「ふくろう」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

東北の山奥の消滅しかけた開拓村に残った最後の母娘は、木の根っこを食べる生活をしていたが、二人はこの生活から脱出するためあることを決意する。

あらすじ動画

ふくろうの主な出演者

• ユミエ(母):大竹しのぶ • エミコ(娘):伊藤歩

ふくろうのネタバレあらすじ

【起】– ふくろうのあらすじ1

ふくろうのシーン1

画像引用元:YouTube / ふくろうトレーラー映像

1980年頃、東北地方の山奥にある希望が丘という開拓村で暮らす母娘ユミエとエミコは、体は薄汚れ食べるものもなく木の根っこをかじるような生活を送っていた。

この希望が丘開拓村には30年前20軒が入植したが、それが今ではユミエとエミコだけになっていた。

夫は東京の地下鉄工事に出稼ぎに行ったきり蒸発してしまい、電気量も払えずランプを灯しての生活だった。

そんなユミコたちは思い立って体を洗い、埃を被っていた手動式ミシンでありあわせの布で服を縫い上げ、絵の具で紅を引いて山の向こうのダム工事現場事務所に電話を入れた。

ダムの半場で電話番していた男がほどなくユミエたちの家へ山を越えてやってきた。

男は35年間務めた会社をリストラされ、女房から出稼ぎに行って来いと命令されてダムの工事現場に来ていたのだった。

ユミエは男の愚痴話を遮って、「始めましょうか」と促すと、男は「2万円だったな」とお金を渡した。

ユミエは男の差しだした2万円と財布から覗いていた1万円を引き抜き、奥の部屋に追い立てた。

暫くして満ち足りた顔で部屋から出てきた男に、エミコが特別サービスだと言って焼酎を継いだ。

男はコップの焼酎を一気にあおり、そのまま口から泡を吹いて昇天した。

ユミエたちは鼻歌を歌いながら死体を外に運び出した。

囲炉裏を囲んだユミエとエミコは、うな丼とカレーとコーラをいっぺんに飲み食いした。

二人にとっては久々のご馳走だったが、そこに北東電力の佐々木がやってきた。電気代も払い込んだため電気が使えるようにするためだ。

ユミエは満州からの引揚者だった。

満州に行けば何十丁という土地がタダでもらえると言うことで、昭和14年、長野県の姫百合谷という村から153人が満州の牡丹江の奥地へ開拓民として入植した。

政府は大陸花嫁と称して花嫁を募集し、ユミエの母親もこれに応募して大陸へ渡った。

しかし戦争となりソ連軍が攻めてきた。子供は川へ捨てられ女たちは強姦された。

頼みの綱の関東軍は逃げてしまい、開拓民は置き去りになってしまった。ユミエが3歳の時だった。

命からがら大陸から逃げ出したユミエと両親は、ただで土地がもらえると聞いて、この希望が丘開拓地にやってきたのだった。

そんな身の上話を佐々木に話していたユミエが、42歳にもなって嫁がいない佐々木にどこか欠陥があるのだろうと言うと、佐々木は周りにろくな女がいないだけだといきり立った。

ユミエは「だったら試してみなさい」と佐々木を奥の部屋に連れ込んだ。

事が終わり、満足げに出てきた佐々木はまた特性焼酎の犠牲になった。

二人は死んだ電気屋を外に運び出した。

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