映画:いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2

「いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2」のネタバレあらすじと結末

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たちの紹介:2018年5月26日公開のイタリア映画。2009年の欧州危機を踏まえ、学問の道を絶たれた研究者たちが日常の鬱屈を吹き飛ばすイタリア発の風刺コメディ。合法ドラッグ製造で逮捕された神経生物学者のズィンニは、警察からスマートドラッグ蔓延防止のミッションを依頼され、仲間と共に再起を図るのだが…。

あらすじ動画

いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2の主な出演者

ピエトロ・ズィンニ(エドアルド・レオ)、アルベルト・ペトレッリ(ステファノ・フレージ)、ジュリア(ヴァレリア・ソラリーノ)、マッティア・アルゲニ(ヴァレリオ・アプレア)、アルトゥーロ・フランティーニ(パオロ・カラブレージ)、バルトロメオ・ボネリ(リベロ・デ・リエンツォ)、ジョルジョ・シロニ(ロレンツォ・ラヴィア)、アンドレア・デ・サンクティス(ピエトロ・セルモンティ)

いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

①合法ドラッグを作ったことで収監されたピエトロは、コレッティ警部と裏取引、30種の合法ドラッグを摘発すれば犯罪歴を抹消してくれると聞き、協力することに。30種摘発に成功。 ②最難関のソポックスを摘発する過程で女性記者・アリーチェに司法取引がばれ、ピエトロと警察の交渉は水に流される。ソポックスがテロだと気づいたピエトロは訴えるのだが、誰も聞く耳を持たない。

【起】- いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のあらすじ1

いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のシーン1 ピエトロ・ズィンニは神経生物学者の教授でしたが、予算削減で大学を追われます。
恋人のジュリアに食器洗浄機が欲しいと言われたピエトロは、大学をクビになったことを切り出せず、仲間の大学教授たちを集めて、新種のドラッグを作りました。
イタリアでの麻薬は保健省が決めているため、保健省が取り締まっていないものは法的には合法になる…というところに目をつけたのです。

・ピエトロ…神経生物学者
・アルベルト…計算化学者
・ジョルジョ…ラテン語学者
・マッティア…ラテン語学者
・アンドレア…文化人類学者
・アルトゥーロ…考古学者
・バルトロメオ…推計統計学者

(・ムレーナ…流体力学者)

薬物を作って売りさばいたピエトロたちですが、ムレーナに脅されました。
また同じ頃、自分の作ったドラッグにはまったアルベルトが、薬物を積んだまま交通事故を起こし、警察の厄介になります。
恋人・ジュリアを人質に取られたピエトロは、薬物を作るために薬局を襲撃しますが、薬剤師に教授だとばれてしまいました。
金持ちの知人に連絡を取ったピエトロは、にせの薬物をムレーナにつかませ、薬剤師誘拐の罪を着せます。
ピエトロひとりが服役するという条件を警察と取りつけ、アンドレアを釈放してもらい、ピエトロは刑務所で勉強を教えます…(映画『いつだってやめられる 7人の危ない教授たち』参照)。


…妊婦のジュリアが、ピエトロに面会にやってきました。
ピエトロは半年後に出所が決まっており、ジュリアはそれは困ると言います。
ピエトロは刑務所内で、勉強を教えていました。
アルバニア人と共に刃傷沙汰を起こし、刑期延長をしようかとピエトロは言います。

名誉博士号のファビオがローマにいると聞いたピエトロは、刑務官のサヴェリオを促して、ジュリアとの面会を切り上げさせようとしました。
ジュリアが去った後、ピエトロはクラウディオと会います…。


〔1年半前〕

ピエトロが警察と交渉をしたことで、アルベルトは釈放にこぎつけていました。
ピエトロやアルベルトの麻薬密売に食いついたのは、若い女性警部・コレッティです。

現在、イタリア、ローマではドラッグが蔓延していることで、社会問題となっていました。
ピエトロが法の穴をついたとおり、保健省が取り締まっている薬物以外のものは、すべて「違法ではない」とみなされてしまいます。
新種の薬物はスマートドラッグと呼ばれ、摘発が難しいとされました。

