「LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世前篇」のネタバレあらすじと結末の感想

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 前篇の紹介:2014年公開の日本アニメーション映画。アニメ『ルパン三世』の劇場版第7弾で、前篇後篇の二部作で連続公開された。2012年放送のテレビシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の流れをくむスピンオフシリーズ「Lupin the Thirdシリーズ」の第2弾で、ルパンと相棒を組むようになるまでの次元の活躍を描く。

予告動画

LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世前篇の主な出演者

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LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世前篇のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①中世に東ドロアに落ちた彗星のかけら『リトルコメット』を狙ったルパンと次元だが、次元が狙撃される。ヤエル奥崎という殺し屋は標的の墓を先に作り、必ず標的を殺していた。次元を狙っている。 ②同じ頃、会員制クラブに潜入した不二子が捕まり、見せものになっていた。ルパンはなぜ次元だけを狙うのか不思議に思うが、ヤエル奥崎に次元が射殺された。

【起】- LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世前篇のあらすじ1

1979年。
早撃ちのガンマンとして有名な次元大介は、単身で仕事を請け負っています。緑の背広に暗くて赤い色のシャツ、黄色のネクタイをしている男です。テンガロンハットは緑です。
濃いヒゲを生やし、帽子を目深にかぶっているので、ほとんどその顔は見えません。
あまり多くを語ることはなく、無口な用心棒といった感じです。愛用のマグナムがあり、重いマグナムを早撃ちでも操ります。
ルパン三世は、世界に名を馳せている天下の大泥棒です。なんでも祖先のルパン一世の代から泥棒をしている大怪盗です。水色の背広に黒のシャツ、赤いネクタイを締めています。愛用の銃はワルサーP38です。
次元大介は過去には殺し屋もしていましたが、その家業につくづく嫌気がさして、現在は用心棒の仕事を請け負っていました。泥棒になるのもよいと考えたこともあります。
かつて峰不二子という謎の女性を介して、ルパン三世とも出会いました。峰不二子は全てが謎に包まれた絶世の美女怪盗です(『LUPIN the Third -峰不二子という女-』参照)…。

…次元大介の墓が作られて、その墓前に花を手向ける男がいました。その姿は手元しか映されません…。

マランダ共和国の全権大使が乗った車が、白バイ警官に停められます。
大使と運転手は麻酔を打たれて眠りこみ、代わりにルパンと次元がそれぞれの服に着替えて、車に乗り込みました。
公用車に乗り込んだ2人は、そのまま東ドロアに潜入します。
ルパンと次元の狙いは、東ドロアから増ランだ共和国に譲渡が決まった宝石『リトルコメット』でした。すでに予告状は送っています。
ドロアは元は1つの国でしたが、今は東ドロアと西ドロアに分裂していました。
それでも一定の均衡が保たれています。不可侵条約を締結し、両者ともに必要以上の干渉をしないことで、戦争を起こすこともなく過ごしてきました。
ところが1週間前に、両国の関係が悪化する出来事が起きます。
東ドロアの世界的女性歌手クイーン=マルタが、西ドロアで暗殺されたのでした。これにより、東ドロアと西ドロアの不可侵条約が破られて、国交が緊迫しています。
1週間前のできごとを思い出した次元は、「守れるはずの命だった」と呟きました。ルパンは「まだ、ひきずっているのか」と次元を気遣います(詳細は後述)。

東ドロアに入ったルパンと次元は、東ドロア内にあるマランダ共和国の大使館へ行きました。
道中、警官が多く見受けられます。というのも、東ドロアは世界に誇る防犯率の高さで知られていました。
ルパンが狙うお宝『リトルコメット』は、中世の時代に東ドロアに落ちたといわれる彗星のかけらです。

【承】- LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世前篇のあらすじ2

東ドロア所有のものでしたが、このたびマランダ共和国に引き渡すことにしました。見返りの条件は「ウラン濃縮設備」です。
東西ドロアの均衡が破れた今、東ドロアは西ドロアに攻め入って、西ドロアを自国にしたいのです。マランダ共和国はあくまで中立の立場を保っていました。
大使館で『リトルコメット』を手に入れたルパンと次元ですが、直後に東ドロアの警察官が大量に駆け込んできます。
ルパンと次元は町へ逃げますが、ビルとビルの隙間を逃げている最中に、次元が狙撃されました。
次元とルパンを狙ったのは、白いスーツに右目に黒い眼帯をつけた男・ヤエル奥崎でした。ヤエル奥崎はプロの殺し屋で、仕事を請け負うとまず相手の墓を作ります。冒頭で次元の墓を作って花を手向けたのは、ヤエル奥崎でした。
ヤエル奥崎はもう1つ、標的を殺す際にサイコロを振り、その出目の数の銃弾で相手を殺すと決めています。今回、次元を撃つ前に出たサイコロの目は4でした。

次元とルパンは町中を縫って逃げますが、ヤエル奥崎はまるで2人の動きを読んでいるかのような、正確な射撃をしてきます。
1発目は次元の右肩を撃ち、2発目はルパンの右足を撃ちました。それでも次元とルパンはなんとか車を盗んで逃げます。
アジトで銃弾を患部から取り出した次元は、その特徴的な長い銃弾を見て、この形に見覚えがあると言いました。
1週間前にクイーン=マルタも、これと同じ銃弾に倒れたのです。

