映画:名探偵コナン22ゼロの執行人

「名探偵コナン22ゼロの執行人」のネタバレあらすじと結末

名探偵コナン ゼロの執行人の紹介:2018年4月13日公開の日本アニメーション映画。青山剛昌の大人気コミックを原作に、少年探偵・江戸川コナンの活躍を描く劇場版アニメシリーズ第22作。私立探偵であり、黒ずくめの組織のメンバーであり、公安警察官という3つの顔を持つ男、安室透が、サミットの開催が予定されている会場で起きた爆破事件の鍵を握る重要なキャラクターとして登場し、コナンと対決する。

あらすじ動画

名探偵コナン22ゼロの執行人の主な出演者

江戸川コナン(高山みなみ)、毛利蘭(山崎和佳奈)、毛利小五郎(小山力也)、阿笠博士(緒方賢一)、吉田歩美(岩居由希子)、小嶋元太(高木渉)、円谷光彦(大谷育江)、灰原哀(林原めぐみ)、安室透〔降谷零/バーボン〕(古谷徹)、風見裕也(飛田展男)、橘境子(上戸彩)、岩井紗世子(冨永みーな)、日下部誠(川島得愛)、羽場二三一(博多大吉)

名探偵コナン22ゼロの執行人のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①東京サミット開催予定会場が爆破され、小五郎が容疑者として逮捕された。小五郎の容疑を晴らすためコナンは動く。東京サミット当日、都内の電化製品が暴発する事故が相次ぎIoTテロと判明、小五郎の容疑は晴れるが、同日に帰還予定だった無人探査機「はくちょう」のサンプルカプセルがハッキングされ、警視庁に落ちそうになる。 ②1年前に自身の協力者・羽場を自殺に追いやられたことで、公安警察に恨みを持つ日下部検事が真犯人。羽場は死んでおらず公安の手で保護されていた。安室とコナンは協力してカプセルの軌道を変え、事件を解決した。

【起】- 名探偵コナン22ゼロの執行人のあらすじ1

名探偵コナン22ゼロの執行人のシーン1 東京都米花市に住む高校生探偵・工藤新一は、幼馴染みで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行った際に、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃します。
取引を見るのに夢中になっていた新一は、背後から近づいてきたもう1人の仲間に捕らえられ、毒薬を飲まされました。
ところが目が覚めると、小学生並みに身体が縮んでしまっていました。毒薬の副作用です。
「工藤新一が生きているとばれたら、また命を狙われ、周囲の人間にも危害が及ぶ」という阿笠博士の助言で、新一は正体を隠すことにし、江戸川コナンと名乗りました。そして情報を掴むために、蘭の家に転がり込みます。

蘭の父は探偵・毛利小五郎でした。ここぞというところで小五郎になりかわるコナンのおかげで、小五郎は名探偵と呼ばれます。
コナンは小学校に通い、クラスメートの歩美や元太、光彦に少年探偵団を結成させられました。

コナンの正体が新一だと知る者は、阿笠博士、新一の両親、怪盗キッド、大阪の高校生探偵・服部平次と、悪の組織の元一味で抜け出そうとして薬を飲み、新一同様幼児化した灰原哀です。
阿笠博士が作ってくれる便利メカを使って、コナンは事件を解決します。

謎に包まれた黒ずくめの組織の一員、バーボンこと安室透の正体は、公安警察を指揮する警察庁警備局の秘密機関〝ゼロ〟に所属する警察官でした。
それをカモフラージュするために、安室は毛利探偵の見習いをしながら、喫茶『ポアロ』で働いている、とにかく謎の多い男性です…。


…阿笠博士が、独自のドローンを作りました。
衛星通信を使い、高度1万メートルを30分間飛行できるカメラ搭載のものです。
「エベレストに登らなくても、登った気になれる」というのが、阿笠博士の動機でした。
しかしドローンのリモコン操作には「方向」「速度」「カメラ」3つの操作を同時に行なわなくてはならず、操作が難しいので、作った阿笠博士は苦心します。


東京都では5月1日開催の東京サミットに向けて、サミット会場の点検が行なわれていました。
施設に立ち入り、設備を見ている公安警察のなかのひとり、安室透は何かに気付きます。
直後、国際会議場が爆発しました…。

