「イエスマンYESは人生のパスワード」のネタバレあらすじと結末の感想

イエスマン “YES”は人生のパスワードの紹介:2008年製作のアメリカ映画。人生をポジティブに変えるための、ユニークなアイデアを盛り込んだコメディ映画。“ノー”を封印してすべてを肯定する主人公にジム・キャリーが扮する。

予告動画

イエスマンYESは人生のパスワードの主な出演者

カール・アレン(ジム・キャリー)、アリソン(ズーイー・デシャネル)、ピーター(ブラッドレイ・クーパー)、ニック(ジョン・マイケル・ヒギンズ)、ノーマン(リス・ダービー)、ルーニー(ダニー・マスターソン)、ティリー(フィオヌラ・フラナガン)、テレンス・バンドリー(テレンス・スタンプ)

イエスマンYESは人生のパスワードのネタバレあらすじ

【起】- イエスマンYESは人生のパスワードのあらすじ1

カール・アレンはアメリカ・ロサンゼルスの銀行に勤務する中年男です。
融資の受諾か拒否かを決める金融最前線の仕事について5年のカールは、すべて〝ノー〟と答えてばかりでした。
仕事が終わると家に帰ってひとりでDVDを視聴し、非通知の電話には出ません。友だちからの電話には出ても、誘いは断ります。
仕事である融資はもちろん〝ノー〟と却下し、届くメールもすべて破棄しました。朝食を一緒にどうかと誘う親切な老婦人・ティリーにも断り、勧誘は拒否し、ビラ配りも受け取りません。
銀行の支店長・ノーマンの誘いにすら応じません。尤も、ノーマンの誘いは『変な帽子とカツラの集い』など、ちょっと変わったパーティばかりでした。
ノーマンの誘いを断ったのとは無関係に、ある日カールは昇進を見送られます。
親友・ピーターが2年の交際の末に結婚を決めた婚約者・ルーシーとの婚約パーティーをすっぽかしたカールは、家で『ソウ』のDVDを見ている最中に当のピーターに踏みこまれ、どうにも言い逃れができません。実はピーターからは何度も着信があったのですが、それにも出ていませんでした。
ピーターはカールに「俺の婚約者の名前が言えるか」と訊きます。正解はルーシー・バーンズなのですが、苗字が出てこないカールはフィッシュとかフィッシャーとかフィッシュバーンとか言います。そのくらい無関心なのです。
カールはバツイチで、元妻・ステファニーに少し未練があるのですが、ステファニーは恋人のテッドとラブラブです。バツイチなので友人の結婚を素直に祝えないのだろうと、ピーターはカールの心中を察しますが、腹立ちもあり「このままだと孤独のまま死んで、誰からも惜しまれないぞ」と言い残して去りました。
言われたとおり孤独死しても惜しがられない夢を見たカールは、ふと思い立ち、友人・ニックの持ってきたセミナー〝YES〟に参加してみます。
それは明らかにあやしい自己啓発セミナーです。友人のニックはこのセミナーに参加して「キリマンジャロに登り、ラオスでコウモリを食い、バズーカで手を撃った」と冒険を満喫していますが、参加したセミナーは皆が一斉に〝イエス!〟と叫んでいるハイテンションのセミナーで、カールは苦笑します。カールは怪しい会合だと警戒しました(実際あやしい)。
初参加の人がいるかと訊く講師テレンス・バンドリーに、ニックがカールを指さします。舞台まで来いと言われたカールは断り(ノー)ますが、それに対し周囲の参加者は「NOマン!」と言い、テレンスは「来ないなら私が行く!」と言って靴を脱ぎ、全速力でカールのところへ走ってきました。
「人生に〝ノー〟と言えば死んだも同然。この建物を出たらなんであれ、〝イエス〟と言え」とテレンスはカールに告げ、その指示を破れば災いが起きると言いました。

