと、信じられないならば喫煙室のソファの下を見ろと言います。
次郎吉が警視庁に問い合わせると、アンプルの形が一致しました。その直後、藤岡が感染し、赤い発疹が出ます。藤岡はパニックになったので蘭が気絶させましたが、続けて喫煙室で休憩したウエイトレスの女性も感染し、赤い発疹が出て気を失いました。
感染したと思われる2名を無人の医務室に隔離し、喫煙室は閉鎖しようとします。

【転】- 名探偵コナン天空の難破船ロストシップのあらすじ3

コナンは、先のウエイトレスが元太に向けてくしゃみをしていたのを思い出し、元太の様子を見に行きました。
元太たち3人は飛行船内部の探検をしていました。元太は元気でしたが、連れて帰ろうとする時に、コナンは怪しい男を見つけます。
その怪しい人影はヘリで降りて来た武装グループを招き入れ、あっという間に飛行船を占拠しました。乗客にダイニングへ集まるよう指示します。
コナンと少年探偵団の3人の子どもたちは隠れました。灰原哀のみが阿笠博士といっしょにいます。コナンは灰原とバッジでひそかに連絡を取りました。
飛行船を制圧した一味は赤いシャム猫と名乗り、次郎吉に恨みがあると言います。かつて赤いシャム猫は財閥系をターゲットにしていたので、不自然ではありません。
コナンたちは飛行船に仕掛けられた4つの爆弾を探しました。元太たちも探し、見つけたらコナンが爆弾を解除します。
作業をしながら、コナンはなぜ爆弾と細菌の両方を使う必要があるのか考えていました。
ディレクターの水川も感染し、リーダーが気絶させて喫煙室へ放り込めと指示します。
その際にレポーターの西川かすみが、子どもの数が少ないことを呟き、それがリーダーに聞かれました。
灰原がバッジで連絡を取っているところをみつかり、コナンたちは捕まって、コナンは飛行船の窓から突き落とされます。
それを追って客室乗務員に化けていた怪盗キッドがハングライダーでコナンを助けましたが、ハングライダーは上昇気流がないと上昇できないので、2人は愛知県佐久島に降り立ちます。
コナンは大阪の高校生探偵・服部に飛行船に細菌が詰まれているという連絡を取った後、警視庁のヘリが西へ向かっているのを見て、新一の声で目暮警部に電話します。
そしてヘリに乗せてもらうことにしました。怪盗キッドを新一に見せかけて、コナンはヘリに乗せてもらいます。
ヘリにいたのは高木刑事と佐藤刑事でしたが、飛行船上空にさしかかったところで新一の筈のキッドがハングライダーでコナンと降りて行くのを見て、「工藤新一はキッドだったのか」と混乱しました。
その頃、飛行船内では乗客を人質に取って次郎吉に展示物を開けさせ、宝石をリーダーが手に入れています。
怪盗キッドはコナンに不要になった次郎吉の指紋シールをプレゼントし、藤岡に蘭が両腕を掴まれていたことを話しました。
コナンは再び船内に戻り爆発物を探しますが、2つしか見つかりません。犯人グループがネットで犯行予告をしたために、細菌を恐れて西へ逃げようとする人が続出し、大阪がパニックになっていると服部からの電話でコナンは知ります。
犯人一味がスカイデッキで発煙筒を焚いたため、飛行船から白い煙が出ました。いかにも細菌をばらまいている感じに見えます。
その際にふとコナンは気づきました。パニックを起こしている最中こそが、盗難のチャンスではないかと思ったのです。コナンは服部に電話して、ある仮説を話しました。

