「LUPINTHEIIIRD血煙の石川五ェ門ルパン三世前篇」のネタバレあらすじと結末の感想

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門 前篇の紹介:2017年2月公開の日本アニメーション映画。アニメ『ルパン三世』の劇場版第8弾で、前篇後篇の二部作で連続公開された。2012年放送のテレビシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の流れをくむスピンオフシリーズ「Lupin the Thirdシリーズ」の第3弾で、ルパンと出会う前の石川五ェ門に降りかかる試練を、アクション描写満載で描く。

予告動画

LUPINTHEIIIRD血煙の石川五ェ門ルパン三世前篇の主な出演者

ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、石川五ェ門(浪川大輔)、峰不二子(沢城みゆき)、銭形警部(山寺宏一)、ホーク(土師孝也)、稲庭牧男(菅生隆之)、稲庭Jr.(宮内敦士)、西郷兄弟〔兄〕(江川央生)、西郷兄弟〔弟〕(天田益男)、井上(宮崎敦吉)、岩崎(中林俊史)

LUPINTHEIIIRD血煙の石川五ェ門ルパン三世前篇のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①鉄竜会の稲庭組長に用心棒にと抜擢された五ェ門。ホークが鉄竜会のカジノ船を襲い、その時に稲庭組長が死亡。かたきをとるため五ェ門が立ち上がる。 ②しかしホークは怪力の持ち主で、五ェ門の斬鉄剣は全く歯が立たなかった(次元の早撃ちも)。五ェ門は落胆して去る。

【起】- LUPINTHEIIIRD血煙の石川五ェ門ルパン三世前篇のあらすじ1

ルパン三世は、世界に名を馳せている天下の大泥棒です。なんでも祖先のルパン一世の代から泥棒をしている大怪盗です。水色の背広に黒のシャツ、赤いネクタイを締めています。愛用の銃はワルサーP38です。
早撃ちのガンマンとして有名な次元大介は、元々は単身で仕事を請け負っていました。
かつて峰不二子という謎の女性を介して、ルパン三世と出会った次元は、ルパン三世と組んで一緒に仕事をするのも楽しいと思うようになりました。
峰不二子は全てが謎に包まれた絶世の美女怪盗です。
そしてもう1人、居合抜きの剣の達人・石川五ェ門という青年もいました。
純情な男・五ェ門は不二子と出会い、最初はガールフレンドと思います。また不二子経由でルパン三世や次元大介とも顔合わせをしました(『LUPIN the Third -峰不二子という女-』参照)…。

…ラベンダー畑の広がる洋館で、薪を割る巨躯の男・ホークがいました。
屋敷のお嬢様・サリバがホークに「ご主人さまから仕事の依頼よ」と言います。
「お安い御用です」と答えたホークは、ハーレーに乗って出かけていきました…。

…伊賀流忍術・百地三太夫(ももち さんだゆう)の元一番弟子で、神奈川県秦野市の長栄寺にいた五ェ門は、鉄竜会の組長・稲庭牧男(いなにわ まきお)に見出されて、用心棒として雇われました。
鉄竜会は伊豆半島に居を構えるヤクザで、富士山沖合にカジノの船を出し、大儲けしています。
組長がじきじきにスカウトしてきたこともあるので、表向き幹部は反抗できませんが、新たに加わった五ェ門を快く思っていませんでした。五ェ門は愛想がなく、言葉数が極端に少ないので、幹部たちは不愉快に感じます。

【承】- LUPINTHEIIIRD血煙の石川五ェ門ルパン三世前篇のあらすじ2

鉄竜会には、通称『四天王』と呼ばれる幹部が4人いました。西郷兄弟2人、井上、岩崎です。みんな顔のどこかに傷を負っています。
稲庭組長に気に入られた五ェ門は、鉄竜会の紋付の羽織袴を着せてもらい、一人前の扱いを受けていました。それも四天王たちには不愉快です。
カジノ船では丁半バクチや花札などが、おこなわれていました。不正をおこなった客人は、容赦なく奥へ引き込まれて拷問を受けます。
不正を行なった人物は、ライバルの虎場組のネズミ(スパイをする下っ端)でした。虎場組のカチコミ(急襲)で始まった乱闘で、四天王と五ェ門は戦います。
五ェ門は稲庭組長に向けられた銃弾を斬鉄剣で斬りました。その手腕は素晴らしいもので、他の四天王たちも黙らざるをえません。