国際会議場での爆破で、警察官が死傷しました。
現場には爆発物がなく、ガスが検出したことから、警視庁では当初「ガス漏れによる事故」と片付けようとします。
日にちも関係していました。もしテロならば、サミット当日に行なわなければ意味がありません。

異を唱えたのは、警視庁公安部所属の警部補・風見裕也でした。
現場のガス栓はネット上からガスの開閉が可能であったことを指摘します。
風見は、高圧ケーブルの格納扉の一部に、焼きついた指紋が見つかったことを告げました。
その指紋が私立探偵・毛利小五郎のものと一致したことを風見が告げると、警視庁は騒然となります。

裏では降谷(安室)が風見に、「2291を投入せよ」と指示していました。
(注:2291については後述)

現場から指紋が発見された事実を受け、小五郎宅に家宅捜索の手が入りました。
コナンのスマホがその時、少しの間ですが紛失し、すぐに見つかります(伏線)。
小五郎のパソコンからサミットの予定表や現場の見取り図が見つかったことで、容疑が濃厚になりました。
機械音痴の小五郎は身の潔白を訴え、任意同行を拒否しますが、その時に風見の手を振り払ったため、公務執行妨害で連行されます。
蘭は動転し、新一に電話をかけました。コナンは変声器で応対し、自分も捜査で動くと慰めます。

連行される小五郎を見たコナンは、喫茶ポアロの安室が公安警察官だと知っているので、詰問しました。
しかし安室はとぼけるばかりで、コナンを相手にしません。
それを見たコナンは、今回の安室は味方ではなく、敵かもしれないと警戒します…。

【承】- 名探偵コナン22ゼロの執行人のあらすじ2

名探偵コナン22ゼロの執行人のシーン2 小五郎の弁護をしてくれと、別居する母・妃英理のところへ蘭が駆け込みました。
ところが英理は拒否しました。肉親の弁護は不利に働くからです。
揉める蘭と英理のところへ、小五郎の弁護を名乗り出る者が現れました。
ケー弁の橘境子という若い女性です。
ケー弁とは、事務所を持たずに電話ひとつで仕事を取っている人のことです。
公安に関する事件の弁護を扱っているという境子に、蘭と英理は依頼しました。


阿笠側では、ドローンの操縦が難しいためにリモコンを3つに分けて操作するよう、改良します。
おもちゃのようなドローンの操縦に、吉田歩美、小嶋元太、円谷光彦は夢中になりました。
上達の早い小学生なので、あっという間に操縦が上手になります。

灰原哀は、阿笠博士の作ったドローンを上空に飛ばし、現場を撮影しました。
現場に飛散したかけらを繋ぎあわせ、爆発物を突き止めます。
施設内にある飲食ブースの厨房にある、IoTの圧力ポットが火元でした。
IoTとは、ネットで遠隔操作ができる電化製品のことです。
目黒警部に捜査内容を尋ねていたコナンは、風見を見つけ、さりげなく衣服に盗聴器を仕込みました。


弁護を引き受けた境子は、今回の事件を日下部誠検事が担当すると知ります。
日下部は上司である総括検事・岩井紗世子に「小五郎を早く裁判にかけろ」と発破をかけられます。
日下部自身は、小五郎に動機がないことや、容疑が固まっていないことなどを挙げますが、紗世子は苛立ち、命令します。

境子が持ちこんだ、公安の現場証拠写真の中には、黒いガラスのかけらがありました。
コナンはその写真を見て、既視感を覚えます。
その時、英理の弁護士事務所に、小五郎の公判前整理手続の書類が届きました。刑事裁判が行なわれることを意味します。


東京地方裁判所。
公判前整理手続のために裁判所を訪れたコナンは、風見につけた盗聴器が反応していると知り、近くに風見がいると分かります。
盗聴器からは、小用に立った境子の声も聞こえました。
これは単なる偶然ではないと、コナンは感じます。

さらに盗聴器で警視庁の捜査会議を聞いたコナンは、爆破テロに「Nor(ノーア)」と呼ばれる不正アクセスソフトが使用された事実を知りました。
小五郎のパソコンが遠隔操作されて使用された可能性も高く、追跡すれば真犯人を突き止めることも可能です。しかしこの手のものは、特定に時間がかかります。

