映画:宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第三章純愛篇

「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第三章純愛篇」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち/第三章 純愛篇の紹介:往年の大ヒットSFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』を現代的にリメイクした2012年の大ヒット作『宇宙戦艦ヤマト 2199』。その続編シリーズの3作目。2017年10月より劇場公開された。旧作ヤマトシリーズの第2作『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』のストーリーを元に、『亡国のイージス』『機動戦士ガンダム UC』などの原作者・福井晴敏がシリーズ構成と脚本を担当。監督は『ブレイク ブレイド』『蒼穹のファフナー』の羽原信義。全7章で構成された物語のうちの第3章で、第7話『光芒一閃!波動砲の輝き』、第8話『惑星シュトラバーゼの罠!』、第9話『ズォーダー、悪魔の選択』、第10話『幻惑・危機を呼ぶ宇宙ホタル』までの4エピソードで構成されている。

あらすじ動画

宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第三章純愛篇の主な出演者

古代進(小野大輔)、森雪(桑島法子)、島大介(鈴村健一)、真田志郎(大塚芳忠)、徳川彦左衛門(麦人)、南部康雄(赤羽根健治)、相原義一(國分和人)、加藤三郎(細谷佳正)、山本玲(田中理恵)、藤堂平九郎(小島敏彦)、クラウス・キーマン(神谷浩史)、斉藤始(東地宏樹)、土方竜(石塚運昇)、ズォーダー(手塚秀彰)、ロバート・レドラウズ(土師孝也)、桂木透子(甲斐田裕子)

宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第三章純愛篇のネタバレあらすじ

【起】– 宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち第三章純愛篇のあらすじ1

ガトランティス大帝のズォーダーと部下たちの前で、情報士官ガイレンがヤマトのガミラスとの戦いの映像を映し出しました。部下たちはヤマトの波動砲の威力に驚愕しましたが、ズォーダーはヤマトが波動砲を撃たないと断言しました。

一方、ガトランティス艦隊の攻撃を受けたヤマトは、第十一番惑星の瓦礫の中で健在でした。バリヤーである波動防壁を張って生き延びたのです。しかし、惑星の上空ではガトランティス艦隊が次々とワープによって出現していました。彼らはヤマトが無事なのに気づいていましたが、大帝の指示によりヤマトを無視しました。

地上ではヤマト航空隊の一行がヤマトの無事を知って安堵していました。隊長の加藤はガミラスから派遣されていたキーマンに嫌味を言います。航空隊の女性隊員・山本はそんなキーマンに謝罪しました。キーマンはそのことは意に介さず、今のヤマトはかつてのヤマトとは違うと言います。同時にキーマンはヤマトがこの惑星で多くの命を救ったのは事実だとも言い、古代は頑なだが愚かではないとつけ加えました。

航空隊からの連絡でガトランティス艦隊が大量に出現していることを知った古代たちですが、そこに避難民とともに収容された空間騎兵隊の斉藤がやってきて、どうして波動砲を使わなかったのか問いつめます。すると、破壊された惑星防衛司令部からの連絡が入り、土方司令が生きていることがわかりました。斉藤たちが救助に向かいます。

その時、ヤマトのレーダーが大量のガトランティス艦隊を察知しました。そして、彼らがその艦隊を使い、人口太陽のエネルギーを利用した超強力なビーム砲で地球を狙っていることがわかります。

空間騎兵隊は司令部の廃墟に突入、無事に土方司令と生き残りの隊員たちを救出しました。

古代はヤマトの波動砲内に立ち、スターシャと交わした波動砲を二度と使わないという約束を思い返します。そんな彼に沖田艦長の幻影は「覚悟を示せ」と語りかけました。そこに真田がやってきて「波動砲を使おう」と言います。古代はスターシャとの約束を守るのが当たり前で、当たり前のことを当たり前にしたいと訴えます。それができない地球なら恥ずかしい、そうでない地球人いると証明したかった、と。

決意の表情でヤマトの艦橋に戻った古代のもとに、キーマンから連絡が入りました。惑星に夜明けが来た、と。その人工太陽の光が艦橋に差し込み、古代はキーマンに感謝の言葉を返しました。そして波動砲の発射を全員に伝えます。

土方を救出した空間騎兵隊の機体が戻ってきた時、ヤマトは地下から浮上しました。斉藤は古代が波動砲を撃たないつもりかと言いましたが、土方は「いや、古代は撃つ」と断言します。ガトランティス艦隊は配置を終え、今にも地球への攻撃を始めようとしていました。

ヤマトは波動砲の発射用意を終え、古代はその砲口をガトランティス艦隊の中心に位置する人工大陽へと向けました。ついに放たれた波動砲の閃光は人工大陽を吹き飛ばし、そのエネルギー衝撃でガトランティス艦隊はすべて機能停止に追いやられました。

古代は停止したガトランティス艦隊に向け、今なら全滅させることもできるがそうしない、だから撤退しろと命じます。

斉藤は古代のやり方を手ぬるいと非難しましたが、土方は間違ったやり方ではないと言いつつも、それが通じる相手なら……とつぶやきました。

ガトランティス艦隊の司令官は古代の言葉が理解できずに呆然としていました。その報告を受けたズォーダーは動じることなく「愛だよ、愛」と嘯きます。

戦いを終え、島たちは古代が誰の命も奪わずに地球を救ったと賞賛しました。しかし古代はそれが自己欺瞞だと言い切りつつも、そこから初めて行くと決意するのでした。

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