「長ぐつをはいたネコ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

アニメ映画

2011年(日本では2012年)公開のアメリカのアニメ映画。「シュレック」シリーズの前日譚であり、「シュレック2」(2004年公開)のキャラクターである、長ぐつをはいたネコ、プスを主役としたスピンオフ作品。孤児院育ちの猫、プスは、とある無実の罪によって懸賞金がかけられたお尋ね者になる。そんなプスは、ずっと探していた「魔法の豆」のありかを知り盗もうとするが、その結果、因縁の相手と対峙することになる。

あらすじ動画

長ぐつをはいたネコの主な出演者

長ぐつをはいたネコ(アントニオ・バンデラス /竹中直人)、 キティ・フワフワーテ(サルマ・ハエック/本田貴子)、 ハンプティ・アレクサンダー・ダンプティ(ザック・ガリフィアナキス/勝俣州和)、 ジャック (ビリー・ボブ・ソーントン/辻親八)、 ジル(エイミー・セダリス /津田真澄)、 イメルダ(コンスタンス・マリー /山像かおり)、 署長(ギレルモ・デル・トロ/中村浩太郎)、 ラウル(コンラッド・ヴァーノン/立木文彦)、 ジュゼッペ (ボブ・ジョーレス/乃村健次)、 ルイス (ライアン・クレゴー/駒谷昌男)、 マメノキ (マイク・ミッチェル/斎藤志郎)、 ローサ(羽飼まり)、 ボーイブルー (木村昴)

長ぐつをはいたネコのネタバレあらすじ

【起】– 長ぐつをはいたネコのあらすじ1

長ぐつをはいたネコのシーン1

画像引用元:YouTube / 長ぐつをはいたネコトレーラー映像

長靴をはき、人の言葉を喋る猫・プスは、多額の懸賞金がかけられたお尋ね者だった。流れ者の彼はずっとある物を探し続けていた。それは、魔法の豆。その魔法の豆を使えば、巨人の住む城へと辿り着くことができ、そこには黄金の卵を生むガチョウがいると言われている。

その魔法の豆を、悪名高い盗賊カップル、ジャックとジルが持っているという情報を酒場で聞きつけたプスは、彼らの泊まっている宿に侵入しようとする。ところがそこには、もう一人、魔法の豆を狙っている黒装束の猫がいた。

プスと黒装束の猫は牽制し合う。ところがジャックとジルに見つかってしまい、二匹は窓から飛び出す。そのまま黒装束の猫を追跡するプス。やがて何故かダンスバトルになる二匹。戦いの末、プスは相手が女であると知って驚く。戸惑いつつも、物陰に姿を消した彼女を探していたプスは、そこでかつての因縁の相手であるハンプティ・ダンプティと再会する。

黒装束のメス猫、キティ・フワフワーテは、ハンプティがプスを止めるために差し向けた者だった。ハンプティは、プスとキティと協力して、ジャックとジルから魔法の豆を奪い、巨人の城へと辿り着く計画を立てていたのである。しかし、ハンプティのかつての裏切りを許せないプスは、彼の誘いを断る。

ハンプティと昔、何があったのかを尋ねるキティに、プスはかつて自分の育った孤児院であった出来事を語る。孤児院で共に暮らし、仲間として絆を深めていたプスとハンプティ。当時から魔法の豆を育て、巨人の住む城へと登り、黄金の卵を手にすることを夢見ていたハンプティは、プスと共に豆を探していた。

やがて成長した二人は魔法の豆のことは忘れ、盗みなど悪さをはたらいていた。そんな中、プスはある日街で猛牛に襲われそうになった警察署長の母を救い、街の英雄になる。一方、ハンプティは相変わらずつまらない窃盗を続け、プスはそんな彼を諫めていた。ところがある夜、ハンプティはプスを騙して銀行強盗の片棒を担がせ、プスはその日を境にお尋ね者となったのである。

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