映画:なんちゃって家族

「なんちゃって家族」のネタバレあらすじと結末

なんちゃって家族の紹介:2013年制作のアメリカのコメディ映画。主演はジェニファー・アニストンとジェイソン・サダイキス。メキシコから麻薬を密輸するために集まったニセ家族の騒動を描いている。日本公開は2014年。

あらすじ動画

なんちゃって家族の主な出演者

ローズ・オライリー(ジェニファー・アニストン)、デヴィッド・クラーク(ジェイソン・サダイキス)、ケイシー・マシス(エマ・ロバーツ)、ケニー・ロスモア(ウィル・ポールター)、ドン・フィッツジェラルド(ニック・オファーマン)、エディ・フィッツジェラルド(キャスリン・ハーン)、メリッサ・フィッツジェラルド(モリー・クイン)、ブラッド・ガードリンガー(エド・ヘルムズ)、パブロ・シャコン(トメル・シスレー)

なんちゃって家族のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- なんちゃって家族のあらすじ1

なんちゃって家族のシーン1 デヴィッド・クラークは、大学時代からずっとマリファナの売人をしています。
主婦から会社員まで客層は幅広く、注文を受けると自宅やオフィス、街中のカフェまで宅配し、それなりに稼いでいました。

ある日、デヴィッドは大学時代の級友と街で再会を果たします。
級友はすっかり太鼓腹の中年親父と化していましたが、家庭を持っていました。彼は自由を謳歌する独身のデヴィッドをうらやましがりながらも、家族と電話で楽しそうに話し、所帯持ちが乗りそうなミニバンで去って行きました。
級友と別れたデヴィッドは、複雑な表情を浮かべるのでした。

アパートに帰宅したデヴィッドは、隣に住んでいるローズ・オライリーと鉢合わせます。
ローズは場末のストリッパーで、男運がなく生活苦で何カ月も家賃を滞納していました。
ローズはデヴィッドがいい年をしてヤクの売人をしていることも知っており、彼にちょっかいをかけられるたびに冷たくあしらっていました。

その後、18歳の少年ケニー・ロスモアがデヴィッドに声をかけてきます。
彼は母親が不在で孤独な日々を過ごしており、何故かデヴィッドのことを父親のように慕っていました。
ケニーはいつものようにマリファナをねだりますが、デヴィッドは「子どもには売らない」と毎回拒否していました。
2人で話していると、路地裏で不良少年たちに絡まれている少女を見かけます。
ホームレスのパンク少女ケイシー・マシスが、不良たちにスマートフォンを取り上げられるのを見たケニーは、無謀にも助けに入ろうとします。しかし簡単にのされてしまい、仲裁に入るデヴィッドでしたが、ケニーにマリファナの売人であることをバラされてしまい、話が余計にこじれるのでした。
マリファナを渡すように脅されたデヴィッドは、不良たちに一撃を食らわせて逃げ出しますが、結果逆襲に遭います。おまけに自宅に隠していたマリファナと売上金、財産まで根こそぎ奪われてしまうのでした。

絶体絶命のピンチに陥ったデヴィッドは、元締めのボスであるブラッド・ガードリンガーからの電話を無視し続けます。
しかし街中で拉致されて、強制的にブラッドの元へ連れてこられるのでした。
デヴィッドはブラッドに必死に弁明しますが、許してもらえません。彼から今回のヘマを水に流す代わりに、メキシコから少量のマリファナを密輸してくるように命じられます。
成功報酬として10万ドル用意され、ブラッドは「君に断る権利はない」とにこやかに告げるのでした。

メキシコ国境の厳しい検問を通過するのは至難の業で、デヴィッドは窮地に立たされます。
するとキャンピングカーに乗った陽気な一家が道を尋ねてきて、デヴィッドは「ファックユー」と最悪の応対をします。
しかし次の瞬間、デヴィッドはメキシコ旅行にやってきた善良そうな家族を装えば、怪しまれずに麻薬を運び出せるはずだとひらめくのでした。

【承】- なんちゃって家族のあらすじ2

なんちゃって家族のシーン2 さっそく自分の息子役にケニーをスカウトすると、彼はノーギャラで引き受けてくれました。
続いて路上をさまよっていたケイシーに声をかけます。彼女は一応家はあるものの親とそりが合わず、友達の家を転々としていたのです。
3000ドルのギャラを提示すると、ケイシーは娘役として計画に参加してくれました。

