「魔女見習いをさがして」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（1件）

魔女見習いをさがして

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森川 葵（出演）,松井玲奈（出演）,百田夏菜子（出演）,石田 彰（出演）,浜野謙太（出演）,栗山 緑（山田隆司）（Writer）,佐藤順一（監督）,鎌谷 悠…

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画像引用元：YouTube / 魔女見習いをさがしてトレーラー映像

アニメの『おジャ魔女どれみ』のメンバーが、大きくなったらなにになりたいかについて話していました。そこへ3人の少女が駆け寄ります（3人は幼少期のソラ、ミレ、レイカ）。どれみが3人に、大人になったらなにになりたいか質問すると、草原にあったたんぽぽの綿毛がいっせいに飛びました。

飛んだ綿毛のひとつが、東京の都会のオフィスに到達します。そこでは会議が行われていました。売り上げの割に利益が少ないと指摘された宮尾課長に代わり、吉月ミレが勝手に発言して叱られます。ミレは27歳の女性で、帰国子女ということを買われて大手商社・菱友物産で働いていました。しかし専務や宮尾課長に臆せずずけずけ発言することで、フェアトレードのプロジェクトから外されてしまいます。

綿毛は次の場所へ移ります。愛知教育文化大学で講義を受ける22歳の大学生・長瀬ソラは、先日の教育実習のことを振り返ります。教育実習で小学校の作文の時間を担当したソラは、牧田ユウジという少年の扱いに戸惑っていました。発達障害と思しき牧田は原稿用紙に絵を描いており、それを厳しく注意できないソラは結果的に他の生徒をないがしろにしてしまったのです。そんな失敗をしたソラは、自分が先生に向いていないのかもしれないと悩んでいます。

綿毛が次に移動したのは、広島の尾道でした。そこにあるお好み焼き屋「ぽっぽ家」には、19歳のフリーターの女性・川谷レイカが働いています。絵の勉強をするため美大に進みたいレイカは、そのためにバイトに励んでいます。しかし恋人の久保聖也がヒモ同然になっており、レイカの頭を悩ませていました。レイカは別れようと思っているのですが、ずるずると付き合いを続けていました…。

（映画タイトル）

綿毛が落ちたのは海辺の町です。そこは神奈川県・鎌倉でした。

『おジャ魔女どれみ』が大好きだったソラは「おジャ魔女の舞台を発見！！鎌倉はMAHO堂！？」というネットのニュース記事を読んで、愛知から聖地巡礼の旅に出てそのMAHO堂に来ていました。目当ての場所がMAHO堂に似ているので興奮したソラは、もっと近くで見たいと思い、開いていた門からなかに入ります。

建物の入り口には、同じく『おジャ魔女どれみ』好きでソラ同様建物を見ようと近づきドアノブを壊したレイカがいました。そこへさらに同じく『おジャ魔女どれみ』が好きで、その建物の内見を大家に頼んで鍵を借りたミレがやってきます。

3人は住んでいる場所も年齢もばらばらですが、『おジャ魔女どれみ』のファンということで話題が合いました。意気投合した3人は自己紹介をしあい、「運命かもね」と互いに言い合います。

海辺を歩きながら3人は話をします。レイカは2年前に亡くなった母親の墓参りを兼ねて、鎌倉にやってきたと言いました。ダメな彼氏と別れられない悩みを持っていると話し、それを聞いたソラとミレも悩みがあると言います。

3人は夜、餃子が名物の居酒屋で飲みます（レイカは19歳なのでソフトドリンクです）。

ミレは帰国子女であることの苦労を話し、プロジェクトで忌憚ない意見を言うと疎んじられることを言いました。ソラは、先生になりたい夢があるものの現実と理想とのギャップに戸惑っていると言います。

『おジャ魔女どれみ』のどのキャラクターが好きか話題になり、レイカがアニメのなかに出てくる「魔法玉」をいつも持ち歩いていると言いながら、見せました。ソラもミレも実は魔法玉を持ち歩いており、見せます。そんなところまで共通していると気づいた3人は以後も会いたいと思い、互いの連絡先を交換し合います。

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