映画:夜のとばりの物語

「夜のとばりの物語」のネタバレあらすじと結末

アニメ映画

夜のとばりの物語の紹介:「キリクと魔女」などで知られるミッシェル・オスロ監督が手がけるアニメーション作品。6つのエピソードが光と影と豊かな色彩によって描かれている。日本公開は2012年。

あらすじ動画

夜のとばりの物語の主な出演者

【日本語吹き替え版キャスト】坂本真綾、逢笠恵祐、金尾哲夫、西島秀俊

夜のとばりの物語のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 夜のとばりの物語のあらすじ1

夜のとばりの物語のシーン1 現代の都会の一角にある小さな映画館で、一組の若い男女と一人の中年男性が、短編作品のアイデアを出し合っています。
彼らは物語と自身が演じる役柄や衣装を決めて、即実演という手法を用いています。

少年が「もし僕が狼男だったら?」と提案すると、中年男性のテオは「悲壮な物語になる」と意見します。
しかし彼は「誰も殺さない」と宣言し、少女は姉妹が恋敵になる設定を付け加えました。
お芝居が始まる前、テオは2人に「用意はいいか?」と確認します。2人は元気よく「いいよ!」と答えて、物語へと暗転していくのでした。

「狼男」
とある王国の王女姉妹は、同じ男性を好きになってしまいます。
騎士ヤンは無実の罪で捕らえられたとき、姉王女に命を救われたことを理由に、彼女に永遠の愛を誓うのでした。
2人はお似合いのカップルとして人々に祝福されますが、妹王女は一人泣き崩れていました。

晴れて婚約を交わした2人でしたが、浮かない顔のヤンに姉王女は理由を尋ねます。
するとヤンは、これまで隠していた秘密を明かすのでした。
実は彼は、月夜の晩になると狼に変身してしまう狼男だったのです。戒めの首飾りを身に着けていないと、永遠に狼の姿のままとなってしまうのでした。
姉王女はにわかに信じられず、変身するところを見たいとせがみます。ヤンは狼の姿になっても愛し続けると約束して、満月の夜に姉王女の前で変身するのでした。

狼となったヤンが森の中へ去って行くと、姉王女は首飾りを井戸に捨てて、ヤンが森の狼に食べられてしまったと言いふらします。
城の者たちは狼退治のため森へ出向き、妹王女も同行しました。途中熊に出くわした彼女は襲われそうになりますが、間一髪のところでヤンに助けられます。

ヤンは妹王女を背中に乗せて、月夜の森や湖を歩きます。
妹王女は狼がヤンであることを知らずに、獄中の彼を救ったのは実は自分なのだと打ち明けます。ヤンが寒さをしのげるように姉が捨てた毛皮を送ったり、宝石を売ったお金で食べ物を買い、こっそり渡していたのです。
そして解放されたヤンは、毛皮の持ち主が姉であったことから、彼女を命の恩人だと勘違いしてしまったのでした。

その後城に戻った妹王女は、こんなに優しい狼が人間を食べるはずがないと、父親に詰め寄ります。
王は姉王女を呼び出し、本当にヤンが狼に食べられたのかを問いただします。狼になったヤンも連れてきており、それを見た姉王女は思わず名前を口に出します。
狼がヤンであることを確信した妹王女は、姉王女を責めます。ところが姉王女は、ヤンを目の前にして「魔物と暮らせるわけがない」と暴言を吐くのでした。
その言葉を聞いたヤンは、本当の愛ではなかったのだと打ちひしがれてしまいます。

しかし、井戸に捨てられた首飾りを妹王女が拾ってきて、ヤンは無事人間の姿に戻りました。
姉王女はヤンへの嫌悪感をあらわにしますが、妹王女は「狼になっても愛している」と宣言して、2人は結ばれるのでした。

(「狼男」おわり)

【承】- 夜のとばりの物語のあらすじ2

夜のとばりの物語のシーン2 少年が「カリブの島に迷い込んだ、のんきで大胆な少年の冒険の話は?」と提案します。
少女たちは大賛成して、華やかな舞台装置を作成します。少年はカリブ訛りもお手の物でした。

