「涼宮ハルヒの消失」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アニメ映画

2010年に公開された京都アニメーション制作のアニメ映画。発行部数が全世界で累計2000万部を突破した、谷川流原作の人気ライトノベル「涼宮ハルヒシリーズ」第4巻の映像化。終業式を間近に控えた12月、SOS団はクリスマス会の準備を進めていた。しかしある朝登校したキョンは、クラスの様子に異変を感じ……。

あらすじ動画

涼宮ハルヒの消失の主な出演者

キョン(杉田智和)、涼宮ハルヒ(平野綾)、長門有希(茅原実里)、朝比奈みくる(後藤邑子)、古泉一樹(小野大輔)、朝倉涼子(桑谷夏子)、鶴屋さん(松岡由貴)、谷口(白石稔)、国木田(松元恵)、キョンの妹(あおきさやか)、岡部先生(柳沢栄治)、荒川剣之介(樋口智透)、植松雅樹(箭内仁)、大野木菜々夏(足立友)、剣持琴音(原田ひとみ)、佐伯瑞穂(永田依子)、榊大地(高橋研二)、阪中佳実(相沢舞)、豊原昇(浅利遼太)、葉山玲子(小幡記子)、日向咲葉(杉浦奈保子)、由良奏絵(タルタエリ)、男の子(吉永拓斗)、女の子(飯野茉優)

涼宮ハルヒの消失のネタバレあらすじ

【起】– 涼宮ハルヒの消失のあらすじ1

涼宮ハルヒの消失のシーン1

画像引用元:YouTube / 涼宮ハルヒの消失トレーラー映像

県立北高校は終業式を間近に控えていました。放課後、キョンがSOS団の部室に行くと、クラスメイトの涼宮ハルヒが「クリスマス会を開催する!」と張り切っています。火気厳禁の部室で秘密の鍋パーティーをしたり、上級生のみくるに無理やりサンタコスプレをさせたり、アイデアは尽きません。

SOS団は、ハルヒが「世界を大いに盛り上げるため」に、文芸部を乗っ取って結成した部活動でした。自身は知りませんが、ハルヒには世界を思うように変えてしまう能力があります。団員の長門有希、朝比奈みくる、古泉一樹の正体は、それぞれ宇宙人、未来人、超能力者です。所属する勢力は異なるものの、目的はハルヒの監視で一致していました。

12月17日、キョンはクラスメイトの谷口を、SOS団のクリスマス会に誘いました。クリスマスに予定のなさそうな悪友を思いやってのことでしたが、あっさり断られてしまいます。谷口は得意げに、光陽園学院の女子と付き合い始めたことを報告したのでした。

12月18日、キョンは登校途中に谷口と会います。谷口は見るからに具合が悪いようでした。クリスマスデートについて訊ねると、「そんな予定はない」と否定されてしまいます。

いつの間にか学校中に風邪が蔓延していました。訝しがるキョンに、風邪の流行の兆しは数週間前からあったと、クラスメイトは口を揃えます。谷口の体調不良も数日前から続いていました。

キョンはうしろの席のハルヒまで登校していないことに気付きました。世界改編能力のあるハルヒが、風邪をひくことなどあるのだろうか?

そのとき教室に入ってきた生徒を見て、キョンはギョッとします。朝倉涼子ーー長門と同じ地球外生命体の組織に属しながら、自らの好奇心を満たすために、命令に違反してキョンを殺そうとした人物です。そして長門に敗れた末に、存在を抹消されたはずでした。

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