「映画 ギヴン」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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映画 ギヴンの紹介:2020年製作の日本映画。キヅナツキ原作によるTVアニメ『ギヴン』の劇場版。天才的な歌唱力の持ち主・真冬、高校生離れしたギターの腕前を持つ立夏、ベースの春樹、ドラムの秋彦によるバンド「ギヴン」が始動。そんななか、立夏は真冬への想いを自覚し、ふたりは付き合い始めるが……。監督の山口ひかるをはじめ、CVの矢野奨吾、内田雄馬、中澤まさとも、江口拓也、浅沼晋太郎がTV版より引き続き参加。

あらすじ動画

映画 ギヴンの主な出演者

矢野奨吾(佐藤真冬) 内田雄馬(上ノ山立夏) 中澤まさとも(中山春樹) 江口拓也(梶秋彦) 浅沼晋太郎(村田雨月) 竹内良太(矢岳光司)

映画 ギヴンのネタバレあらすじ

【起】– 映画 ギヴンのあらすじ1

映画 ギヴンのシーン1

画像引用元:YouTube / 映画 ギヴントレーラー映像

高校生の上ノ山立夏は、優れたギターの技術を持っています。立夏は父親にギターを譲ってもらったことがきっかけで演奏を始め、大学院生のベース担当の中山春樹、大学生のドラム担当の梶秋彦とバンドを組んでいました。3人のバンドはインストゥルメンタルです。

ある日立夏は同級生の佐藤真冬の弦を張り替えました。それがもとでギターを教えてくれと真冬に言われます。立夏は最初渋りますが、あるとき佐藤真冬の歌声を聞いて強い衝撃を受けました。思わず真冬を、春樹と秋彦のバンドに誘います。

真冬はボーカルとして参加し、初ライブを目指してバンドは始動します。真冬と接するうちに立夏は、自分が真冬を好きであることを自覚しました。同時に真冬が中学時代に交際していた相手を自殺で失っており、その傷をひきずっていることを知って嫉妬します。

初ライブは成功しました。立夏と真冬は互いの好意に気づき、交際を始めます。

バンド名は「given(ギヴン)」と決めて、真冬たちはロックフェス参加を目標にバンドに打ち込みます…(テレビアニメ版『ギヴン』参照)。

蝉の鳴き声が響く公園の横を佐藤真冬が歩いていると、前方の車道にオープンカーが止まっているのが目に留まりました。その車に乗っているのは真冬のバンド仲間・梶秋彦で、白昼堂々オープンカーの運転手の女性とキスしていました。秋彦は車を降ります。

秋彦が真冬に気づいたので、真冬は恐る恐る「エンコー(援助交際)?」と聞きました。秋彦は言下に否定して、相手の女性が悪趣味なだけだと答えます。

秋彦がしゃべる様子を見ながら、真冬はベースの中山春樹から秋彦が昔荒れていたけれど、だいぶ人間的に丸くなったと聞いたことを思い出しました。丸くなったのではなく春樹の前で荒れている部分を出さなくなっただけではないかと、真冬は聞きます。秋彦は意味深な笑みを浮かべると否定しませんでした。

秋彦が真冬を連れて行ったのは、クラシックのコンサート会場でした。チケットを手配してくれた礼を真冬が言います。

会場が暗くなるとステージの幕が上がり、交響楽団の姿が見えました。ヴァイオリニストの村田雨月は立っており、指揮者のタクトに従って演奏が始まります。

ヴァイオリン協奏曲を聞いた真冬は、雨月の暴力的なまでの才能をひしひしと感じていました。コンサートを聞いた真冬は大いに触発され、秋彦に「曲が、曲が作りたい」と訴えます。

(映画タイトル)

ギヴンのバンドメンバーがファミレスに集まっています。春彦のアドレスにカウントダウンフェス・アマチュアコンテストから二次選考通過の知らせが届きました。次は最終選考です。

立夏はただただ驚くばかりですが、真冬は「俺はすごく出たい」と積極的な発言をしました。そのためにも新曲を作らねばと思います。

帰り道、真冬は立夏と連れ立って歩きながら会話をしました。真冬は、曲にしたいと考えていることはもう決まっていると話しました。先日のヴァイオリン協奏曲の雨月の演奏を聞いた真冬は、「音で感情を表現する方法があるということ」「秋彦も自分と同じこと」に気づいていました。前者のテクニックに関しては実戦してみたいと思い、後者に関しては「替えのきかない相手を好きになり、たぶん失恋しているであろう」ということです。

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