コナンが考えていると、安室が現れました。さらに会議を抜けた風見もやってきます。
風見を見た安室は、コナンが風見に仕掛けた盗聴器を見つけ、「よくそれで公安が務まるな」と言って去りました。
盗聴器を仕掛けたのが、目の前にいる少年・コナンだと知った風見は動転しながらも、「君の言う安室という男は、去年拘置所で男を自殺に追いやった人殺しだ」と言います。
言った後、子どもに言う内容ではなかったと我に返った風見は、コナンに対して「君は不思議な子どもだ」と付け足しました。

【転】- 名探偵コナン22ゼロの執行人のあらすじ3

名探偵コナン22ゼロの執行人のシーン3 東京サミット当日。
都内の各家庭で電化製品が次々に発火するという、不可解な事件が多発します。
パソコンや電気ポットが暴発すると聞いて、コナンは「一連の事件が真犯人によるIoTテロで、テロの最初があの国際会議場の爆破だった」と気づきました。
コナンはスマホで哀に連絡を取りますが、それを安室が盗聴します。
(注:序盤でコナンのスマホが少しの間、なくなったのは、その間に安室がスマホに盗聴アプリを入れたため。劇の中盤でも「コナンのスマホ電池の減りが速い」と示唆されている)
安室はその通話で、IoTテロを知りました。
コナンは目黒警部にも連絡を取り、ネット接続を切れば暴走を止められるとアドバイスします。


今日の事件で、収監されていた小五郎の容疑は晴れたと、コナンは思います。
しかし弁護士の境子は「日時を指定して予約すれば、犯行は可能だ」と指摘しました。
境子の言い分が正しいと分かりながらも、小五郎の弁護士の境子が、やたら小五郎を有罪にしたがる様子に、コナンは違和感を覚えます。
コナンの見立て通り、小五郎のパソコンは不正アクセスの中継点に使われただけに過ぎず、事件時のアクセスポイントにいることは不可能だったとして、小五郎の釈放が決まりました。
しかしまだ、事件は終わっていないとコナンは思います。

コナンは英理の事務員・栗山緑に頼み、弁護士の境子について調べてもらっていました。
境子が扱った過去の事件に、気になるものを見つけます。
それはゲーム会社に侵入し、パソコンデータを盗もうとしていた羽場二三一(はば ふみかず)の事件でした。
羽場は送検された後、自殺しています。それが1年前でした。
安室が関わって自殺に追いやった人物が、羽場ではないかとコナンは考えます。

境子の扱った事件を見ている最中に、当人の境子が戻ってきました。
境子は羽場のことを話します。

…羽場と境子は、元同僚で恋人同士でした。
羽場は正義感が強い男で、裁判官になりたい夢を持っていました。
4年前、裁判官不適格だとみなされたことで教官とトラブルを起こし、弁護士になる道も絶たれます。
羽場は境子の弁護士事務所で、事務員の仕事をしました。
その矢先に事件で逮捕され、公安警察の取り調べを受けている最中に自殺しました…。


話を聞きながらコナンは、あることに思い至ります。
東京サミットの開催日と、無人探査機「はくちょう」が火星から帰還する日が同日(5月1日)なのです。
IoTテロの真の狙いが、「はくちょう」のハッキングではないかと気付いたコナンは、「はくちょう」の不正アクセス事件についての詳細を送ってくれと緑に言い置き、警視庁へ急ぎました。
コナンのスマホを盗聴した安室が合流し、コナンは安室が盗聴していたことを知ります。


警視庁に到着したコナンと安室は、「はくちょう」に不正アクセスしている日下部検事を取り押さえました。
IoTテロ事件の犯人は、日下部です。

コナンが真相に辿り着いたのは、証拠物件の写真からでした。
哀の協力でコナンは火元の存在を知りましたが、当初、警視庁は「ガス漏れによる事故」とみなしていたはずなのです。
ところが日下部が提出した証拠写真には、爆破に関与する黒いガラス片が提出されていました。犯人しかしりえない情報です。