ローズが働くストリップ・パブにやってきたデヴィッドは、自分の妻のフリをしてメキシコまで行ってほしいと頼みます。
報酬として1万ドルの支払いを約束しますが、ローズは「あんた馬鹿?」と一蹴し、破談となりました。
しかしその後、オーナーから店での本番を要求されたローズは、仕事を即辞めます。帰宅すると部屋を強制退去させられており、途方に暮れるのでした。

年齢不詳のむさくるしい身なりをしているデヴィッドは、美容院へ行ってイメージチェンジをします。
朝5時半に起きて、1時間半かけて会社へ行き、クソ上司にこびへつらい、子どもたちは言うことを聞かない、妻は自己啓発セミナーにハマっていて、今にも気が狂いそうな父親の髪型にしてほしいとオーダーします。
美容師は困惑しますが、順番待ちの中年男性が「じゃあ俺の髪型だ」とつぶやくのでした。
ほかの3人も平凡な家族に見えるように、髪型や服装を変えます。
こうして役者は揃い、なんちゃって家族「ミラー一家」は一路メキシコを目指すのでした。

空港に降り立つと、ブラッドが手配した巨大なキャンピングカーに乗り込んで、現地の麻薬組織の元へと向かいます。
到着後、武装した集団に囲まれたデヴィッドは動揺しますが、ブラッドに言われたように「パブロ・シャコン」の名前を出すと歓迎されました。
しかし、渡されたマリファナは少量どころか2トンもあり、デヴィッドはブラッドに苦情を入れます。ブラッドは国境の検査官を買収しているのですんなり通れると伝えて、電話を切るのでした。

キャンピングカーのあらゆる場所にマリファナは隠され、冷蔵庫の中までクサだらけになりました。
そしてミラー一家は、麻薬組織のアジトを出た途端に警官に停められます。警官は「何を積んでいるのかわかっているので、見逃してほしければ1000よこせ」と脅してきます。
デヴィッドがそんな大金は払えないと言うと、警官は代わりに自分の相手をするように持ちかけてきました。デヴィッドはローズにやらせようとしますが、警官は同性の方がくつろげると要求するのでした。
困り果てたデヴィッドは、まだ童貞のケニーに押しつけようとします。ケニーは拒否しますが、女性陣を守るためという言葉に丸め込まれそうになります。
ところが、警官が要求している「1000」というのはドルではなくペソ(80ドルくらい)であることがわかり、デヴィッドはさっさと支払いを済ませて出発するのでした。

道中、車のラジオからTLCの名曲「Waterfalls」が流れて、デヴィッド以外の3人が歌い出します。
デヴィッドが「この曲は好きじゃない」と言っても、3人は勝利の歌として歌い続けるのでした。
ラップの場面でケニーが完璧にコピーしてみせると、車内はますます盛り上がりを見せました。

最大の難関である国境の検問所に到着すると、ミラー一家の隣にキャンピングカーが並びます。
乗っていたのはフィッツジェラルドという異様にフレンドリーな一家で、互いに自己紹介をします。しかし、雑談中デヴィッドが急ブレーキをかけたせいで、頭上のボックスからマリファナが落ちてきてしまいます。
ローズがとっさにタオルでくるんで隠すと、妻のエディに「赤ちゃんがいたの?」と勘違いをされます。ローズはマリファナを赤ん坊に見立てて、どうにかやり過ごすのでした。

その後、巨大なキャンピングカーに乗ったミラー一家は国境警備員に目をつけられて、車から降ろされます。
赤ん坊(マリファナ)を抱えたローズは麻薬犬に吠え立てられ、キャンピングカーの中を調べられそうになります。
大ピンチに陥るミラー一家でしたが、その途端車の下に潜んでいた密入国者たちが一斉に飛び出してきました。
警備員たちは彼らを逮捕するために出動し、ミラー一家は無事国境を通過することができました。

一方麻薬組織には、ミラー一家が持ち帰ったマリファナの受取人であるパブロ・シャコンが来ていました。
実はブラッドがデヴィッドをだまして、メキシコの組織からマリファナを横取りしていたのです。
パブロは部下を引き連れて、ミラー一家の行方を追い始めます。

