映画:神在月のこども

「神在月のこども」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【承】– 神在月のこどものあらすじ2

神在月のこどものシーン2

画像引用元:YouTube / 神在月のこどもトレーラー映像

帰宅した父は新しいシューズをプレゼントしてくれます。しかしカンナの足には窮屈なサイズでした。父は取り換えてもらうといいます。来週は本当に走れるのかと気にする父・典正に大丈夫だと答えたカンナは、急いで夕飯を作ると言いました。

11月24日(火)。マラソン大会当日です。

保護者も学校におおぜい見に来ていました。天気はくもりです。

カンナは母の腕輪をポケットに忍ばせて参加します。スタートの合図で走り出した集団にまぎれて、カンナも必死で走ります。前方にミキの背中を見つけてカンナもがんばります。ミキは先頭集団でゴールを目指しカンナもそれを追いかけました。ゴールまで何事もなく走れたカンナでしたが、ゴール間近で父の姿を見たとき、横に母がいないことを再認識したカンナは走れなくなりました。その場にしゃがみこみます。

カンナの異変に気付いた父が駆け寄ると、ゴールすることを勧めます。「お母さんもよく言ってたろ、順位よりもゴールするほうが大事なんだって」という父のことばに、カンナはつい苛立ってしまい、「分かったようなこと簡単に言わないで」というとカンナは体操着のまま学校から飛び出して逃げ出します。

雨が降り始めました。父はカンナを追って走ります。牛島神社へ逃げ込んだカンナは、そこで転倒しました。ポケットから腕輪が出たので手に取ります。「会いたいよ」と母のことを思いながら手首に巻くと、カンナの周囲の時間が止まります。降っていた雨粒が空中で止まりました。驚いたカンナの背後には、大きな牛が立ちます。

牛の出現に驚くカンナの横に、少年がやってきました。少年が「つかの間、お預け賜りたく」と言うと牛はそのまま去りました。少年はカンナが腕に巻いた神具(しんぐ)を「弥生のものか?」と聞くと外せと言います。少年はフードをかぶっていたのですが、フードが取れると角が見えました。鬼かとカンナは驚きます。さらにその場にうさぎのシロがやってくると、腕輪を外してはならないとしゃべり始めました。カンナは驚きの連続です。シロがやってくると鬼は去っていきました。

カンナはシロから詳しい説明を聞きます。

カンナの母親・弥生は「韋駄天神」という神様の血を引く一族の末裔でした。つまりカンナもその一族です。カンナは生前、神在月に出雲で行なわれる神議りに「馳走(ちそう)」を各地から集めて持っていく役目をしていました。しゃべっている姿はシロですが、急なことだったのでシロを依り代(よりしろ)に身体だけ借りて話しているだけで、正体は因幡(いなば)の白兎の子孫です。

先ほど現れた鬼の少年は、夜叉(やしゃ)という名でした。本来は夜叉の先祖の鬼が馳走を運ぶ役目をしていたのですが、韋駄天神にお役目を奪われてしまったのです。そこで取り戻そうと躍起になっているそうです。

弥生がいつも身に着けていた腕輪は「神具(しんぐ)」でした。それをカンナが身に着けたことで代替わりの儀を果たしたことになりました。シロはカンナに馳走を集めて出雲に届けようと言います。

東京から出雲まで走って届けに行くのだと聞いて、カンナは無理だと言います。シロは周囲を見てみろと言いました。雨粒が宙に浮いているように見えますが、凝視するとほんの少しずつ落ちているのが見えました。神具を身に着けたことで、カンナには韋駄天の特別な力が宿ったのです。韋駄天の時空で5日くらいの時間が、普通の人間にとっての1時間ほどだと聞いて、カンナは納得します。

神議りの儀式が行われないと大変な事態になると聞いたカンナですが、そのために出雲まで走る気にはなれません。シロはその気にさせるために、走れば弥生の追体験ができると指摘します。カンナはそれを聞いて、母に会えるかもしれないと思いました。シロはそれは正しくないと思いますが、その気になったカンナの気持ちをくじきたくないので「ご縁があれば」と答えました。カンナは母に会うために、韋駄天の仕事をすると決めます。

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