【承】- イエスマンYESは人生のパスワードのあらすじ2

カールは当然、言いつけを守るつもりはありません。しかしニックに念押しされてヤケクソでホームレスをエリシアン公園まで送りました。ホームレスは〝YES〟のセミナー会場前にいると、大抵のことは引き受けてもらえると言います。
途中ホームレスに乞われるまま携帯電話を貸して電池切れにされ、別れ際に「2ドル貸して」と言われて出した金を「それ全部ちょうだい」と言われて渡したカールは、ホームレスに「いい人だ」と言われて愉快な気分です。しかし、直後にガス欠を起こしてガソリンスタンドまで歩いていくはめになります。
でも、そのガソリンスタンドで写真好きのかわいい女性・アリソンと出会ったカールは、イエスと言い続けやたことは、そう悪くないと思えました。
さらにアリソンのスクーターで車まで送ってもらい、送り際にキスまでしてもらってツーショット写真をもらい、すっかりいい気分です。
その日のカールは「イエスは幸せを呼ぶ」と、ちょっとだけ思いました。
なので翌日、銀行の支店長・ノーマンに休日出勤を言い渡されたカールは、イエスと答えて出勤します。するとノーマンから昇進の話が出ました。
イエスと答えるとラッキーなことが続くので、カールはイエスと答えてみる、と親友・ピーターに宣言します。ピーターは「店の勘定(支払い)、カールにつけて」と言ってもカールは応じました。
イエスと答えてみる試みを始めたカールは、隣人の老婦人・ティリーの部屋の棚の取りつけも手伝います。用足しも代わりにおこなったカールは、女出入りのないことを指摘されて老婦人・ティリーに迫られて、さすがにこれはノーと断って退散しました。
すると、閉じたドアに服が挟まり、引き抜こうとするとボタンがちぎれ、カールは階段を盛大に転落します。「〝ノー〟と断ると災いが起きる」と告げたテレンスの言葉を思い出したカールは、慌てて老婦人・ティリーの元へ戻って誘いを受け入れました。
それからのカールは今までとは別人のように、いろんなことにイエスと答えてチャレンジします。韓国語、ギター、小型セスナの操縦などのお稽古ごとはもちろんのこと、支店長・ノーマンの変わったパーティ『ハリー・ポッターの集い』にも顔を出しました。
受け取ってもらえないとカールの顔を覚えたビラ配りからもビラを受け取り、前衛的なロックバンドのライブ〝ミュンヒハウゼン症候群(注:バンド名)〟にも行きました。
〝ミュンヒハウゼン症候群〟のボーカルは、ガソリンスタンドで会ったかわいい女性・アリソンで、カールはアリソンと再会します。アリソンと話をしたカールは、彼女が主催する「ジョギング・フォト教室」にも参加すると約束しました。早朝にジョギングしながら写真を取る会合です。
その後の友人との飲み会を断れなかったカールは、アリソンとのジョギング・フォト教室に二日酔いで参加しました。ハイテンションでジョギングし、途中で行き倒れるカールを、参加者はカメラで撮影します。

【転】- イエスマンYESは人生のパスワードのあらすじ3

アリソンはカールのことを「予測のつかない人だ」と好もしく思いました。アリソンの元カレはワンパターンな生活に満足する人間で、同棲をある日突然一方的に解消されたアリソンは、カールに思いを寄せていきます。
一方のカールは何にでもイエスと答えた結果、〝イラン人花嫁紹介.com〟で知り合ったイラン人女性・ファラヌーシュと「婚約前提で」お付き合いすることになっていました。とはいっても、清い交際です。
ピーターとその婚約者・ルーシーのブライダルシャワー(結婚前に開く花嫁のための友人や親戚の集い)をふたつ返事で引き受けたカールは、ルーシーにびっくりされます。人付き合いの悪い人だと、ルーシーはカールを嫌っていたのです。
銀行の副頭取ウェスリー・パーカーが融資の件でカールに会いに来ました。乱発してイエスを出すカールにクレームをつけるためだと支店長・ノーマンは不安になりますが、まるきり異なっていました。
平均的な融資担当者が2か月で承認するのは35~40件ですが、カールは561件も承認していました。しかもすべて小口の取引です。小口の取引は慣例に反するので、ウェスリー副頭取は当初、カールが横領しているのではないかと疑っていました。
ところがカールが融資した相手の人々は皆感謝して、返済率は98%以上にものぼり、融資の件数が多いだけに結果的に利益も多くなっていました。銀行の上層部の発想になかったことです。
ウェスリー副頭取はカールに、上にきて働かないかとスカウトします。実質的な昇進で、カールの答えはもちろんイエスでした。
ピーターとルーシーの挙式打ち合わせでうんざりするブライダルアドバイザー女性・スミに、カールは韓国語で悩み相談を解決します。飛び降り自殺しようとする男には、ギターで歌いながら自殺を引き止めます。
アリソンとデートしたカールは「ゆきあたりばったりの旅行をしよう」と言って、当日空港に行った2人は次に出る便の飛行機に乗って、ネブラスカ州リンカーンに行ってみます。不思議な魅力を持つカールにアリソンは惹かれ、「一緒に暮らさない?」と誘いました。一瞬ためらった後、カールはイエスと答えます。
しかし…帰りのロサンゼルス行きの飛行機のチケットを取ろうとしたカールは、FBIの2人組に連行されました。カールはそこで、テロリストの疑いをかけられます。
小型セスナの操縦免許を取ろうとしたり、イラン人花嫁紹介.comでイラン人女性と知り合ったりしたのは、すべてテロ計画のためではないかと疑われます。ネブラスカ州リンカーンへはテロの下見のためで、小口契約を大量に承認したうちの1件は有機肥料の配送業者で、これも爆弾を作るためではないかと、カールはFBIに問い詰められます。カールは「すべてにイエスと答えた結果だ」と言いますが、信じてもらえません。

