「となりのテロリスト」のネタバレあらすじと結末の感想

となりのテロリストの紹介:2017年製作のスペイン映画。W杯に沸くスペインの町を舞台に、作戦実行を待ち続けるテロリストたちの姿を描いている。テロリストと呼ぶには、どこかおかしい彼らの様子を映し出した作品。

となりのテロリストの主な出演者

マルティン(ハビエル・カマラ)、アレックス(ゴルカ・オチョア)、フェルナンド(フリアン・ロペス)、アイナラ(ミレン・イパルグレン)、ルーデス(ティナ・サインス)、アルテツェ(ラモン・バレア)

となりのテロリストのネタバレあらすじ

【起】- となりのテロリストのあらすじ1

ETAの同士たちは、マンションの一室で食事をしています。デザートが出てきて、マルティンはお腹がいっぱいだと困ります。明日からは食べれなくなると言われ、喜んで持ち帰ることにしますが、アルテツェから銃を渡されます。
アルテツェは、弾は3発入っているから、賢く使うのだと念を押します。
物音が聞こえて様子を見に行くと、下の階から警察が踏み込んできていました。
アルテツェとマルティンは、急いで洗面所に駆け込み、幹部の名が書かれた紙を食べていきます。しかしマルティンはお腹がいっぱいで苦しいです。
アルテツェは手を挙げて投降することにし、自分1人だと言います。マルティンは窓から逃げていました。
12年後、アイナラとアレックスは、マルティンのいるマンションを訪れます。
マルティンは夫婦や恋人同士が、喧嘩別れすることから困ると言います。2人はそんなことはないし、そもそも付き合っていないと答えます。
何か特技はないかと聞かれ、アイナラは複数のユニットで尾行していたこと、アレックスは文書であれば何でも偽造できると答えます。マルティンは人手不足であることから、すぐに採用することにします。
次に爆弾を使えるフェルナンドを迎えに行くことにします。
するとお隣のルーデスさんが、新しく引っ越してきた人?とノックしてきて、手作りのコロッケを渡しに来ます。遠慮するマルティンでしたが、いただくことにします。
アレックスのことを聞かれて、マルティンは仕事仲間だと答えます。仕事はリフォーム業者であると説明します。
フェルナンドは、自分のことをペルナンドと発音します。ちょっと変わっている人物で、バスク人ではありませんでした。今回は補欠要員として、サポートとして計画を共にします。
今回の活動は、闘争本能を忘れた政府に、停戦協定を結ばせないことが目的になります。任務はまずは待つことでした。アルテツェからの電話を待ちます。携帯電話に電話番号が入っていました。
マルティンは、50年続いたETAの活動の源は料理にあると言います。困ったことに4人とも料理ができませんでした。コロッケをレンジで温めることにします。
W杯のこの年、テレビではスペインの試合が流れていました。マルティンはスペインの相手を応援します。もちろん他の皆もです。スペインが点を入れられて大喜びです。
2日以内に電話がかかってくる予定でしたが、一向に電話はかかってきませんでした。アイナラは電波の良い場所に置いたりします。どこも電波は3本以上立っていました。

【承】- となりのテロリストのあらすじ2

暇なので4人はスゴロクをします。マスに止まるとクイズが出されていきます。マルティンはその答えに意見して、何がなんでもバスクと関連づけていきます。
アレックスとフェルナンドは、買い物に出かけます。フェルナンドはバスク人ではありませんでしたが、バスク人の女性が大好きでした。結婚したいと思っていて、バスク人の美人の指名手配犯のポスターを集めていたりもしました。
父親からは建築業を手伝うか、思想を貫くか追求されて、フェルナンドは追い出されました。
2人がマンションに帰ってくると、玄関に住人の男性が立っていました。マルティンからは平静を装うように言われていたので、挨拶して話しをします。
その男性はアルマンドという名前で、うつ病と周りから言われていました。スペインを応援していて、一緒に見ようと誘ってきます。アレックスとフェルナンドは、決勝に進出したら一緒に見ようと約束します。
ある日、電話の音が鳴って、ついにと思います。電話をとったフェルナンドは、衝撃的な内容だったと言います。電話を切る時は、バスク万歳と言っていました。
その内容とは、留守電が300件以上無料になることでした。アイナラは、もう電話をとらないでと言います。
マルティンはルーデスさんにお皿を返しに行きます。ルーデスさんは中に入ってと言います。浴槽をシャワー室に変えようかと考えていて、どうかしらと聞きます。
そして、知り合いに頼んだら1000ユーロと言われて高すぎない?と言います。
マルティンは業者らしく、確かに高いですねと答えます。
ルーデスさんは、知り合いに頼めないことから、マルティンにしてもらえないかと頼みます。
マルティンは忙しくてと言い訳をします。
しびれを切らしたアイナラは、何も行動してないことに嫌気がさしてきます。こちらから電話したらいいと、マルティンに言います。そして窓から逃げないでよと、一言加えます。
マルティンは銃を取り出し、自分がリーダーであると話します。電話はこちらからできないことを伝えます。
さらに君らは知らないだろうけど、バスク人は3万年以上も戦い続けたのだと、ETAの歴史の凄さも話します。
フェルナンドは、マルティンがバスク人じゃないけどね、と突っ込みます。