…7日前。西ドロア・国際コンサート会場。
クイーン=マルタのコンサートを物陰から見守っていた次元は、舞台上のマルタが撃たれるのを目撃しました。マルタは肩を撃たれた後、眉間を狙撃されて死にました。
マルタを狙った銃弾は赤くて長いものでした。
次元とルパンがアジトに逃げ込んだのもつかの間、警官隊が駆け付けます。
アジトがバレていると気づいた2人は逃げますが、「確認したいことがある」と言った次元は墓場に行きました。
そこには「1979年4月1日」という命日の、次元の墓がありました。次元は、自分を狙っている殺し屋がヤエル奥崎だと気づきます。

【転】- LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世前篇のあらすじ3

ヤエル奥崎については、風のうわさで聞いていました。標的の墓を事前に用意する殺し屋です。個人的な目的では動かず、背後に必ず依頼主がいるとのことでした。
狙われた相手は必ず殺されるので、ヤエル奥崎に関しての情報は極端に少なく、次元が知っているのはその程度でした。ルパンはヤエル奥崎について全く知りません。
次元がほかに知っているのは「何発で標的を仕留めるのかを、サイコロの出目で決めるってことだけだ」と言いました。
墓に添えられた小さな花を手にとったルパンは、匂いをかぎながら、手向けられたパセリの花ことばを言います。「お祭り気分、愉快な気持ち、勝利、死の前兆」でした。
「世界一のガンマンは2人いらねえ」と言った次元は、戦うつもりです。
ルパンは次元を手伝うつもりでしたが、次元は断りました。「仲間じゃねえ」と言います。

その頃、峰不二子は会員制のクラブ『ロンド』に、ショーガールとして潜りこんでいました。控室で「ショータイムまでお待ちください」と言われますが、隙を見て金庫を開けようとします。
不二子が狙っていたのは『カラミティファイル』と呼ばれるものでした。手帳のような形をしています。
金庫を開けて手に入れた不二子ですが、見つかって護衛の者に捕まりました。

ルパンがやってきた花畑には、すでに次元が来ていました。背後から次元が銃口を突きつけ、なぜこの場所が分かったとルパンに質問します。
ルパンは墓場でパセリの花の香りを嗅いだ時、一緒にアネモネの香りも嗅いだのです。東ドロアでアネモネ群生地は限られており、それで目星をつけたのでした。
ルパンは「誰が何のためにヤエル奥崎を雇い、次元を狙ったのか」に興味を持っています。
ルパンは、『リトルコメット』を狙った件で、次元が狙われたのかと思っていました。しかし仮にそうであるならば、ルパンの名もあっていいはずなのに、次元しか狙っていないことを不思議に思うからです。
花畑の脇にあった建物に入ると、ヤエル奥崎のアジトでした。入り口近くには銃の工房があり、奥へ進むと同じスーツばかりを並べた部屋や、また通信機ばかり並べた部屋もあります。

【結】- LUPINTHEIIIRD次元大介の墓標ルパン三世前篇のあらすじ4

奥の部屋から不二子の声が聞こえ、ルパンが駆け付けました。そこには、監視カメラごしに裸の不二子の姿が映っています。
不二子はルパンの声に対し、応答しました。クラブのショーガールとして侵入したものの、捕らえられてしまったことを告げると、「あなたまで犠牲にさせたくないから、来ないで」と言います。そう言われるとよけいルパンが助けに来ると分かっていながら、わざとそう言ったのでした。
奥からヤエル奥崎が現れると、次元と向かい合いました。ヤエル奥崎は「私の専門は狙撃だけではない」と言います。
次元は左腕で勝負しますが、早撃ち勝負で負けました。ヤエル奥崎は、次元が使う.357マグナムは早撃ちに不向きだと指摘します(重量があるから捌きにくい)。
そう指摘するヤエル奥崎の銃は、22口径の小さなものでした。
ルパンが次元を連れて去りますが、それをヤエル奥崎が悠々と追っていきます。

不二子は裸で透明な巨大水槽の中に入れられて、クラブで見せものになっていました。
奥から奇妙な赤い大きなロボット人形が出てきます。
ロボット人形の股間からドリルが出てきました。不二子に迫ります…。

ヤエル奥崎はルパンと次元を追いながら、ガトリング砲を連射しました。「サイコロの出目は関係ないのか」とルパンが突っ込みますが、次元が「奴なりのルールがあるのだろう」と言います。
ルパンと次元の乗った車は天井が吹き飛ばされ、オープンカーのようになりました。カーチェイスをしながら市街地へ突入します。
どこへ逃げても確実にヤエル奥崎は追ってきました。2人は行き止まりの場所へ入りこんでしまいます。
港近くの倉庫群の陰に隠れたルパンと次元は、反対側の倉庫の陰まで突っ切っていくつもりでした。それを上部からヤエル奥崎が狙撃します。
出てくるタイミングが分かるはずがないと言ったルパンですが、次元が出ていった瞬間を狙い、ヤエル奥崎は見事に頭に銃弾を命中させました。
倒れた次元の顔に帽子をかぶせたルパンは、「お前が銃そのものだ。誰かに指示されなきゃ標的も撃てない」と言いました(『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 後篇』へ続く)。

みんなの感想

ライターの感想

アクの強い絵だが、慣れるとシブくてなかなかにカッコいい。
中身もハードボイルド。最近のチャラチャラしたルパンシリーズとは一線を画しており、「大人のためのルパンワールド」といった感じ。
科白とか言い回しとかが、とにかくカッコいい。クール。これしか言いようがない。

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