「ティ・ジャンと瓜ふたつ姫」
口笛を吹きながら、カリブの島をのんきに散歩していた少年ティ・ジャンは、洞窟から死者の国に迷い込んでしまいます。
道で出会った老人に生者であることを驚かれた彼は、一番上の姫と結婚して王国を継げると提案されます。ティ・ジャンは「瓜ふたつ姫」という美しい姫を見るために、城へ赴くことにします。
老人によると、城へ辿り着くまでには行く手を阻む3匹の動物がいるといいます。老人は動物たちの弱点となる毒花や果実を持たせますが、ティ・ジャンはそれらを全て捨ててしまいました。
彼は空腹で巨大化した動物たちに、おいしい食べ物を与えます。ミツバチにはハイビスカスの花束、マングースには母さんの煮込み鍋、そしてイグアナにはグアナとバナナを振る舞い、いともたやすく試練を乗り越えるのでした。

こうして城にやってきたティ・ジャンは、死の国の王に一番上の姫を嫁にほしいと言います。
ところが到着するなり牢屋へ入れられて、過酷な試練を乗り越えなければミンチにされてしまうことになったのです。
ティ・ジャンは何年も見つけられない末娘の11匹の黄金の亀を、一晩で捕まえてくるように言われます。それも「牢屋に入った状態で」と無理難題を押しつけられ、陽気な彼も絶望するしかありませんでした。

そんなティ・ジャンの元に現れたのは、元の姿に戻ったマングースでした。マングースはおいしいものを食べさせてくれた礼がしたいと言います。
ジャンの事情を知ったマングースは、自慢の鼻で黄金の匂いを嗅ぎ分け、仲間の協力も得て見事亀を11匹捕まえてきました。

翌日、亀を見て驚く王でしたが、今度は2年も探したけれど見つからない、中の娘の青いダイヤを海の中から見つけてくるように命じます(もちろん牢屋に入った状態で)。
またもや窮地に陥るティ・ジャンでしたが、そこへ小さくなったイグアナが恩返しのためにやってきます。
イグアナは海藻に紛れて持ち帰っていた青いダイヤを、ティ・ジャンのところへ持ってきてくれるのでした。

翌日、ダイヤを見て驚く王でしたが、最後の試練として会ったことがない瓜二つの3人の姫の中から、一番上の姫を当てるように命じました。
悲しみに暮れるティ・ジャンの前に現れたのは、蜂でした。ティ・ジャンは「君は小さくて役に立たない」と言いますが、蜂は「目印として一番上の姫の鼻に止まる」と提案します。

翌日、ティ・ジャンは蜂の協力もあって、一番上の姫を見事言い当てました。
観念した王は国の半分を渡して、姫を嫁にする権利を彼に与えます。
ところが、ティ・ジャンは元の世界に恋人がいると告げて、口笛を吹きながら自分の国へ帰ってしまうのです。
王と姫たちは口をあんぐりとさせました。

(「ティ・ジャンと瓜ふたつ姫」おわり)
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少女が「もし私が財宝と引き換えに生け贄にされる娘だったら?」と尋ねます。少年はすかさず「僕が守る!」と答えました。
3人は「ワガドゥグの蛇」の話を参考に、教訓的な物語を完成させました。

「黄金の都と選ばれし者」
目がくらむほど輝かしい黄金の国にやってきた騎士は、住人たちが少しも幸せそうに見えないことに疑問を抱きます。
物憂げな美しい娘を見つけた騎士は、思いきって声をかけます。若い男性に初めて話しかけられた娘は驚き、自分が美人で今日が祭りの日だから悲しいのだと理由を語ります。

この黄金の都では、年に4回守り神への生贄として、美しい娘を捧げているというのです。その見返りとして、守り神からあふれんばかりの黄金をもらっていました。
毎回5人の美女を並ばせて、大司祭がその中から一人を選び、民衆が生贄を祝福する歌をうたいます。そこへ守り神が現れて、娘を食べるのだといいます。

