映画:君の膵臓を食べたい(2018)

「君の膵臓を食べたい(2018)」のネタバレあらすじと結末

君の膵臓を食べたい(2018)の紹介:2018年公開。住野よる著の小説「君の膵臓を食べたい」の2度目の映画化作品であり、初の劇場用長編アニメーション作品でもある。本作のアニメーション映画化の計画は原作小説単行本発売前から指導しており、アニプレックスのプロデューサーが双葉社から送られてきたサンプル版の書籍を読んで、すぐにアニメ映画化を決定した。監督・脚本は牛嶋新一朗。また、原作者の住野よるも脚本に参加しており、牛嶋との共同クレジットとなっている。

あらすじ動画

君の膵臓を食べたい(2018)の主な出演者

志賀春樹(高杉真宙)、山内桜良(Lynn)、恭子(藤井ゆきよ)、隆弘(内田雄馬)、ガム君(福島潤)

君の膵臓を食べたい(2018)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 君の膵臓を食べたい(2018)のあらすじ1

君の膵臓を食べたい(2018)のシーン1 雨の降る中。とある式場で通夜が執り行われていました。祭壇に置かれた遺影の中で微笑む少女。そして彼女と同じ制服を着た女子高生たちが泣いています。亡くなった山内桜良の親友、恭子は悲しみのあまり泣き崩れていました。同じころ、志賀春樹は自分の家の自室に閉じこもっていました。彼のケータイのメールには山内桜良宛てのメールの送信履歴が残っています。彼女がそのメールを読むことができたのか。春樹にはわかりませんでした。

体調を崩して入院していた春樹は、最近退院しました。それでも経過を診るためにこの大きな総合病院に通っていました。いつもと同じように診察を終えロビーで会計を待っていると、ソファーの傍に一冊の文庫本が落ちているのに気づきました。本が好きで高校では図書委員をやっている春樹は、なんとなくそれを拾ってみると、カバーには「共病文庫」と書いてありました。明らかに手書きで書いてあるそのタイトルに引かれ、思わず開いてしまいました。それは、自分で手書きで文庫本にするようなもので、途中まで手書きで書かれていました。その中には、その本の持ち主が膵臓に病気を患っていること、それはもう治ることはないということ、余命が僅かであるということが記されていました。予想だにしなかった内容に春樹が固まっていると、突然「見つかっちゃった」という声が聞こえました。驚いて春樹が顔を上げると、そこにはクラスメイトの山内桜良が立っていました。桜良はクラスの人気者で、マドンナ的な存在。さえない春樹とは真逆の存在。きちんと会話をしたこともありませんでした。驚いてなぜここにいるのかと訊ねると、その共病文庫は自分のものだと言います。つまり、桜良は膵臓の病に侵されていて、余命が僅かであるということ。そのようなことは全く知らなかった春樹は、呆然とします。そんな春樹の様子を見て桜良は笑いながら「知られちゃったのならしょうがないな。秘密にしてね」と言いました。桜良は、自分の病気のことはクラスメイトに教えていなかったのでした。

その日以来、桜良は春樹と行動を共にするようになりました。桜良も図書委員に入り、春樹の手伝いをするようになります。常に明るく振る舞う桜良に春樹は「死ぬのは怖くないの」と聞きます。桜良は「どうしたって死んじゃうんだから、楽しまないとッもったいないでしょ」と言いました。そして、最近起きた通り魔事件を例に出し、「いつ死ぬのかわからないんだから。私は死ぬってわかってるんだよ」変わらない笑顔で言います。すごい人だな、と春樹が関心していると、桜良は「私が死ぬまでにしたいことに付き合わせてあげる」と言いました。

【承】- 君の膵臓を食べたい(2018)のあらすじ2

君の膵臓を食べたい(2018)のシーン2 桜良が作成した「やりたいことリスト」。春樹は桜良がこれをやっていくのに付き合うことになりました。スイーツ食べ放題の店に連れていかれ、スイーツを満足そうに食べる桜良を見たかと思えば、別の日には焼き肉屋でホルモンを食べる桜良を見る。「ホルモンが食べたい女子高生なんて聞いたことがない」と春樹が言うと、桜良は「自分の悪いところと同じ部位を食べるとそこが良くなるんだって」と言いました。つまり膵臓を食べれば自分の膵臓も良くなるのではないかというわけです。桜良は笑いながら「君の膵臓を食べたい」と言いました。

そんな日々が続いていたある日、春樹がいつもと同じように登校すると、何やらクラス中から冷たい視線が集まっていることに気が付きます。桜良と一緒にいるところを目撃されてしまったからでした。恭子は桜良に「なんでアイツなの?桜良なら男選び放題なのに」と言いますが、桜良は笑ったままです。

やりたいことリストの一つ、博多に旅行に行きたいという桜良に付き添いで博多に行き、旅行を楽しんでいた春樹でしたが、ホテルの部屋の予約の手違いにより、二人は同じ部屋に泊まることになってしまいました。ホテル側の気遣いでグレードの高い大きな部屋に泊まることになった二人。春樹はふとしたタイミングで、桜良のポーチに大量の薬が入っているのを目撃してしまいました。冷静になって考えた春樹は、常に明るく振る舞っている桜良も、実は死を怖がっているのだということに気づきました。春樹は桜良に次は冬に旅行に行こうと約束しました。

