「アタック・オブ・ザ・キラートマト」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

アタック・オブ・ザ・キラートマトの紹介:1978年製作のアメリカ映画。巨大化し人間を襲うようになったトマトとの戦いが、不条理なギャグの連続と、唐突なミュージカル・シーンを交えて描かれる。あまりに粗雑かつ稚拙な内容から、カルト映画として一部に熱狂的なファンを持つにいたり、親愛を込めたニュアンスで「B級映画をも下回るZ級映画」「不朽の駄作」などと評される。のちに3作の続編およびテレビアニメシリーズが製作されたほか、テレビゲーム化もされた。

あらすじ動画

アタック・オブ・ザ・キラートマトの主な出演者

メイスン・ディクスン:デイヴィッド・ミラー ジム・リチャードソン:ジョージ・ウィルソン ロワス・フェアチャイルド:シャロン・テイラー ウィルバー・フィンレター大尉:スティーヴン・ピース(「ロック・ピース」名義) 大統領:アーニー・マイヤーズ 編集長:ロン・シャピロ ポーク上院議員:エリック・クリスマス テッド・スワン:アル・スクラー ミルズ少佐:ジェリー・アンダーソン 老人:ドン・バーチ 海軍大佐:ジョン・クオールズ 歌う兵士:トム・コールマン ロバーツ:アラン・スカーフ FIA幹部:アート・クーズティック サム・スミス:ゲイリー・スミス マッキンリー上院議員:ジャック・ノーレン モリソン博士:バイロン・ティーガーデン ノキタファ博士:ポール・オオヤ 軍曹:グレッグ・バーガー 科学者:ダグ・ヴァーノン 門衛:ジョン・デ・ベロ ブルース:デイヴィッド・ホール ボビー・ドレイク:チャド・デモン グレタ・アッテンバウム:ベニータ・バートン グレッグ・コルバーン:スティーブ・ケイツ

アタック・オブ・ザ・キラートマトのネタバレあらすじ

【起】– アタック・オブ・ザ・キラートマトのあらすじ1

アタック・オブ・ザ・キラートマトのシーン1

画像引用元:YouTube / アタック・オブ・ザ・キラートマトトレーラー映像

〝ヒッチコック、1963年の作品『鳥』は、鳥の大群が人を襲うという内容だった。

人々は笑った。

1975年の秋、700万羽の黒い鳥がある町を襲い、どうやっても排除できなかった。

もはや誰も笑わない。〟

【現在】

アメリカのある町に住む若い女性が、台所の流しで洗い物をしています。食器を洗い終わって蛇口を閉めた女性は、流しのなかにトマトがあるのを見つけました。トマトは飛び上がって床に落ち、女性を襲います…。(映画タイトル)

若い女性が台所の床に倒れて死んでいました。駆け付けた刑事らが現場検証をしますが、凶器も動機も犯人も見つかりませんでした。そのうち、ひとりの刑事が床にある赤い液体を見て指で触り、それを口にします。血ではなくトマトジュースだと呟きます。

そのころラジオニュースでは、巨大化したトマトの目撃情報が告げられていました。

ときを同じくして、トマトに関係する事件が続発します。ある男性はトマトジュースを飲んで倒れました。別の場所では、ティミーがトマトに食べられているところを老夫婦が見つけます。

関係者以外立ち入り禁止の農務省の実験農場に、パトカーが猛スピードで入っていきます。ヘリコプターもやってきますが、着陸に失敗しました。

そこでは巨大化、凶暴化したトマトが進軍してきており、軍と警察がそれに対処していました。軍隊は襲ってくるトマトに銃撃しますが、銃弾を受けてもトマトはダメージを受けません。トマトの弱点が判らないので追いやるしか方法がなく、軍はトマトをひとまず町の北端まで追い払ったもののお手上げでした。

大統領は長期休暇中で、やる気がありません。トマトに関係する殺人事件の原因及び責任が政府にあることを隠蔽すると、園芸が趣味で家庭菜園もしているホワイトハウスの報道官ジム・リチャードソンに「対トマト特殊捜査チーム」の結成を指示しました。さらにFIA(FBIとCIAが合体したような組織。「連邦情報局」)のヒラの捜査官メイスン・ディクスンを「対トマト特殊捜査チーム」のリーダーに任命しました。要は問題が発覚したときに責任を取らせるための人材です。

FIA幹部が「対トマト特殊捜査チーム」の会議を開き、ディクスンを呼びます。専門家の博士がお偉方が集まるなか、将軍は連日の作戦行動で疲れているらしく、壁によりかかって目を閉じ眠たげです。会議が急に決まったために部屋も用意されず、すごく狭い場所に8人も9人も大人の男性たちが窮屈そうに入りました。ディクスンが到着したので、会議が始まります。

話を振られたモリソン博士がトマト問題に関して話し始め、ノキタファ博士に意見を求めました。ノキタファ博士は半分人間で半分ロボットの開発をしていると言いました。

FIAの上官・ブラット捜査官は、4人の工作員を用意したと話します。形ばかりの「対トマト特殊捜査チーム」の会議は実りある内容になるわけがなく、具体的な話はなにひとつないまま終わりました。会議のメンバーみんなで部屋を移動し、半分ロボット、半分人間のブルースが紹介されます。超人的な脚と腕の開発を試みているらしいのですが、実用化はまだまだ先のようです。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「アタック・オブ・ザ・キラートマト」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×