生贄の候補となった娘に、騎士は「そんな馬鹿げた話はない」と怒り、彼女を救うために守り神に立ち向かうと宣言します。
しかし、娘は守り神が死ぬと都が崩れ去るのだと告げます。そして、死ぬ前に若者と話せて幸せだと言いました。

祭りが始まると、大司祭の合図で民衆が歌い出します。5人の中から選ばれたのは、あの悲しんでいた娘でした。
そこへ騎士が割って入りますが、大司祭は「私はかつて自分の娘も捧げた」と言って、相手にしません。
娘が台に登ると、巨大な竜のような守り神が現れます。騎士は守り神を挑発して、標的を自分に変えますが、追い回された末あっけなく飲み込まれてしまうのでした。

そして勝利した守り神が泣き崩れる娘を食おうとすると、様子が急変します。守り神はその場に倒れ、騎士が腹を突き破って出てきたのです。
民衆は守り神が死んだことに絶望しますが、騎士は「まだ黄金の都があるじゃないか!」と呼びかけます。その途端、都がガラガラと崩れ落ち、黄金もろとも煙を上げて朽ち果ててしまいました。

怒りの剣を取った民衆は、騎士を攻撃しようとします。しかし、助けられた娘も剣を取り、騎士の味方につくことを宣言するのです。
娘は「騎士は自分だけではなく、次の生贄の娘、これから生まれてくる娘たちの命まで救ってくれた」と大衆に訴えかけました。続いて騎士が「君たちは祭りを楽しむ幸せを知らない」と主張します。
大司祭は2人の言葉を耳に貸しませんでしたが、妊婦の女性や少年、若い娘たちが次々と声を上げていきます。
やがて民衆は、2人のために祝福の歌をうたうのでした。

(「黄金の都と選ばれし者」おわり)

【転】- 夜のとばりの物語のあらすじ3

夜のとばりの物語のシーン3 アフリカの話で盛り上がっていた3人は、やがて太鼓の才能を認められない少年の物語を完成させます。
役者2人は、意気揚々と舞台に上がるのでした。

「タムタム少年」
舞台はアメリカの小さな村。タムタム少年は太鼓の名手で、身近にある物を楽器代わりに叩き続けて、村人から邪険にされていました。
タムタムの夢は、音を聞くと人や動物が例外なく踊り出すという「魔法の太鼓」を手に入れることでした。

村に居場所がなくなったタムタムがサバンナを歩いていると、ハイエナに襲われそうになっている老人がいました。タムタムはお得意のリズム感を使って助け出し、老人は彼の腕前に目をつけます。
老人の家に招かれたタムタムは、そこで憧れの魔法の太鼓を目にします。タムタムは太鼓を必死に叩きますが、いつまで待っても老人は踊り出しません。
老人は太鼓を手なずけないといけないとアドバイスして、タムタムに昼も夜も太鼓を叩き続けるように命じるのでした。

あるとき、老人はタムタムの腕前を、動物を使って試そうとします。ヤマアラシは太鼓を聞くなり毛を逆立て、リズムに合わせて踊り出しました。
ついに魔法の太鼓を譲り受けたタムタムは、老人から別れを告げられました。

村に戻ったタムタムは、かつて自分を馬鹿にしていた村人たちの前で太鼓を叩いて、見事踊らせます。
それを見ていた王女は、タムタムに病気で瀕死の状態になっている王の前で太鼓を叩いてほしいと頼んできました。
的外れな呪術で王の治療をしていた魔術師は大反対しますが、タムタムの太鼓に乗せて王女が歌い、村人たちが手拍子をすると、王は起き上がって陽気に踊り出したのです。