【転】- 君の膵臓を食べたい(2018)のあらすじ3

君の膵臓を食べたい(2018)のシーン3 雨の降るある夜、桜良は自分の好きな本「星の王子さま」を貸してあげるからと、春樹を家に呼び出しました。家には両親はおらず、桜良の家で二人きりでした。春樹を呼び出しておいて自分でゲームばかりやっている桜良を見かねて春樹が帰ろうと立ち上がると、桜良は春樹に抱き着き、顔を近づけました。いつもとは違う真剣な表情。一瞬間が開いた後、桜良はいつもの笑顔に戻って「冗談」と笑いました。しかし、今度は春樹が桜良を押し倒しました。泣いて嫌がる桜良。春樹は何も言わずに桜良の家から飛び出しました。するとそこにはクラス委員の隆弘が雨の中傘をさして立っていました。そして「桜良とはどういう関係なんだ?」と訊ねてきます。隆弘は桜良と彼氏だった人物。しつこく問いただしてくる隆弘に春樹は「前の彼氏みたいにしつこい人は嫌いだって言ってたよ!」と叫びました。激怒した隆弘は春樹にとびかかります。土砂降りの中取っ組み合いのけんかをする二人に気づいた桜良は家を飛び出し、仲裁した後、春樹の方を庇いました。そしてもう一度家の中に春樹を入れて、「もう少し一緒にいてほしいの」と伝えました。

それ以降も変わらず桜良の「やりたいことリスト」を塗りつぶしていく二人。しかしそんな中、桜良は体調を崩して入院してしまいました。知らせを聞いて慌てて病院に向かうと、桜良は病室で踊っていました。変わらない様子の桜良に春樹はひとまず安心しました。
ベッドの上にトランプを広げて遊ぶ二人。トランプをめくり数字が大きかった方が負けた方に質問をするという遊び。勝った春樹は桜良に「生きるってどういうこと?」と訊ねました。考えた桜良は「誰かと心を通わせること」と言いました。間が開いたあと、二人は無言で抱き合いました。そのまま抱き合っていると、病室に恭子が入ってきました。春樹は慌てて桜良から離れ、病室を飛び出していきました。恭子は桜良に注意しますが、桜良は笑顔を浮かべていました。

ある夜、春樹は桜良の頼みで彼女が病院から抜け出す手助けをしました。桜良は行きたいところがあると、病院から離れた丘の上に春樹を連れていきました。なぜ今日なんだと聞く春樹に桜良は「今日じゃなきゃダメなの」と言います。春樹が理由を訊ねようといた次の瞬間、大きな花火が打ちあがりました。この丘から一番きれいに見えるので、桜良はここへ来たかったのでした。その美しい光景に、二人は何も言わずに抱き合いました。

【結】- 君の膵臓を食べたい(2018)のあらすじ4

君の膵臓を食べたい(2018)のシーン2 春樹は桜良とは前までのように頻繁には会わなくなっていました。それでも、メールのやりとりはしていて、春樹は次第にそのメールが楽しみになってきていました。

桜良が退院した次の日、春樹はカフェで桜良を待っていました。彼女に、カフェで待っているというメールを打ち、最後に書いた「君の爪の垢、煎じて飲みたい」という一文。書いてみましたが、納得のしなかった春樹はそれを消し、代わりに「君の膵臓を食べたい」と打ち、メールを送信しました。

春樹はカフェで桜良をずっと待っていましたが、桜良は来ませんでした。メールの返信も来ないままで、春樹は不思議に思っていました。ついに閉店時間となってしまい、仕方なく店を出て帰宅しました。帰宅した春樹は部屋のテレビをつけました。そこで流れているニュース。通り魔事件が起きたというニュースでした。そして、被害者は女子高生であるというニュース。被害者の名前を見て春樹は呆然としました。桜良は、春樹の待つカフェに向かう途中、通り魔事件に巻き込まれて亡くなったのでした。

葬儀に参列することができなかった春樹は部屋に閉じこもったままでしたが、このままではいけないと思い、意を決して桜良の家に行くことにしました。
桜良の家に着いた春樹。玄関からでてきた桜良の母に、桜良と親しくしていたことを告げ、共病文庫を読ませてほしいとお願いしました。それを聞いた桜良の母は驚きました。桜良は生前、自分が死んだら共病文庫を見せてほしいという男の子がくるかもしれないから、見せてあげてほしいと言っていたといいます。自宅にあげてもらった春樹。共病文庫には、桜良によって春樹と遊んだこと、旅行に出かけたこと、自宅に呼んだことなどが書かれていました。そして、楽しいことだけではなく、死に対する恐怖も。思い出がよみがえった春樹は、自分たちの関係が、友情や恋愛感情などに収まらない特別な関係だったのだと確信しました。そして桜良は文庫に、さまざまな人への手紙をしたためていました。両親や、恭子。そして春樹。春樹への手紙の中には「君の爪の垢、煎じて飲みたい」と書かれていました。驚いた春樹は桜良の携帯を借り確認すると、桜良は春樹からの最後のメールを読んでいました。それが分かった春樹は、我慢できなくなり、「泣いてもいいですか」と言って号泣し始めました。

桜良からの手紙を受け、恭子と友達になろうと思った春樹は、恭子を呼び出し、共病文庫を見せて手紙を読ませました。それでも納得のいかない恭子でしたが、次第に春樹と友人の関係になっていきました。

一年後、春樹と恭子は一緒に桜良の墓参りに訪れていました。

みんなの感想

ライターの感想

予想できない展開を見せるストーリーに、命の大切さを知らされる、良い作品だと感じました。

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