映画:打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)」のネタバレあらすじと結末

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の紹介:2017年8月の公開作。岩井俊二監督の1995年の同名原作を、脚本を大根仁、総監督を新房昭之が担当しアニメ化。原作にはない新たなストーリーが追加された。中学生の典道は、転校が決まった片思い中のなずなを助けられなかった。典道が「もしもあの時俺が…」と強く願うと、時間が巻き戻り始めて…。

あらすじ動画

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)の主な出演者

なずな(広瀬すず)、典道(菅田将暉)、祐介(宮野真守)、純一(浅沼晋太郎)、和弘(豊永利行)、稔(梶裕貴)、三浦先生(花澤香菜)、なずなの母(松たか子)

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のあらすじ1

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のシーン1 のどかな海沿いの町。中1の典道は、同じクラスのなずなに密かに恋心を寄せています。あか抜けた雰囲気のなずなはクラスのアイドル的存在で、典道と仲の良い祐介も彼女のことが好きで、典道は自分の気持ちをひた隠しにしていました。

8月1日、夏休み中の登校日。今日は町の神社の夏祭りで花火大会も行われるというのに、なずなは冴えない顔…。母親の再婚により、夏休み中に引っ越すことになったのです。なずなは母がその旨をしたためた手紙を担任の三浦先生に渡しますが、他の誰かに伝えることはありませんでした。
放課後。プール掃除担当の典道と祐介がこっそり泳いで遊ぼうとすると、プールになずながポツンと1人でいました。典道が何故ここにいるのか尋ねても、彼女ははぐらかします。男子2人が50m競争しようとすると、仲間入りしてきたなずなが、「私が勝ったら何でも言うこと聞いて」と賭けを無理強いしました。なずなの隣のレーンで泳いだ典道は、ターンの際に彼女と目が合ったため緊張し、足を壁にぶつけて遅れてしまいます。結局水泳部のなずなが圧勝し、彼女は次点だった祐介に「花火大会に2人で行こう。5時に迎えに行く」と一方的に伝え、去って行きました。遅れてゴールした典道は、放心状態の祐介の理由など皆目見当もつきません。

2人が教室へ戻ると仲間の純一、和弘、稔が打ち上げ花火は横から見たら丸いのか、平べったいのかと熱く議論していました。そこで一堂は検証のために、花火が横から見えるはずの灯台まで行くことに。すると祐介はなずなとの約束があるにも関わらず、自分も行くと言い出しました。

【承】- 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のあらすじ2

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のシーン2 典道が一旦帰宅すると、鍵が開いていた裏口から祐介が勝手に上がり込んでいました。5時近くになるとおじけづいた祐介は、競争で負った典道の怪我が重症だと言い出し、自分の父が営む医院に行くよう仕向けます。さらに祐介は“行けなくなった”とのなずなへの言付けを典道に依頼し、あんなブスを好きになる訳がないと強がり、仲間との集合場所へ行ってしまいました。
一方なずなが家へ帰ると、母の再婚相手が来ていました。なずなは彼に馴染むことが出来ません。なずなは部屋で浴衣に着替えると、スーツケースに荷物をまとめて家を出ました。

なずなが祐介を迎えに行きますが、彼はいませんでした。遅れてやって来た典道が祐介の父に診てもらいますが、勿論大した傷ではありません。治療を終えた典道は、医院の待合室で待ちぼうけしていたなずなに、祐介は来ないと伝えました。
典道が帰ろうとすると、淋し気ななずなが外にいたので、2人で歩くことに。なずなは競争に勝った方を誘おうとしたこと、典道が勝つと思っていたことを告げました。しかし家出をしたと言ったかと思うと、すぐに否定したりと真相は教えてくれません。そうこうしているうちに、なずなは母に見つかり連れ戻されてしまいました。
何も出来なかった典道は、灯台へ向かう前に彼を迎えに来た祐介たちに遭遇します。思わず典道は、なずなとの約束を破った祐介に殴りかかりました。典道はとり残されたなずなの荷物の中から、今朝彼女が海で拾ったという不思議な玉を取り出します。典道は「あの時もし俺が勝っていれば…」と後悔の念で玉を投げると、信じられないことにプールで競争した時まで、時間が巻き戻ったのです。