【承】- いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のあらすじ2

いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のシーン2 ピエトロたちが研究員ギャングだったのを知ったコレッティ警部は、ピエトロたちと取引をして、これを機に違法薬物をいっせいに摘発したいと考えます。
ガラトロ警視はしり込みしますが、麻薬対策班に所属するコレッティ警部は、ピエトロと交渉して上手に他の麻薬組織をあぶり出せればと思いました。
ガラトロ警視は「出世が目的か」とコレッティ警部に嫌味を言いますが、コレッティ警部は本気で麻薬根絶を考えているのです。

コレッティ警部はピエトロと取引をし、「30種の新しい薬物を摘発すれば、無罪にする」と口約束しました。
ピエトロはその話に乗り、仲間を再結成しようとします…。


組織の摘発のためには、当然ですが、ピエトロも刑務所から外へ出ます。
有罪で収監中の身でありながら、シャバに何度も出ていくのを見て、妻のジュリアは不審がりました。
しかし取引を終えるまで口外してはならないので、ピエトロは沈黙を守ります。


〔バンコク 香辛料市場〕

ピエトロはコレッティ警部を連れ、市場へ行きました。
解剖理論の世界的権威・ビットリオを迎えます。


〔ラゴス ナイジェリア連邦管区〕

メカトロニクスの専門家・ルーチョに、ピエトロは声をかけました。


〔バチカン 聖フィリッポ法廷〕

ローマの安全を願うウォルターを、ピエトロはスカウトしました。


薬物を作ったときの7人に加えて、新たに3人を迎え、合計10人の教授が集まります。
コレッティ警部は10人に対し、30種類の新しい薬物を発見し、摘発すれば、無罪にすると言いました。
対策本部は考古学者・アルトゥーロのつてで、地下鉄の工事現場を利用することにします。

前回、自分で作ったドラッグにおぼれたアルベルトですが、今回は懲りていました。
薬物を分析し、出どころを調べるこの調査は、アルベルトの腕にかかっているといっても過言ではありません。

メカトロニクスのプロ、ルーチョが武器を調達してきました。
アルベルトはアングラで売られている薬物を買ってくると、分析を開始します。
アルベルトは今回はまじめに分析し、化学式を解析しました。

【転】- いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のあらすじ3

いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のシーン3 橙を使っているということが判明すると、経済学の教授・バルトロメオが原材料の購入履歴から、製造者を特定していきます。
出どころが分かると、摘発しにいきました。


ピエトロたちは順調に、新興の薬物組織を摘発していきます。
コレッティ警部はピエトロたちの協力を得て、次々に逮捕していきました。

しかし…問題となる薬物がありました。ソポックスと呼ばれるものです。
「ソポックス(SOPOX)」だけは別格で、エフェドリンという特殊なキノコが使われているということが分かる程度でした。
アルベルトですら、それ以上の解析はできません。

解析に悩むアルベルトは、一方で薬物の誘惑に耐えかねていました。
ソポックスの誘惑に負けたアルベルトは口に含み、アニメーション調の幻影をみます。
しかし、結果的にはこの「摂取」が功を奏し、アルベルトは「ソポックスはクロマトグラフで作られている」と気づきました。

クロマトグラフとは分離器のことで、とにかく高価な機械です。
アルベルトは交通事故を起こす直前に、ほかならぬそのクロマトグラフを目撃していました。
アルベルトはそのことを思い出し、はっとします。


同じ頃。
ピエトロたちは他の薬物組織を摘発する際に、スピード違反でパトカーに捕まりそうになります。
極秘の捜査なので、警察にばれるわけにはいきませんでした。
パトカーの追跡をまくために暴走しますが、遺跡を壊してしまい、考古学者のアルトゥーロはショックを受けます。