【結】- 名探偵コナン天空の難破船ロストシップのあらすじ4

キッドとコナンは別れ、コナンが飛行船内を見ると、藤岡に掴まれた蘭の両腕が赤くなっており、隔離されます。
その際コナンはリーダーの爪の先が黒ずんでいることに気づきました。
服部は奈良県の豪福寺に行きました。住職たちが避難した後、仏像を運び出している犯人グループを逮捕します。
飛行船は陽動作戦で、それをおとりにして仏像を盗みだすのが本当の狙いでした。
コナンは飛行船内にいる手下たちをおびき寄せ、ひとりずつ片付けます。次郎吉から見せてもらっていた怪盗キッド用の特殊装置が役に立ちました。
最後にやってきたリーダーの銃弾が頬をかすめますが、サッカーボールで倒します。キッドは戦士の勲章と称し、蘭からもらったバンソウコウをコナンの頬に貼りました(2枚もらっていた)。
リーダーが持つアンプルを奪って交渉しますが、リーダーはひるみません。それでコナンは細菌ではないと確信しました。
警視庁はその頃、捕まえた仏像犯人たちが海外で傭兵経験のある人たちだと割り出します。つまり赤いシャム猫とは関係がなく、仏像めあての犯行でした。
犯人はそもそも細菌を盗んでいなかったのです。研究所を爆破して「盗んだかもしれない」可能性を示すことが目的でした。
赤い発疹が出たのは、漆(うるし)によるかぶれでした。
最初に感染した藤岡が、本当のリーダーでした(途中で乗り込んできたリーダーは爪が黒ずんでいたことから漆職人で漆への耐性があった)。隔離されたことで犯人グループと連絡が取りやすくなっていました。
飛行船の上でコナンと対峙した藤岡は、金(かね)よりも仏像の方が捌きやすく安全で、すでに買い手がついていたと言います。
小五郎は藤岡がビールに入れた睡眠薬でずっと眠らされていました。
またテレビ局のレポーター・西山かすみとカメラマン・石本順平も一味でした。彼らは飛行船の中の人質をポールに拘束します。
藤岡は飛行船を低空飛行させており、宝石を持って橋の近くに停泊させたクルーザーで逃げ、飛行船は逃げた後にキャビンに仕掛けた2つの爆弾で爆破する予定でした。
コナンは考えて、サッカーボールにヘリウムガスを詰めてバランスを崩させて、藤岡を飛行船から落とします。また船内では急な揺れで一味の2人が壁に激突して気絶し、繋がれた人質たちは無事でした。
コナンは服部に、海上保安庁に連絡して藤岡を捕まえるよう指示します。その横で佐藤刑事が服部に「新一君って怪盗キッドなの?」と質問しました。
事件は解決します。キッドが登場して宝石を取り、蘭のロープを外しました。
蘭はキッドが新一と思い込んでおり、自首を勧めます。
キッドは、欲しいものをくれるならと言って、蘭にキスしようとしました…。
(エンド後)キッドが新一ではないと蘭に見抜かれる。キッドが尻を触ろうとしていたから(尻触りは阻止された)。キッドは蘭の指に宝石を返して去る。
コナンが何されたのか聞くが、蘭は「新一がやらないようなこと」と答えて具体的なことは言わない。コナンの頬のバンソウコウを見て赤面する蘭。結局コナンは蘭が何をされたか知らないまま。

みんなの感想

ライターの感想

バイオテロ、飛行船、宝石…なんか、いろんな要素てんこもり。そういうわけで、ストーリーも早め。
けっこう娯楽性もあって私個人は好きなのだが、犯行の動機や犯人のことを考えると、あまりにもアバウトというか雑というか…。
パニックがどう収束されたのかも描かれず、微妙…リアリティは、ないな(笑)。
  • Miyu×2さんの感想

    コナンとキッドの共同ストーリー第二弾。今回はとにかく二人の掛け合いが面白くてカワイイ。蘭にちょっかいを出すキッドもなかなか面白い(笑)。少年探偵団の活躍ぶりやアクションはもちろんだけど、コミカルなキッドとコナンを見たい方はすごくオススメです。

  • しゅうさんの感想

    面白かった

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