「ひみつの花園」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」などで知られる矢口博康監督の、劇場長編第二作目で、お金に目がない猪突猛進なヒロインを、本作が初主演作となる西田尚美が魅力たっぷりに演じています。ヒロインの相手役を、映画監督でもある利重剛が演じ、ヒロインと付かず離れずの微妙な関係になる役どころを好演しています。

あらすじ動画

ひみつの花園の主な出演者

鈴木咲子(西田尚美)、江戸川(利重剛)、伊丹やよい(加藤貴子)、咲子の妹・美香(田中規子)、咲子の父親(鶴田忍)、咲子の母親(角替和枝)、森田教授(内藤武敏)、教習所の教官(伊集院光)、ヤンキー(松岡俊介)、図書館受付(濱田マリ)

ひみつの花園のネタバレあらすじ

【起】– ひみつの花園のあらすじ1

ひみつの花園のシーン1

画像引用元:YouTube / ひみつの花園トレーラー映像

田舎町に住む若い女性・鈴木咲子は、小さい頃からお金が大好きで、何かにつけて周囲に小遣いをせびり、それで溜めこんだ金額を自慢しようと、貯金通帳を近所の子供たちに見せてはドン引かれていたという経歴の持ち主でした。

そんな性格からして、親しいと呼べるような友人もおらず、増してや恋人などという浮いた話には縁のないまま大人になった咲子も、就職をする時がやって来ます。どうせなら好きなことが出来る仕事に就こうと、毎日いくらでもお金を数えられる、地元の小さな銀行で咲子は働き始めます。

しかしいくら大量の札束を数えても、「所詮は他人のお金」ということに気付いてしまい、銀行強盗でも起きてあたしを人質にしてくれないかなあと、退屈な毎日の中で妄想に浸っていた咲子でしたが。ある日本当に銀行が強盗に襲われ、咲子は本当に人質になってしまいます。

咲子は強盗が逃走する車のトランクに押し込まれ、どこに向かっているのかもわからないままでしたが、強盗たちは追っ手を巻こうと考えたのか、富士の樹海へと走っていきます。しかしやはり道に迷い、強盗は運転を誤って、車はがけ下に転落してしまいます。

転落した衝撃で車は爆発炎上してしまいましたが、咲子はすんでのところでトランクを脱出、爆風を浴びて近くにあった大きな川に落下します。そこへ黄色いトランクが流れて来て、咲子はそのトランクを浮き輪代わりにして、流れのままに川を流されて行きます。

川はやがて地下水脈のような場所に流れ込み、咲子は地中を流れる水脈から、天井に丸い穴が開いて、小さく空が見える場所にたどり着きます。そこでトランクは水を吸って沈んでしまい、咲子も「もはやこれまでか」と覚悟を決めましたが、幸いにもそこから人が住んでいる場所まで流れ着き、地元の住民に救助されることになります。

救助された咲子は、強盗に人質にされ、さらわれて生還した「時の人」としてマスコミにもてはやされます。しかしそれも一時的なもので、一ヶ月もすると騒ぎは落ち着き、長いこと会社を休んでいた咲子はケガが回復しても家でウダウダしていましたが、母親にせつかれ仕事を再開することになります。

久し振りに出社した銀行では、店長が花束を持って出迎えるなど歓迎ムードでしたが、やはりそれも最初の内だけでした。やがて再び他人のお金を数えるだけの、退屈な日常が戻って来たかに思えた咲子でしたが、自分が人質となった強盗のニュースをTVで見て、それが一変します。

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