映画:こちらピープリー村PeepliLive

「こちらピープリー村PeepliLive」のネタバレあらすじ動画と結末

あらすじ動画

こちらピープリー村PeepliLiveの主な出演者

ナッター(オムカル・ダス・マニプリ)、ブディア(ラジュヴィール・ヤダヴ)、ナンディータ(マライカ・シエノイ)、サリム(ナセールディン・シャー)

こちらピープリー村PeepliLiveのネタバレあらすじ

【起】- こちらピープリー村PeepliLiveのあらすじ1

インドの田舎にあるピープリー村で、農場を営んでいるナッタ−は、兄のブディアと都会の銀行に行きます。しかし、借金を返せなかったため、農場を競売にかけると言われてしまいます。
家に帰ったナッタ−は、根性見せろと妻のダニヤに怒鳴られます。その様子に子どもたちは鳴き続けます。
ナッタ−とブディアは、別の土地の地主のタークルにすがりにいきますが、断られてしまいます。
タークルの近くのいたグッダは、土地を守る方法があると話し始めます。それは南インドで、政府が実施した新しい制度を利用することでした。その制度は、借金を苦に自殺した農民に、10万ルピーの補償金が出るといったものです。
ブディアは、自殺の制度の話しをどこで聞いたか尋ねます。グッダはマガンの息子から聞いたこと、新聞にも載っていたと話します。
ナッタ−は自分が自殺すると言い始めます。そんな弟を見て、ブディアは独り身だから自分が自殺すると言います。しかしナッタ−は言うことを聞きませんでした。ブディアは弟の子供に土地を残せることから、弟の意志を尊重します。

【承】- こちらピープリー村PeepliLiveのあらすじ2

先週だけでも79人の農民が自殺しました。1998年以降、17万人もの人々が自殺しており、テレビのニュースでは、農業大臣のサリムが出演して、そのことについて話します。彼は州首相と選挙を争っており、自殺が自然死と同じだと論じます。
新聞記者のラケーシュは、県長官がピープリー村に行くと、上司から聞いて向かいます。ピープリー村は州首相の選挙区となっていました。
偶然にもラケーシュは、自殺宣言をするナッタ−と出会って新聞に載せることにします。
新聞のことで騒ぎとなり、県長官は違法であることから、ナッターの逮捕を求めますが、電話がかかってきて別の案にします。 
県長官に怒られて、ラケーシュの新聞社は不認可となってしまいます。
ナッタ−とブディアは、タークルに呼び出されて、自殺することは許さないと怒鳴られます。
ラール・バハードゥルにちなんだ再定住計画によって、ナッタ−は井戸を贈ってもらえることになります。これで自殺はありえないと言われますが、贈られたのはポンプだけでした。

【転】- こちらピープリー村PeepliLiveのあらすじ3

スクープを要求されているニュース番組のナンディータは、ナッタ−を取材しに行って、テレビの前の人に訴えます。
このスクープを受けて、他のテレビ局の中継車がピープリー村に殺到します。インドの悲劇として報道され、警官も大勢やってきます。
ナッターは一躍英雄となります。村は祭りのように屋台が出たり、人でごったがえしとなります。
ニュースを見た州首相でしたが、村を対象とした制度がなく、手のうちようがなくて部下に当たり散らします。
その後、選挙では敵である後進カースト政党のパップーラール氏と共に、州首相はピープリー村にやってきます。そして自殺を止めて欲しいとナッターに頼み、10万ルピーを贈ることを伝えるのでした。
マスコミは、これでは補償金ではなく、賄賂になると騒ぎます。サリムは個人的利用ととらえれることから、州首相に辞任を求めます。
結果、ナッタ−の特権は取り消しとなり、やはり自殺をしなければならなくなります。
ある朝、トイレに行きたいナッターは、時間がないこともあり、警官からその辺りでするように指示されます。大便をした後、ナッターは逃げ出します。ナッターが逃げ出したことで、マスコミは大騒ぎします。

【結】- こちらピープリー村PeepliLiveのあらすじ4

生まれつき病弱なホーリーは、土地を競売にかけられて、休耕地を売るために掘っていました。しかし過労で倒れて亡くなります。
彼の死を知ったラケーシュは、大切なのはナッタ−だけなのか、とナンディータに問いかけます。
視聴者が求めているのがナッタ−であることから、ナンディータはその他の農民は関係ない様子でした。
逃げ出したナッターは、タークルの倉庫で眠っていました。グッダが彼を見つけて、タークルに知らせます。
タークルは、州首相と仲が良かったのですが、彼がパップーラールと組んだことをきっかけに、関係がこじれていました。そこでサリムにナッタ−を渡すことにします。
ラケーシュは、なぜかグッダが弁当ばかりを買っていることから後をつけます。そしてナッターの姿を確認して、ナンディータに電話します。新聞社をクビになったラケーシュは、ナンディータの下で働いていました。
州首相の記者会見があるにも関わらず、ナンディータが飛び出したことから、他のマスコミもついていきます。倉庫には県長官の姿があり、大混乱となります。
タークルは県長官にナッタ−を渡す予定でしたが、この混乱でそれどころではなくなります。
ランプをつけようとして、火を灯した結果、油がこぼれており、バイクに引火してしまいます。倉庫では大爆発が起こり、ナッタ−の焼死体が見つかります。ナッターが自殺ではなく、事故死を遂げたとして、マスコミは報道します。こうしてナッタ−の騒動は収まります。
3ヶ月後、焼死体の検視がまだ済んでおらず、ブディアもダニヤも、ただ落ち込むだけでした。
実はナッタ−は、都会で作業員として働いていました。インドの調査では、91年から01年で800万人が農業を辞めました。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、自殺すればお金がもらえるという、変わった制度をめぐる物語になっています。どうしていいか分からずに沈黙するナッタ−と、騒ぎまくるマスコミと慌てる政府のギャップが大きくて面白くなっています。
今作品で印象的だったのは、農民がそこら中で自殺していることから、ナッターが死の特売日かと表現した場面になります。
また、インフレが全てを食い潰すという歌詞の歌が、とても印象に残りました。農民たちが絶望的な歌詞を楽しく歌う姿に、何とも言えないポジティプさを感じました。
最後まで見終わって、ナッタ−たち農民とは形が違えども、いずれ自分たちにも起こりえる事象ではないかと思いました。この先、今の仕事が消えてしまい、辞める時期が来るのだろうと予期してしまう映画でした。

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