【転】- となりのテロリストのあらすじ3

夜遅く、アレックスはこっそり携帯電話を持ち出します。そして電話をかけてみると、登録のない番号でした。
騙されたと思って激怒し、マルティンを叩き起こします。マルティンも確かめてみますが、本当にそうでした。
アレックスはアイナラと下りると言います。
マルティンは、少し策を練るから時間をくれと頼みます。
アイナラはパズルをして時間を潰していて、どうしても最後の1ピースが見つかりませんでした。
マルティンは、フェルナンドに大事な頼みがあると、2人きりで話します。
ついに行動が起きると思ったフェルナンドでしたが、その頼みはお隣の浴槽をシャワー室に変えることでした。
それじゃあ、建築業をやってた時と同じで、緊張感もスリルもないじゃないかと反論するフェルナンドでした。
マルティンは、資金作りの一貫であると説明し、フェルナンドを説得します。
フェルナンドとアレックスは、シャワー室に変える工事を始めます。
ルーデスさんの娘のナターリアは、壁を作りたいと追加の工事を頼んできます。マルティンは、できるよねと押していきます。
マルティンは一つ思いました。それはうちだけ、スペインの国旗が窓から出ていないことです。国旗が売り切れていて、コンビニで60ユーロもする国旗を買ってきます。
伸ばすと部屋よりも大きいサイズです。しかもデザインが旧国旗のものでした。ベランダから出すと、垂れ幕みたいに、ぶらんと落ちていきます。アルマンドは、自宅の窓からそれを見てニヤつきます。
とりあえずお金が入ったので、おもちゃ屋に行って、爆竹を買います。かなり強力なやつをです。普通は3〜4個でしたが、200個いただくことにします。
爆弾が完成して、リュックに入れ、アイナラが広場に運んでいきます。そしてゴミ箱に入れることに成功します。警察に脅迫電話をかけます。
サポーターが広場にいて、警察が封鎖を行っていました。その様子をマルティンは見に行きます。
予定時刻になりますが、爆弾はバチバチと音を立てるだけで、軽い花火みたいなものでした。サポーターたちはスタスタ歩いていき、警察もさっさと片づけます。
マルティンから様子を聞いて、アイナラは明日出ていくことを決めます。
アレックスとアイナラは険悪な雰囲気になっていました。アレックスは別れるのかと言い出し、アイナラはそもそも付き合ってないと反論します。
マルティンは、アイナラにアレックスと話し合ったほうが良いとアドバイスします。そしてアレックスに渡すように言われた封筒を渡します。
アイナラは、封筒の中からパズルの最後の1ピースを見つけます。アレックスは手作りで作っていたのです。

【結】- となりのテロリストのあらすじ4

翌日、アイナラを送るため、4人は車に乗っています。途中、検問が行われていて、IDのチェックをされます。
4人は覚悟を決めて、逃げ出すかどうするか、緊迫します。すると警官が戻ってきて、問題ないとIDを返してきます。
さっきのは何だったんだという空気になり、アイナラはバスがもう間に合わないと言います。4人は家に帰ることにします。
ナターリアの工事で前金が入り、新しいソファーを購入し、これで背中が痛くなくなるので、マルティンは喜びます。
そんな折、こっそりとマルティンは、携帯電話に留守電が入っているのを見つけます。アルテツェから、電話に出ないことへの怒りのメッセージが入っていました。マルティンは携帯を開けて、カードを抜き取ります。
ついにスペインが決勝戦へと進み、思いもよらないマルティンとフェルナンドの前に、アルマンドが準備を整えてやってきます。
約束は約束という彼に、2人は一緒にテレビを見ることにします。態度でバレてしまうと、フェルナンドはパニックです。
アレックスは、近くにマンションを別に借りて、一緒に住もうかとアイナラを誘います。アイナラは嬉しい様子です。
そこにアルテツェがやってきます。アルテツェは、ここまで来るのに苦労したと怒っています。マルティンを待ちますが、全く戻ってくる様子がありませんでした。
そこにスペインのユニフォームなど、応援グッズを身にまとったマルティンとフェルナンドが帰ってきます。
アルテツェは、ミスばかりするマルティンに、窓から逃げて戻ってくるなと怒ります。
マルティンは、持っていた銃で、アルテツェを撃ちます。3発全てを使います。
4人は見つからないように、アルテツェの死体を袋につめて、ナターリアに頼まれた現場に持っていきます。そして壁の中に死体を隠して、作業も完璧に終わらせます。
かくして4人は、本当にリフォーム業者を立ち上げます。自分たちの心の中にETAを持ち続けます。
アレックスとアイナラは、引っ越しをしていました。そこにマルティンとフェルナンドがやってきます。4人が食事をしていると、玄関をノックしてくる音がして、全員凝視します。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、タイトルからは想像しずらい、ほのぼの感が展開されていきます。特に出ているのは、電話を待っている間の4人の姿でしょうか。スゴロクをしている時や、テレビでサッカーの応援している時は、ほのぼのしてるだけでなく面白いです。
面白い場面の多い作品でもあり、シュールなコントが常に巻き起こっていきます。爆弾がダメダメな時は笑いました。その後のマルティンの台詞や空気感も面白くて良かったです。
この作品を通して、平和に向かって欲しいという願いを感じました。奇抜な設定で、シュールな笑いを求めている時に、今作をお勧めします。

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