映画:キャメラを止めるな!

「キャメラを止めるな!」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

【転】– キャメラを止めるな!のあらすじ3

キャメラを止めるな!のシーン3

画像引用元:YouTube / キャメラを止めるな!トレーラー映像

顔合わせが始まりました。プロデューサーのムニールとあいさつを交わしたレミーは、うるさい役者たちに辟易します。娘が夢中になっているラファエルはホラーマニアなのかゾンビについてうるさく、設定の細かなところを質問してきます。チナツ役の女優・アヴァは自分が投稿したSNSの再生回数を気にする女性で、そのくせ演技は下手で目薬に頼ろうとします。アキラ役のジョナタンは「軟水しか飲めない」とスタッフにうるさく言います。

アヴァは「ゲロを浴びるシーンをやめてほしい」と要求します。自分のファンがそれを望んでいないと話します。しかし「原作どおりに」というのがエージェントの条件でした。ラファエルも「ゾンビは人間性がない方がいい」と言い、攻撃の仕方についてあれこれ注文をつけてきて、レミーはうんざりします。

ナツミ役の女優・メラニーは現場に赤ん坊を連れてきて、その場で授乳もしています。「人前で授乳するなんて」とジョナタンは眉をしかめました。現場はまとまりがなく、先行きが不安です。

【3週間前】

この日、クルーは撮影現場入りします。俳優が好き勝手に振舞うのは、変わっていません。

音楽担当のファティは、機材を使って即興で効果音や効果音楽を入れます。

再現フィルムでもいっしょに仕事をしたフィリップは、お酒好きでした。しかし酒を飲みすぎて失敗するので、断酒しようと考えています。

【2週間前】

レミーはスマホで撮影してみて、役者の立ち位置を確認しました。役者だけでなくスタッフも好き勝手にしており、バラバラでした。

【1週間前】

日本で大ヒットしたとはいえ、原作の設定どおりにフランス映画にするということに無理がありました。ゾンビにうるさいラファエルが文句を言うのも、それが一因となっています。細部を変えたいとレミーは言いますが、マダム・マツダは聞き入れてくれません。

あちこちを立てて扱うことに疲れたレミーは、日本人に対してつい悪い発言をしてしまいます。「真珠湾を攻撃したくせに」…慌ててアシスタントに通訳するなと言いましたが、通訳されてしまいました。マツダの顔色が変わります。

役者たちも我が強いですが、スタッフらもイラついています。撮影スタッフの男性カメラマン・フレドは、助手の女性にカメラを持たせようとしません。助手のカメラマンはいろいろやってみたいと思っているのですが、手出しするなと言います。フレドは重い機材を持ち歩くので腰を痛めていました。助手カメラマンが「手持ち撮影は無理ですよ」と言いますが、それでもフレドは譲りません。

フィリップがレミーに「飲酒をやめる薬(飲酒すると気分が悪くなる薬)を2日前からのみはじめた。酒のせいで人生をダメにした。今度こそ酒をやめる」と決意を表明します。フィリップはレミーに自分の娘の幼い頃の写真を見せると、大人になった娘は酒のせいで会ってくれないのだと言いました。今回の映画が成功して娘に会えるようになることをフィリップは期待しています。

帰宅したレミーも、娘・ラミーの幼少期の写真を探して見ます。

【1日前】

レミーの「真珠湾」発言の余波は大きいものでした。マツダが「原作者と話をした」と言って、「役名も日本人の名前のままにしろ」という無茶注文を足しました。それまで役名だけはフランス版に変えていたので、直前のこの変更にはお手上げ状態です。

レミーだけでなく役者も頭を抱えました。

【1時間前】

現場のスタッフが屋上の床に五芒星を描くと、上に土をかぶせて隠します。現場にはレミーの妻・ナディアと娘・ロミーが見学に来ました。ロミーはラファエルを見て喜びます。

監督役の俳優・ギャビーとメイク役の女優・メラニーが交通事故を起こし、現場入りできなくなりました。2人はどうやら仕事がきっかけで深い仲になったようですが、それをとやかく言っている場合ではありません。代役を探そうにも、本番1時間前です。撮影現場はパリから2時間の場所なので、無理でした。

レミーは自分がヒグラシ監督役をすることにし、メイクのナツミ役を元女優の妻・ナディアに頼みました。ナディアは演技に入り込みすぎて熱演し、8年前にトラブルを起こして多額の賠償金を払う羽目になっていたのでした。それでもレミーは、妻を使うことにします。

マダム・マツダから日本酒の差し入れが届いていました。酒だと聞いたフィリップの目が途端に泳ぎ出し、態度が落ち着かなくなります。

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