【転】- なんちゃって家族のあらすじ3

なんちゃって家族のシーン3 そんなことは何も知らないミラー一家は、すっかり気が大きくなっていました。
自分たちを国際的な麻薬密輸業者と称して、あとはブラッドにマリファナを届ければ任務は完了すると意気込んでいました。
ところが、その矢先にキャンピングカーがオーバーヒートして、人気のない場所で足止めを食らいます。男性陣と女性陣の間でケンカが勃発しますが、そこへ通りかかったのがあのフィッツジェラルド一家でした。

窮地を救われたミラー一家でしたが、実は夫のドンが一線を外されながらも現役の麻薬取締官であることが発覚し、青ざめます。
エディはしきりに「赤ちゃんを抱かせてほしい」とせがみ、中身を知られそうになったローズは赤ん坊(マリファナ)を車道に投げ捨てます。車に轢かれてボロボロになったマリファナを見て、フィッツジェラルド一家は絶叫します。
するとケイシーが自分の保健体育の授業の一環で、草で作った人形を赤ん坊に見立てていたと嘘をつき、どうにかごまかすのでした。

車の修理工場が閉まっていたため、ミラー一家はフィッツジェラルド一家とキャンプをすることになります。
夜にはお題を絵で表現するクイズが実施されました。ケニーが描いた下手くそなスケボーの絵に対して、ローズが「ペニスでしょ」などと熱くなり、最後にはとんでもないワードを高らかに連呼します。
ミラー一家は仲のいい家族のフリをしているうちに、本当の家族のような親しみを感じ始めていました。

ケニーはフィッツジェラルド一家の娘のメリッサに一目惚れしており、メリッサもまんざらでもなさそうでした。
しかし恋愛経験のないケニーは、メリッサに中々想いを伝えられません。メリッサが目を閉じてキスをしそうな雰囲気になりますが、勇気が出ずにハグだけして別れてしまうのでした。
デヴィッドたちはそれを覗き見しており、落ち込むケニーにアドバイスをします。デヴィッドは勇気を出す方法として、3つ数えてから踏み出せばいいと教えました。

先を急ぎたいデヴィッドは、ローズと共にフィッツジェラルド一家の車のキーを盗み出そうと企みます。
皆が寝静まった頃、2人はフィッツジェラルド夫妻が寝ているテントに侵入しますが、実は起きていたドンがデヴィッドの腕を掴みます。
2人は必死に言い訳をしますが、なんと夫妻はスワッピングのためにやってきたのだと勘違いしていたのです。
こうしてローズはハイテンションのエディに胸を触られ、デヴィッドは静かに興奮するドンに耳を弄ばれて逃げ出しました。

その頃、未だに落ち込むケニーに同情したケイシーが、彼にキスの指南をしていました。
戻ってきたローズも加わり、ケニーに交互にキスをしていると、メリッサに目撃されてしまいます。
こうしてデヴィッドたちは、メリッサから変態一家扱いされてしまうのでした。

翌朝、フィッツジェラルド一家と別れたミラー一家は、修理工場へキャンピングカーを引き取りに行きます。
しかしそこで待っていたのは、完全武装したパブロとその部下たちでした。なんとマリファナに発信器が仕込まれていたのです。
4人は射殺されそうになりますが、自分たちが本当の家族などではなく、ブラッドに雇われた一般人であることを懸命にアピールします。
ストリッパーという身分を明かしたローズは、殺すには惜しい女であることを証明するために、下着姿になります。
ローズはパブロがストリップに気をとられている隙を狙って反撃し、デヴィッドはパブロの部下と戦います。
ケニーがキャンピングカーを発進させて、どうにか銃弾から逃れるのでした。

デヴィッドの代わりに運転していたケニーでしたが、フルーツの盛り合わせに潜んでいた毒グモに睾丸を噛まれてしまいます。
キャンピングカーは派手に転倒し、ケニーのペニスは特大サイズとなって卒倒するのでした。

今度は病院で足止めを食らうことになり、デヴィッドがブラッドに電話をすると、今日中に届けたら報酬を50万ドルにはずむと言われます。
デヴィッドは一刻も早く帰るために、数時間の治療が必要なケニーを無理やり連れ出しそうとします。しかし女性陣から断固反対され、渋々あきらめるのでした。