【転】- 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のあらすじ3

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のシーン3 競争に勝った典道は、なずなに花火大会に誘われました。やはり教室では和弘たちが花火の形について議論しています。
典道が帰宅すると、祐介が遊びに来ました。典道は次第になずなの誘いを断ろうと考え始めますが、彼女はすでに典道の家のすぐ近くまで来ていたのです。そこで典道は祐介に隠れてなずなを迎えに行きますが、祐介もすぐに外へ出てきてしまったため、慌ててなずなを自転車に乗せ走り出しました。

駅に着いた2人は、電車を待ちました。大きな荷物を問われたなずなは、「家出じゃなくて駆け落ち!」とませた発言をし、年をごまかせば女の子は夜の商売で何処でも働いていけると強気な態度。なずなはトイレでワンピースに着替え、口紅を差し大人ぶった姿を典道に見せました。
なずなが典道に一緒に来て欲しいと乞います。典道が動揺していると、なずなの母と再婚相手が駅まで追いかけてきました。なずなを引き戻そうとした典道は、再婚相手に殴られ倒れてしまい、なずなは連れていかれました。

典道はしょんぼりとした帰路の途中で祐介たちと出くわし、一緒に灯台へ向かうことに。祐介は典道を問い詰め、夏休み明けに絶対に告白すると宣言します。一同が灯台の上まで登ると打ち上げ花火が上がり、花火は平べったい形をしていました。それを見た典道はこの世界はおかしいと感じ、今日起きた不思議な現象を思い出したのです。そこで典道は「もしも俺となずなが電車に乗っていたら」と言って、再びあの玉を投げました。やはり時間は戻り、駅にいた典道たちは、追手から逃げて2人で電車に乗り込むことに成功します。

【結】- 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のあらすじ4

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年)のシーン2 乗客のいない電車の中でなずなは、自分が母の不倫で出来た子供で、母が駆け落ちしてこの町に来たこと、実父が亡くなって(おそらく自殺)1年も経たないのに、母が三度目の結婚を決めたことを打ち明けます。なずなは東京で暮らそうと典道を誘ってみますが、本当は駆け落ちなど出来ないと理解していました。転校前のせめてでもの抵抗だったのです。

踏切にいた祐介たちが、電車内の2人に気付き、電車を追ってきます。更になずなの母たちも車で追っていました。駅に着くと典道となずなが追手2組に挟まれたため、典道はなずなの手を引いて駅から飛び降り走り出します。灯台へ辿り着いた2人は打ち上げ花火を眺めますが、それは花びらのような奇妙な形をしていました。この世界は違うと不安そうな典道に対し、「2人でいられるなら、どっちの世界でもいい」となずな。そこへ追って来た祐介に2人は突き飛ばされます。海に落ちる直前に典道が「祐介たちに見つかってなければ、2人でいられたのかな」と呟くと、2人は再び電車にいた時間に戻りました。

典道は祐介たちやなずなの母に気付かれないよう切り抜けると、電車は海の上を走り出します。典道があの玉について話してもなずなは今日の出来事を何も覚えていませんでしたが、典道の言うことなら信じると言ってくれました。
2人は乗車した駅に戻って降車しますが、やはり世界はいつもと違う様相でした。そんなことを気にも留めないなずなは、海へ飛び込みます。典道がなずなに想いを伝えようとした瞬間、突然打ち上げ花火が上がりました。酔った花火師が海岸に落ちていたあの玉に火をつけたのです。花火は巨大な塊となって打ち上がり、様々な空想などに形を変え、その欠片が地上へ落ちました。欠片を掴んだ典道も海へ飛びこみ、海の中で2人はキスを交わします。「次に会えるのはどんな世界かな?」となずなが水中で呟くと、彼女は1人水面に向かっていきました。

2学期が始まりました。出欠の点呼で、なずなの名前は呼ばれません。その後典道の名前が呼ばれますが、教室には彼の姿がありませんでした…。

みんなの感想

ライターの感想

アニメ版で追加されたシーンはファンタジーそのもので、原作よりも『if もしも』のテイストが強いように感じました。
原作のノスタルジックな雰囲気が大好きなので、現代のアニメ版にはやや抵抗がありました。アニメ版のみ鑑賞した方には、ぜひ原作もお試しいただきたいです。タイトルの意味にも納得できますので。
なずなと典道はあの後一体どうなったのでしょう。非常に気になります。
  • 打ち上げと言えば宴会さんの感想

    ラストは二人とも異空間から戻れなくなったのでは??実写では少なくとも典道は生きてたんだけどね(~~;)

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