そんな折、よそ者の軍が村に攻め込んできます。
タムタムは武器で戦うことを拒否し、魔法の太鼓を叩いて軍隊を踊らせ、退却させることに成功しました。
タムタムは村人たちから賞賛されますが、目を離した隙に魔法の太鼓が奪われてしまいます。さらに、敵陣が再び攻め込んできたのです。
全てはタムタムに嫉妬した魔術師の仕業で、彼は奪った魔法の太鼓を叩いて、今度はタムタムたちを踊らせようとしますが、皆無反応でした。
魔術師は王の手によって殺されますが、魔法の太鼓は壊されてしまいました。
タムタムたちは絶望しますが、王女は魔術師が使っていた太鼓を持ってやってきます。「魔法はあなたの手に宿っている」と声をかけ、タムタムが太鼓を叩き出すと、敵は武器を置いて走り去ってしまいました。
こうしてタムタムと王女は称えられ、皆で愉快に踊り出すのでした。

(「タムタム少年」おわり)
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テオが書いた脚本を見た少女は「こんなに意地の悪い姫を演じたくない」と怒り出します。
しかし、どうしても若者役がやりたい少年は「ラストは君が決めていいから」とフォローします。
本番前、テオが「用意はいいか?」と確認しても「いいよ!」と返事をしたのは少年だけでした。

「嘘をつかなかった若者」
とある国に、言葉を話せるメロンギという雄馬がいました。
しかし、王女が飼っているソマキという美しい雌馬は、歌をうたうことができました。メロンギの世話係をしている若者は王女に、メロンギはソマキに一目で夢中になってしまうのでした。
王いわく、若者は決して嘘をつかない人間だといいます。隣国の王が疑うと、王は自分の国の領土を賭けて、若者が嘘をつくかどうか試そうとします。

嘘をつかざるを得ない状況を作り出させるために、若者のところへ王女が送り込まれました。
王女は衰弱した旅人を装って若者に接近し、自分に恋をさせます。若者は王女であることに気づかず献身的に世話をして、いつしか死ぬまで彼女と一緒にいたいと願うようになるのでした。

ある日、王女は病気にかかったフリをして倒れます。
苦しむ王女を助けるために、若者が命がけで薬草を採りに行っている間、彼女は鼻歌をうたいながら鏡を見ていました。
王女は薬草を拒み、この病気を治すためには、若者が王から預かったメロンギの心臓を食べるしかないのだと迫ります。ショックで声も出せない若者に、王女は「私よりも馬の方が大切なのよ」と追いうちをかけるのでした。

若者は葛藤に苦しみ、斧を隠し持ってメロンギの元へ向かいます。
しかし、大切な親友に手をかけることはできませんでした。
若者が涙を流しながらメロンギに王女の病気を打ち明けると、彼は今夜ソマキに会わせてほしいと頼むのでした。

翌日、毒草を食べたメロンギは、ソマキに看取られて亡くなっていました。
若者は断腸の思いで王女にメロンギの心臓を差し出しますが、すでに彼女は去った後で、ようやく陰謀に気づくのでした。
こうして若者は王家の馬を自分が手をかけたとは言えず、嘘をつくしかない状況に立たされてしまいました。

ところが、王の元へ戻った若者は、卑劣な娘にだまされた自分の愚かさのせいで、メロンギを死なせてしまったと、本当のことを話すのでした。
王たちは若者の姿勢を賞賛し、そこに王女が姿を現します。彼女は自分の卑しさと若者の高潔さを認め、彼は王女への愛情が変わっていないことを伝えます。
こうして2人は結ばれ、ソマキがメロンギとの子どもを宿していることがわかるのでした。

(「嘘をつかなかった若者」おわり)

【結】- 夜のとばりの物語のあらすじ4

夜のとばりの物語のシーン2 少女は「もし私が魔術師の手で獣に変えられたら?」と言います。
少年は「僕は魔術師よりも妖精を演じたい」と意見し、テオは「君たちのおとぎの国だ」と好きにさせました。

「鹿になった娘と建築家の息子」
魔術師ザカリアクは、親子ほどの年の差がある娘モードを、強引に婚約者にします。
建築家の息子のチボーは、そんなモードと恋に落ちてしまいます。
ある日2人が裏庭で愛を語り合っていると、チボーがザカリアクの攻撃を受けます。嫉妬に狂ったザカリアクは、自分と結婚するまでモードを城砦に閉じ込めることにするのでした。