治療を待っている間、ケイシーはスコッティPと名乗るうさんくさい男と出会い、恋に落ちます。
スコッティPは「NO RAGRET」という誤ったスペルのタトゥーを入れているお馬鹿で、デヴィッドとローズはまるで本当の両親のようにケイシーを心配するのでした。
結局ケイシーは止めるのを聞かずデートに行ってしまい、2人きりになったデヴィッドたちは夫婦のような時間を過ごします。
本名を教え合って互いに惹かれていきますが、そこへケイシーが何事もなく戻ってくるのでした。

【結】- なんちゃって家族のあらすじ4

なんちゃって家族のシーン2 ケニーが無事退院すると、デヴィッドは彼が乗る車椅子を猛スピードで押して帰ろうとします。
車椅子から放り出されたケニーは転倒し、ローズはそんなデヴィッドを非難するのでした。するとデヴィッドは怒りながら報酬額が上乗せされたことを明かし、不平等な分配を巡ってケンカが勃発します。
デヴィッドは3人から愛想を尽かされ、一人でキャンピングカーに乗り込んで仕事を終えようとします。
強がるデヴィッドでしたが、ラジオから流れる「Waterfalls」を聴くうちに寂しくなり、引き返すことにするのでした。

置いて行かれた3人は、独立記念日を祝した花火大会の会場で散り散りになっていました。
ケイシーはスコッティPを呼び出して、話し相手になってもらいます。するとスコッティPが唐突にケイシーにキスをしようとして、それを見かけたローズは怒って割って入ります。
ケニーはスコッティPから女性陣を守るために、デヴィッドに教えてもらった方法(3つ数えてから踏み出す)を実践しようとします。ところが、その前にローズがスコッティPを殴って倒すのでした。

それから3人の前にデヴィッドが現れて、改心したことをアピールします。
報酬を均等に分けると約束すると、3人はデヴィッドに土下座を要求して、どうにか仲直りをするのでした。

こうして再出発しようとしたミラー一家は、フィッツジェラルド一家と再会します。
ケニーはメリッサの誤解を解くために、自分たちがニセ家族であることを暴露してしまいます。おまけにメキシコからマリファナを持ち帰り、届ける途中であることも話してしまうのでした。
両一家はパニックに陥り、エディは昨夜ローズの胸を触ったことを告白してしまいます。ショックを受けたメリッサは逃げ出しますが、追ってきたパブロ一味の人質となって戻ってきました。

メリッサは解放されますが、ミラー一家は銃を向けられます。
デヴィッドはほかの3人をかばうために「彼らは巻き込まれただけだ」と言って、ケニー、ケイシー、そしてローズの人間性を褒めたたえます。
デヴィッドは自分だけを殺してほしいとパブロに懇願しますが、彼は聞き入れてくれませんでした。
しかし、花火の音に気をとられたパブロの一瞬の隙を突いて、ケニーが一撃を食らわせます。さらに、今度は躊躇せずにメリッサを抱きしめて、熱烈なキスをしました。
ドンがパブロ一味を逮捕し、夫の活躍を見て惚れ直したエディは愛を再熱させました。フィッツジェラルド夫妻もキスをして、デヴィッドとローズもキスをしました。
そしてドンは背を向けて家族を抱きしめている間に、ミラー一家に逃げるようそれとなく促すのでした。

こうして見逃されたデヴィッドは、翌朝ブラッドに2トンのマリファナを届けます。
作戦が上手くいって浮かれたブラッドは、デヴィッドが約束の時間に来ていても、一文も払うつもりはなかったことを明かします。
すると麻薬取締局が一気に乗り込んできて、ブラッドは逮捕されます。実はデヴィッドはドンと取引しており、証人保護プログラムが適用されることになったのです。

後日、あのミラー一家は郊外の一軒家で幸せそうに暮らしており、隣人にも気さくに挨拶をします。
ついに本当の家族になったのかと思いきや、裁判が終わるまでの期間付きで集められただけでした。
庭で栽培されているマリファナがさりげなく映し出される場面で、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

とにかく馬鹿らしい下ネタが大量放出されており、最初から最後までポカンとしながら観られる作品です。お金に釣られて集ったニセ家族の中で、次第に本当の家族のような絆が生まれるという予想通りの展開なのですが、ダメ人間たちの微妙に息の合っていないやりとりが笑えますし、思いもよらないところでの伏線の回収など、見どころがたくさんありました。結末はご都合主義のような気もしますが、すがすがしさも感じられるので、下ネタが苦手ではない方にはおすすめです。

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