30種類の薬物を摘発したので、ピエトロは週明けの月曜日に釈放されると思います。
妻のジュリアは、何度も外出しているピエトロを不審に思いますが、ないしょの捜査なのでピエトロはジュリアに話すことはできません。
ジュリアは臨月で、出産を控えていました。
ピエトロは出産に同行したいと思い、釈放を心待ちにします。


ところが…。
いちばん根深いソポックスの摘発ができていないことで、コレッティ警部はやきもきします。
「ソポックスの撲滅まで契約延長」と、コレッティ警部は言い出しました。
ジュリアの出産に立ち会いたいピエトロは嫌がりますが、他のメンバーは捜査にやりがいを感じており、引き受けます。

【結】- いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のあらすじ4

いつだってやめられる10人の怒れる教授たち2のシーン2 ブロガーであり、フリーの女性記者・アリーチェは、コレッティ警部が次々に手柄をあげていることを、あやしみました。
コレッティ警部に「ほかに協力者がいるのではないか」と疑問をぶつけますが、はぐらかされます。
アリーチェは取材をし、ピエトロの存在を知りました。当然、あやしみます。


ジュリアと話をしていたピエトロは、避妊薬のピルがヒントだと気づきました。
ソポックスの材料であるエフェドリンが、どこから調達されているのか不明でしたが、ピルからだと分かったピエトロは、ピルにGPSを仕込めば組織が分かると思います。

アルベルトが目撃していた「クロマトグラフの機械」の情報から、コレッティ警部は同日に機械が盗まれる事件があったことを突き止めます。

ピエトロの仮説を聞いて、他のメンバーはピル出荷コンテナにGPSを取り付けに行きました。
ところが出荷が早まっており、GPSを取りつけるはずのマッティアが貨物に入ってしまい、肝心のGPSは取りつけられていない状態になります。


マッティオが乗った客車を追跡したピエトロたちは、ピルを取りにきた者たちと鉢合わせします。
手違いを聞いたピエトロとアルベルトは、たまたまナチス・ドイツ軍から押収したサイドカーに乗り込み、列車を追跡しました。

マッティオを救出したピエトロは、ソポックスの開発者・ヴァルテルと顔をあわせます。
バルトロメオがGPSを取りつけましたが、アジトへ乗り込むと、すでに組織の者たちはいなくなったあとでした。


ソポックスを摘発したピエトロは、ジュリアの出産に立ち会うために病院へ行きます。
しかしジュリアはすでに、出産したあとでした。
ピエトロは赤ん坊の顔を見に行こうとしますが、警察に犯罪者として捕まります。

…ピエトロとコレッティ警部は取引をしていましたが、その取引をよくないとされました。
女性記者・アリーチェが自分の作ったブログに、その疑いを書いていたからです。
ガラトロ警視が「無関係を主張しろ」と要求し、コレッティ警部は任務を解かれていました。
芋づる式に、ピエトロとの取引も無効になります…。

落胆したピエトロは、逮捕時に書かれた文字式をふと見て「ソポックス(SOPOX)」という文字自体が、すでに組成式だと気づきます。
「SOPOX」は神経ガスで、開発者・ヴァルテルたちの本当の目的は、麻薬づくりではなく、神経ガスを使ったテロなのだと気づいたピエトロは、それを主張しますが、誰も聞いてくれません…。
(『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』へ続く)

みんなの感想

ライターの感想

今回の「引き(次作へ続く)」はよかった!
特にラストの、再逮捕された際に2つの組成式を見ているときに、ピエトロが気づくくだりは、ぞわぞわっと鳥肌が立った。
ソポックスという文字自体が神経ガスであることや、テロをにおわせておいて、予告を打ちエンドロールへ…わくわくする。
次の『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』でとうとう完結。
ピエトロやアルベルトら、個性の強いキャラクターたちとも、お別れだと思うと少しせつない感じ。
この作品が面白いと思ったら、迷わず借りて視聴してほしい一作。

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