【結】- 名探偵コナン22ゼロの執行人のあらすじ4

名探偵コナン22ゼロの執行人のシーン2 日下部の動機は、公安警察を失墜するということでした。
1年前、自身の協力者であった羽場を公安警察に殺されたことで、日下部は恨みを持つようになっていました。
「はくちょう」を警視庁の真上に落とすことで、公安警察を失墜させるつもりです。

警視庁では停電が起き、目黒警部がみんなを避難させていました。
小五郎釈放のため警視庁を訪れた蘭も、そこにいます。

かたくなにロック解除のパスワードを口にしない日下部に、コナンはスマホを見せます。
そこには、警視庁の屋上にいる羽場のライブ映像がありました。
1年前に死んだはずの羽場が生きていると知り、日下部は驚きます。


…実は安室の配慮で、羽場は死んだことにされていました。
公安警察が羽場の身柄を保護するためです。
羽場を保護するための措置だったので、本当にごく一部の者しか知らされておらず、当然、日下部や恋人である境子たちも、知らされていなかったのです…。


羽場の生存を知った日下部はパスワードを教え、「はくちょう」の起動を修正して警視庁に当たらないようにします。
ところがちょうどブラックアウトという、プラズマが邪魔して軌道変更ができない時間帯でした。

日下部は羽場を助けるために警視庁の屋上へ行きますが、そこに羽場の姿はありません。
羽場は安全な場所に保護されており、合成映像で日下部に語りかけていただけでした。

このままだと警視庁に「はくちょう」が墜落すると思ったコナンと安室は、太平洋まで軌道を変更する作戦を考えます。
阿笠博士の作ったドローンで爆薬を運び、「はくちょう」のカプセルの近くで爆発させました。
軌道が変わったカプセルの一部は、このままだと東京サミットの会場にある、エッジ・オブ・オーシャンに墜落してしまいます。
そこは都民が避難している場所でした。蘭たちも避難しています。

コナンは安室と車で移動をします。
建築中のビルを使い、その駐車場から車ごと勢いをつけて、コナンがカプセルの軌道を変える計画でした。
カウントダウンを待つあいだ、コナンは安室に恋人がいるか質問すると、安室は「僕の恋人は、この国さ」と答えました。
ビルを加速しつつ車でのぼっていった安室は、車ごとダイビングします。
コナンが巨大化するサッカーボールを蹴って当て、カプセルは軌道を変えて太平洋に落ちました。
安室がコナンを抱え、発砲してビルの窓ガラスを破り、そこへ入りこみ落下を防ぎます。


安室(降谷)の部下の風見や境子も、羽場の生存を知らされました。
境子は風見の協力者で、恋人である羽場を死に追いやられたことで、警察を憎んでいました。そのために小五郎を有罪にしようと考えていたのです。
「2291を投入する」という暗号の「2291」とは、境子のことでした。
風見は境子に羽場の連絡先を教えようとしますが、境子はこれ以上自分の人生を公安に振り回されるのを嫌い、メモをはねつけます。

すべての謎が解けた後、コナンは安室に、なぜ小五郎を巻き込んだのかと質問しました。
安室は「小五郎を巻き込めば、コナンを自分の協力者にできるから」と答えます。
その答えを聞いたコナンは、苦笑しました。

(エンド後)
日下部が真犯人であることが明らかになるが、動機から「公安絡み」の事件はすべて伏せられる。
「はくちょう」のカプセルが見つかり、後日サンプルは無事に回収された。
軌道を変えるためとはいえ、ドローンを失った阿笠博士は少し落ち込む。

怪盗キッドが次の作品に登場することを示唆する、簡単な予告。

みんなの感想

ライターの感想

これでまた一段と、安室人気が高まるんだろうなあ…(笑)。
最後に車で2人でビルをのぼるとき、安室の名セリフ「僕の恋人は、この国さ」…くー、キザ。
今回は「ドローン」「爆破事件」「IoT」「1年前の羽場の自殺(公安の協力者)」「警察と検察の確執」などと、いろんなものを詰め込んでいる。
…これ、子どもはすでに内容、ついていけないよね。
ド派手なので面白いんだけど、ストーリーは難解、その割に動機はつまるところ私怨…えーーっ。
警察公安と検察公安にそれぞれ協力者がいるっていうのは、初めて知った。

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