【結】- イエスマンYESは人生のパスワードのあらすじ4

親友・ピーターがやってきて詳細な事情を説明して援護してくれ、やっとカールの誤解は解けました。しかし納得いかないのはアリソンです。
「一緒に暮らさないかと誘った時に一瞬答えが遅れたのは、ノーだったからだ」とアリソンは言います。実はそのとおりです。カールは元妻・ステファニーとの離婚が元で、次の恋愛が怖くなっていました。
アリソンはカールに別れを告げ、ピーターは「何も考えず闇雲にイエスと言い続けた結果だ」「問題は1つずつ検討して解決すべきだ」と言います。ピーターの言うとおりでした。
カールはアリソンに連絡を取りますが、アリソンは電話を取ってくれません。アリソンがボーカルを務める〝ミュンヒハウゼン症候群〟のライブに参加しても無視されます。
元妻・ステファニーが恋人・テッドと喧嘩して、カールに泣きつきました。泊まっていってくれと頼まれたカールはステファニーに迫られますが、その時、カールはもうステファニーに未練がなく、自分が好きなのはアリソンだと気づきます。カールはステファニーの誘いを「ノー」と言って断りました。
ノーと言ったからか、カールの乗ったエレベータが止まり、かろうじて脱出しますが目の前を黒猫が横切り、ぶつかった車両の警報が鳴ります。カールの車は駐車違反でレッカー移動されました。
ノーと答えた呪いだと思ったカールは、呪いを解いてもらおうとセミナー〝YES〟のテレンス講師の車に乗り込みます。必死で追いすがるカールに驚いたテレンス講師は事故を起こし、2人とも病院へ担ぎ込まれました。
テレンス講師は隣のベッドに入院したカールに説明します。呪いではなく、〝イエス〟と自然に答えられるように生きろと告げたつもりだと。カールがたまたま「ノーと答えると悪いことが起きる」と思い込んだために、悪い方向に転がっただけでした。
納得したカールは、アリソンに告白するために水玉の病衣(ワンピースタイプ)のまま病院を抜けだします。融資した男性看護師・リーのバイクを借りたカールは、ウィリーしながら早朝の「ジョギング・フォト教室」に行きました。後ろ側で紐を結ぶワンピースタイプなので、バイクに乗るとお尻が丸見えです。しかもノーパンです。
アリソンと会ったカールは自分に自信がなくて卑下していたことを告白し、「君とは一緒に暮らせない(すぐには同棲できない)」「でも一緒にいたい」と告げます。
これからはノーと言う時もある、とアリソンに告げたカールは、アリソンにキスしました。ジョギング・フォト教室のメンバーがばしゃばしゃ撮影し、カールはキスしながら手で丸見えの尻を隠します。
後日、〝ホームレス支援所〟でボランティアするアリソンに、カールが大量の衣服を持ちこみました。喜んで衣服を寄付する人がいる場所を知っていると、カールは言いました。
同じ頃〝YES〟のセミナー会場に入ったテレンス講師は、参加者がみな裸なのに驚きました…。←ホームレスの言う通りだった
(エンドロール)まだ新たなことにチャレンジするアリソンとカール。全身を使ってのローラースケートに挑戦。

みんなの感想

ライターの感想

〝もしも、すべてにイエスと答えたら〟
…ジム・キャリーはやっぱり、コメディ映画がしっくりくるなあ、と思う作品。
今までの人生、ずっとノーと断り続けてきた付き合いの悪い男が、ある日一転してすべてにイエスと答え始めるというストーリー。笑えるシーンが多いです。
その最たる例がジョギング・フォト教室…絶対に、ブレた写真になるよねと思ってたら、アリソン自身がちゃんと指摘してた(笑)。
実際にイエスばかり言う人間がいたら、現実世界だったらいいように使われるだけなんだろうけど、
そこは映画の世界ということで、絶妙に話がいい方向に展開していく。そりゃそうだろね。
お尻丸出しでバイクにまたがるシーンも面白かったです。
要は気の持ちよう、気持ちのありかたによって、人生はいくらでもよい方向に変えられるということだな。

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