チボーは持ち前の建築知識を活かして、父親の友人でもある家庭教師が止めるのを聞かず、モードが閉じ込められている城砦に登り出します。
見事モードの元へ辿り着いたチボーは、必ず助けるのでザカリアクとの結婚を受け入れるように伝えました。
その頃チボーは、家庭教師からザカリアクには敵わないと諭されていました。
しかし彼は、大司教さえ知らない大聖堂の秘密を利用して、必ずモードを助け出すと宣言するのでした。

翌日、大聖堂でモードとザカリアクの結婚式が執り行われました。
モードが神父の誓いの言葉に「ノー」と言い続けると、彼女が立っている床が動き出し、地下に落ちてしまいます。
地下ではチボーと家庭教師が待ち構えており、3人は森に通じる秘密の通路を使って逃げ出すのでした。

激怒したザカリアクは、森へ逃げていくモードを鹿に変身させてしまいます。
正真正銘の鹿となったモードは、近くにいたカラスの鳴き声に驚き、森の奥へ逃げてしまうのでした。
チボーはモードが大好きな砂糖菓子をエサに、鹿の群れにそっと近づきますが、どれが本物の彼女なのかわかりません。結局砂糖菓子はカラスが食べてしまいました。
家庭教師はモードにかけられた魔法を解くためには、愛撫の妖精に会うしかないと言います。
愛撫の妖精の宮殿はチボーの父親が手がけたもので、さっそく2人が向かっていると、カラスがいつの間にか後をついてきていました。
家庭教師はカラスを疎ましく思いますが、チボーはすんなりと受け入れます。

宮殿の前まで辿り着くと、カラスは中に続く秘密の扉の鍵を見つけ出しました。
さらにカラスは、小さな体を活かして奥へ続く格子を開けるためのレバーを引き、大活躍するのでした。
ようやく妖精がいる部屋までやってくると、そこには巨大な卵がありました。この中に退屈して殻に閉じこもってしまった妖精が入っているといいます。
チボーは剣を使って卵を割ろうとしますが、びくともしません。しかし、カラスが卵のてっぺんをくちばしでつつくと、卵が割れて中から世にも美しい妖精が出てきたのです。

チボーは鹿になったモードを元の姿に戻してほしいと頼みますが、愛撫の妖精は魔法をかけられた本人に触れないといけないと告げるのでした。
家庭教師が騒ぐカラスを黙らせてほしいと頼むと、愛撫の妖精はいとこの鳥の妖精なら可能だといいます。しかし、鳥の妖精の居場所は世界の果てでした。
それでもチボーが鳥の島へ行くことを決意し、カラスを優しく愛撫すると、なんとモードが姿を現します。実は彼女は鹿ではなくカラスにされていて、気づいてもらえず後をついてきていたのでした。
愛を確かめ合った2人は、口づけを交わしました。

その後、家庭教師は何故モードが人間に戻れたのか、愛撫の妖精に尋ねます。彼女は「愛に言葉はいらない」と答えて、彼に愛の重要性を説くのでした。
そして、チボーが愛撫の妖精の息子であることがわかる場面で、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

影絵が大好きなので、宝石のように輝く色彩や人物の美しいシルエットに、最初から最後まで魅了されっぱなしでした。人はほとんど表情が描かれず、真っ黒の中に目だけが浮かんでいたりするのですが、それでも人物の喜怒哀楽は伝わってきます。物語は昔から伝わるおとぎ話がモチーフになっており、小さい頃親に聞かせてもらった懐かしさを覚えました。お子さんから大人まで安心して観られる内容になっていますが、「嘘をつかなかった若者」のラストだけは納得できません……。物語の合間に、少年たちによる次回作の作業風景が挟まるのもいいアクセントになっていますし、詩的なタイトルも作品に合っていていいなあと思いました。

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