映画:神在月のこども

「神在月のこども」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アニメ映画

神在月のこどもの紹介:2021年10月8日公開の日本アニメーション映画。“島国の根”と書く神話の地、島根・出雲を目指して駆ける少女の成長を描いた劇場オリジナルアニメ。全国の神々が出雲に集い、翌年の縁を結ぶ会議“神議り(かみはかり)”の云われを題材に、人々と神々、各地と出雲、そして“ご縁”という価値観が描かれる。主人公は走ることが大好きな12歳の少女カンナ。母の死をきっかけに走ることが嫌いになってしまった彼女だったが、在る月、一羽のうさぎと一人の少年に誘われ、まわりはじめた神々の歯車によって、出雲へ向けて走り出す。声の出演は、主人公カンナに蒔田彩珠、神使の兎に坂本真綾、鬼の少年に入野自由。日本各地で『神無月(かんなづき)』と呼ばれる10月が、出雲地方では『神在月(かみありづき)』と呼ばれる由縁である八百万(やおよろず)の神々の会合がファンタスティックに描かれるなど、新しくも懐かしいロードムービーが誕生した。

神在月のこどもの主な出演者

葉山カンナ(蒔田彩珠)、カンナ〔幼少期〕(新津ちせ)、シロ(坂本真綾)、夜叉(入野自由)、葉山弥生(柴咲コウ)、葉山典正(井浦新)、ミキ(永瀬莉子)、龍神(高木渉)、事代主(茶風林)、大国主(神谷明)

神在月のこどものネタバレあらすじ

【起】– 神在月のこどものあらすじ1

神在月のこどものシーン1

画像引用元:YouTube / 神在月のこどもトレーラー映像

少女時代の葉山カンナは、森の中を走っていました。ただひたすら走っているカンナは、大樹の幹にしめ縄が巻かれているのが視界に入り、そちらに注意がそれました。足元がおろそかになり、転倒して膝小僧をすりむきました。痛みにめげそうになるカンナに、母・弥生が近寄ると「大丈夫? もうやめにする?」と聞きます。

カンナは「だってまだ勝負ついてないもん」と言い、走る意欲を見せました。カンナと母・弥生は競走をしているのです。膝が痛かったカンナですが、再び走り始めると笑顔になりました。それを見た母・弥生は、どんどん先へ行ってしまいます。走り去る弥生の背中を見ながら、カンナは「待ってお母さん。私を置いていかないで」と思います…。

…それはカンナの夢でした。カンナは学校の授業中に居眠りをしていました。

東京都墨田区。11月20日(金)。

カンナは12歳の小学6年生の少女です。

授業では先生が「神無月(かんなづき)」という説明をしていました。その読みを聞いたカンナは、自分の名を呼ばれたのかと思って返事をしてしまい、先生からたしなめられます。神無月は旧暦の10月の別名だと先生が説明すると、クラスの少年が自分の祖母の地域では違う表現をしていたと指摘します。先生はそうだと言って詳しい説明を始めました。

神無月には全国にいる神様が島根県の出雲地方に集まって、「神議(かみはか)り」という話し合いを行なうのです。これは縁結びの話し合いで、いわば「神様のサミット」のようなものでした。全国では神様がいなくなるので「神無月」と呼びますが、出雲地方だけ神様が集まって来るので「神在月(かみありづき)」と呼ぶのだと、先生が説明しました。みんなもカンナも先生の説明に耳を傾けています。

学校では4日後の24日(火)にマラソン大会が控えていました。体育の時間にはそのマラソン大会に備えて、走る練習をします。マラソン大会に出たくない男子生徒たちが、ふざけて「雨ごい」の踊りをしていました。それを見たカンナも、雨ごいをしようかと茶化して踊ります。カンナの詳しい事情を知る友だちのミキは、カンナのつらそうな顔をみて複雑な顔をします。

スタートラインに並んだカンナは、走りたくないので直前に「足がつった」と言って保健室へ駆け込みました。

下校の時刻、カンナはうさぎ小屋でうさぎの世話をしていました。カンナはうさぎが好きで、学校で飼っているうさぎの面倒をよく見ています。鈴をつけている白いうさぎに「シロ」と名付け、いちばんかわいがっていました。えさをやりながら、走るときにごまかしてしまったとカンナはシロに話しかけます。友だちのミキが呼んだので、カンナはミキのほうへ行きました。2人で下校し、帰りに近所の牛島神社に立ち寄ります。

ミキはカンナを心配していました。カンナは1年前のマラソン大会の日に母・弥生を病気で亡くしました。それが原因で好きだった「走ること」を、カンナはできなくなっていました。ミキは先生に言うべきだと助言しますが、カンナは先生にも父・葉山典正にも心配をかけたくないと思って頑張れると答えます。景気づけにカンナの好物のぜんざいを食べて帰ろうかという話をしましたが、ミキは母から電話を受けて帰ります。

カンナはミキと別れると、スーパーで買い物をして帰宅しました。マンションのエレベーターで母に甘える自分くらいの年齢の娘と会ったカンナは、うらやましい目で見てしまいます。帰宅したカンナは、仏壇に飾った母の写真を見ました。仏壇には母・弥生が生前に手首に巻いていた腕輪が置かれてあります。腕輪は赤いミサンガのような紐に、勾玉がついていました。手に取って見ていると父・典正が戻ってきたので、カンナは腕輪をポケットに入れて席を立ちました。

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