さて虎場組のカチコミ騒動のどさくさを利用して、ルパン三世と次元大介が売上金を拝借しようと忍びこんでいました。
金が保存されている金庫部屋に入った2人は、そこにすでに峰不二子が先回りして、金を横取りしているのを目撃します。
ルパンが不二子に山分けの話を持ちかけている最中に、船全体が揺れ始めました。
それは、ホークという体格のよい男が、機関室のエンジンを壊していたからです。
ホークは元軍人で、金髪にひげを生やした大男でした。ホークという名は軍人時代のコードネームで、戦争で何千人という敵を殺した噂を持ちます。
公式には13年前にバミューダ海域で死亡されたとされていますが、ひそかに生きているようです。歯は全部金属の牙のように尖っており、両手に大きな斧をそれぞれ持って戦います。
ホークがエンジンを壊したことで、船が沈み始めました。
稲庭組長は倒れた梁の下敷きとなりますが、四天王は見捨てて逃げます。

【転】- LUPINTHEIIIRD血煙の石川五ェ門ルパン三世前篇のあらすじ3

五ェ門は機関室へ行き、ホークと会いました。そのまま戦闘にもつれこみ、甲板で、さらに船の上にある天守閣で戦います。
現金をクルーザーに乗せて逃げるルパン、次元、不二子はホークと五ェ門を見つけました。
戦いながら五ェ門がホークに目的を聞くと、「しいていえば、環境保護」と言い、ルパンが狙いだと答えます。五ェ門は「それは某(それがし)の獲物」と言いますが、ホークはそのまま逃げました。

富士山沖合で沈没したカジノ船の事故を受け、公安の銭形警部が動き始めます。
ホークは「バミューダの亡霊」と呼ばれていました。
ところが銭形警部がホークの存在を知ったとたん、上層部から「調べなくてよい」という命令が下りました。
それでも銭形警部は捜査を続けます。というのも、ホークもルパン三世も、世間的には共に「死んでいる者だから」です。「毒がまわり始めたから」銭形警部は捜査すると言いました。

大金をせしめた不二子、ルパン、次元もホークの話をしていました。
ホークの情報を知っていたのは不二子です。不二子は「かつて2000人もの兵士を亡きものにした伝説の兵士だったが、13年前にバミューダ諸島での極秘作戦中に戦死が確認された。それでも今もなお、世界中の諜報機関が生存の事実をつきとめ、現在確認に躍起になっている」と言いました。
ホークは朝からスペアリブを10人前食べた後、店にいた立川という若者からバイクを奪い、そのバイクでルパンのアジトに突っ込んできます。
ホークは葉巻を吸いながら「伐採だ。土の肥料になれ」というと、両太ももに提げたホルダーの中から斧を取り出しました。

【結】- LUPINTHEIIIRD血煙の石川五ェ門ルパン三世前篇のあらすじ4

次元が早撃ちで対抗しようとしますが、ホークはそれよりも早く斧を出し、次元の弾をはじき返します。これが元で、次元の早撃ちのプライドは傷つきました。
不二子は一足早くバイクで逃げようとし、ホークの怪力に叶いそうにないと悟ったルパンと次元も車で逃走しようとします。
しかしホークが斧を投げ、不二子のバイクが炎上したため、不二子はルパンと次元の車に合流しました。
その頃、ホークを追っていた五ェ門は爆発音で場所を知ります。銭形警部は警察無線で知りました。
五ェ門はルパンも狙うつもりですが、先に世話になった稲庭組長のかたきを討つために、ホークを倒そうと考えています。

逃亡したルパンたちの前の車道に、倒木がありました。
それは五ェ門が山から倒したものでした。ルパンたちは助かりますが、ホークの乗ったバイクは横転します。
五ェ門はルパンたちの前で、「あいつには因縁があるゆえ」と言い、ホークと戦い始めました。
しかし斬鉄剣をいともあっさりと片指で挟まれ、斧で力技の攻撃をされた五ェ門は、吹き飛ばされます。ホークに歯が立ちません。
思わず見ていたルパンと次元が五ェ門を助けようとしますが、その時、ホークの背後に車のヘッドライトが迫りました。
ホークの後ろに銭形警部が銃を持って立ちはだかり、「入国許可されていない」とホークを捕まえようとします。

その隙にルパンたちは逃げました。
ホークはあっさりと銭形警部に投降すると「睡魔には勝てない」と言って眠り始めます。
(この眠りが何かの秘密か。明らかにされず)

ホークに全く敵わなかった五ェ門は、肩を落とし、意気消沈してふらふらと立ち去ります。
その姿を見たルパンは「どうやら、命より大事なものを奪われたようだ」と五ェ門のことを言いました…(『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門 後篇』へ続く)。

みんなの感想

ライターの感想

大人向けのアニメ、劇場バージョンだと第2弾、テレビアニメも含めると第3弾。
ここでようやく、五ェ門にスポットライトが当てられる。
というのも、テレビアニメの『峰不二子という女』では、五ェ門の露出は少なめだった。
キャラも「硬派」というより「ひたすら、純情」な感じしか出ていなかった。それはどうしても『峰不二子という女』では不二子との絡みが必要だからだろう。
今回、五ェ門が主人公になることで、やっとストイックな感じが出てきて、正直ほっとした。

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