「ぼくの大切なともだち」のネタバレあらすじと結末の感想

コメディ映画

ぼくの大切なともだちの紹介:仕事で成功している男性が、友達がいないことを指摘され、夢中になって友達探しを始める。中年の悲哀やシュールな笑いが詰まった心あたたまるヒューマンコメディ。監督は『髪結いの亭主』や『橋の上の娘』で知られるパトリス・ルコント。2006年の作品で、日本では2008年に公開された。

予告動画

ぼくの大切なともだちの主な出演者

フランソワ・コスト(ダニエル・オートゥイユ)、ブリュノ・ブーレー(ダニー・ブーン)、カトリーヌ(ジュリー・ガイエ)、ルイーズ・コスト(ジュリー・デュラン)、エティエン・ドゥラモット(アンリ・ガルサン)

ぼくの大切なともだちのネタバレあらすじ

【起】- ぼくの大切なともだちのあらすじ1

美術商のフランソワは、仕事以外に興味を示さない中年男性。顧客の葬儀に参列するのも、仕事を片付けるためでした。
フランソワは共同経営者のカトリーヌとオークションに参加します。彼は親友の死で涙を溜めたという紀元前の壺を、TVプロデューサーのドゥラモットと競り合い入札しました。
その帰りフランソワがタクシーに乗ると運転手のブリュノが気さくに話しかけてきます。彼はかなりの博識でしたが、美術に関してはフランソワの方が上でした。
その足で自分の誕生日パーティに向かったフランソワは、葬式の参列者が少なかったことを嘲るとカトリーヌや仕事仲間から、友達がいないお前の葬式には一人も参列しないと言われます。ムキになったフランソワは、10日以内に親友を紹介しなければ壺を渡すというカトリーヌとの賭けに乗ります。
フランソワは友人のリストを作り、早速“1番”の人物に会いに行きますが、友達ではないと言い退けられました。友達の作り方がわからず、フランソワは真剣に悩みます。

【承】- ぼくの大切なともだちのあらすじ2

フランソワの娘ルイーズが一時的に帰省し二人でタクシーに乗ると、再びブリュノの車に当たります。車内でルイーズの喘息の症状が出ると、物知りのブリュノはいい病院を教えてくれると言うのですが、ルイーズは大の病院嫌いでした。
ブリュノは博識を活かし、TVのクイズ番組(フランス版クイズミリオネア)のオーディションを受けていましたが、極度のあがり症のためいつも面接で緊張し落選していました。今回のオーディションもダメで、近所に住む両親に報告に行きました。
配送が遅れていた壺がようやくフランソワの店に届きました。時同じくして、彼がタクシーに忘れた“友達リスト”をブリュノが届けに来ます。フランソワは誰とでも仲良く話せる彼に、友達の作り方を相談してみました。
人のいいブリュノはフランソワの相談に真面目に乗り、感じ良さ・笑顔・誠実さが大切だと唱えます。ブリュノは練習にも付き合ってくれますが、フランソワはなかなか感じよく人と接することができません。

【転】- ぼくの大切なともだちのあらすじ3

フランソワは小学時代の親友を思い出し会いに行きますが、「お前はクラス中から嫌われていた」と一蹴されます。更に、偶然再会したドゥラモットにも「君は壺を持つ資格がない」と言われてしまい、同情したブリュノはフランソワをサッカー観戦に連れて行き、二人は盛り上がりました。
夕食でブリュノの実家を訪ねたフランソワは、彼が離婚していることやクイズ番組出場を目指していることを知りました。一方のフランソワは娘とうまくいっていないことを告白します。
フランソワはブリュノの両親からテーブルを買取ります。フランソワは相手が喜ぶだろうとガラクタに高値をつけますが、金で喜ばせるのかとブリュノはあきれ顔です。テーブルを家に運び、その夜はブリュノを家に泊め壺を見せました。
フランソワは仕事の資金難を壺の保険金で賄おうと、“友達なら”とブリュノに窃盗を依頼します。嫌々ながらブリュノは実行しますが、それはカトリーヌらに友達の証拠を見せるための行為でした。腹を立てたブリュノは壺を割り、友人に裏切られた悲しさで大泣きします。彼もフランソワも落胆する日々が続きました。

【結】- ぼくの大切なともだちのあらすじ4

フランソワはブリュノの実家を訪ねると、彼が親友に妻を奪われたという事実を知ります。また彼が幼い頃に書いた“君は僕のたった一人の人”というメモを見ました。
フランソワが帰宅すると壺が蘇っていました。銀行に差し押さえられないよう、カトリーヌがコピーを用意し、壊れたのはそれだったのです。カトリーヌは「あなたの友達になりたかった」と驚きの告白をします。フランソワは壺をドゥラモットに送り、代わりにブリュノを番組に出場させるよう頼みました。
ブリュノは番組に出場し激しく緊張する中、次々と正解していきます。最終問題で美術のクイズが出題され、分からないブリュノは躊躇いながらもフランソワに電話をしました。フランソワは謝罪とブリュノが唯一の友達だと伝えます。問題は正解し、ブリュノは大金を手に入れました。

一年後。フランソワの誕生会をしていると、同じ店にブリュノも来ていました。ブリュノは一年前にフランソワが欲しがっていたものをプレゼントし、二人は再会を喜びます。ブリュノはドゥラモットの家で壺を見かけ、君は偽物を買わされたと笑いました。フランソワは親友らしくとぼけたフリをしました。

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みんなの感想

ライターの感想

皮肉たっぷりで、中盤まではクスっと笑いっぱなしでした。終盤は人情モードです。
実はカトリーヌが友達になりたかったと判明した時は、妙に胸がじーんとしました。作品をもう一度見直してみると、その辺りの心情も序盤からさりげなく描かれていました。流石は名将の技!

クイズの最終問題はフランソワが依頼した内容だったのか、ドゥラモットの案だったのかわかりません。でもやはり、何でもお金で解決してしまうフランソワの仕業だったようにも思います。
こんな風に見終わった後も、いろいろと想像してしまういい映画でした。

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