映画:グランドブダペストホテル

「グランドブダペストホテル」のネタバレあらすじと結末

グランド・ブダペスト・ホテルの紹介:2014年公開作品。「グランド・ブダペスト・ホテル」という高級ホテルを舞台に繰り広げられた物語が、当時のボーイが作家に語りながら描かれる。監督・脚本・原案を務めたのは『ライフ・アクアティック』『ムーンライズ・キングダム』などの独特の作風で知られる映画監督ウェス・アンダーソン。第87回アカデミー賞で4部門を受賞するなど、数多くの映画賞を受賞した作品。

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グランドブダペストホテルの主な出演者

ムッシュ・グスダヴ・H(レイフ・ファインズ)、ミスター・ムスタファ(F・マーリー・エイブラハム)、ゼロ(トニー・レヴォロリ)、作家(トム・ウィルキンソン)、若き日の作家(ジュード・ロウ)、セルジュ・X(マチュー・アマルリック)、ドミトリー(エイドリアン・ブロディ)、ジョプリング(ウィレム・デフォー)、コヴァックス(ジェフ・ゴールドブラム)、ヘンケルス(エドワード・ノートン)

グランドブダペストホテルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- グランドブダペストホテルのあらすじ1

グランドブダペストホテルのシーン1  雪が積もる中、ある女性が銅像の前を訪れていました。眼鏡をかけた老人のその銅像の前に腰掛けたその女性は一冊の本を読み始めました。そのタイトルは『グランド・ブダペスト・ホテル』。

 1985年。作家はこう語りました。「作家だから面白い話が浮かぶのではない。作家となると、良い話が自然に集まってくるのだ」と。1968年に彼はズブロフカの街にあるホテル、グランド・ブダペスト・ホテルで一人の老人からある話を聴いたのでした。

 1968年。作家は休養の為にホテルを訪れていました。大きなホテルで、かつては栄えていたのだろうと推測できましたが、現在ではほとんど宿泊客はいません。長期滞在の客ともなると大体は顔なじみになったのでした。そんな中、ある日ロビーで見知らぬ老人を見かけました。フロントにいる支配人に「彼は誰だ?」と訊ねると、驚いたように「知らないのですか?先代のオーナー、ミスター・ムスタファですよ」と返されました。彼は毎年この時期になるとこのホテルへ戻り何泊かしていくと言います。それも、大きなスイートではなく使用人が泊まる狭く窓もない部屋。そんな変わった人物でした。

 ある日、作家が入浴しているとムスタファと出くわしました。するとムスタファは「君の作品は面白い」と話しかけてきました。そこで会話を交わした二人は夜に食事をする約束をしました。

 大広間のテーブルに向かい合って座った二人。食事をしているのは彼ら含めて数組。食事をしながら作家はムスタファにひとつ質問をしました。「このホテルはあなたが買ったものですか?」と。するとムスタファは「私が買ったわけではない」と答えました。そして、昔の話を始めました。

 1932年。戦争が行われているこの時代、グスタヴ・Hが仕切るグランド・ブダペスト・ホテルは大富豪が集まる格式高いホテルとして繁盛していました・グスタヴはその憎めない人柄から多くの人物から慕われていました。その日も、マダムDという大金持ちの老婆がグスタヴに会いに来ていました。帰り際、マダムは「もうあなたに会えない気がする」と不安を口にして、コインを渡して「これで大丈夫なようにお願いして」と頼みました。マダムが帰った後、グスダヴは入口付近に立っていたボーイにコインを渡して願い事をしてくるように頼みましたが、そのボーイが見慣れぬ顔であることに気づきました。試験期間中だという彼の名はゼロ・ムスタファ。グスタヴはその場でゼロの面接をして採用。ゼロは正式にボーイとして働き始めました。
 

【承】- グランドブダペストホテルのあらすじ2

グランドブダペストホテルのシーン2  月曜から土曜までと日曜の半日をボーイとして働くゼロ。狭い使用人用の部屋で支度を整えて仕事を始めます。ある日、登山列車を使って下まで新聞を取りに行ったゼロは、見出しを読んで驚き、急いでホテルに戻りました。そしてグスダヴの部屋まで直行、グスダヴに見出しを見せました。そこには「マダムD、自室で死亡」と書かれていました。

 列車に乗ってマダムDの豪邸へ向かうグスダヴとゼロ。グスダヴがマダムとの生前の思い出をゼロに語っていると、麦畑で列車が止まりました。そして警察が乗り込んできて二人の個室へ入ってきました。グスダヴの書類を確認した後、ゼロの書類を確認。そこでゼロが無国籍だということが発覚しました。二人に殴りかかる警察。その騒ぎを聞きつけた警察の上司ヘンケルスがやってきました。するとヘンケルスはグスダヴを見て驚き、離すように命じました。彼の母とグスダヴは知り合いだったのです。ヘンケルスのおかげでなんとかその場をしのいだ二人はマダムの豪邸へ向かいました。

 豪邸ではマダムの遺言の発表会が行われようとしていました。弁護士のコヴァックスが遺言を読み上げていきます。細かく財産を誰に分けるかが指定されていました。そこへ入ったグスダヴとゼロ。丁度そこで2枚目の遺言が読み上げられました。その内容は、絵画『少年と林檎』をムッシュ・グスダヴ・Hに授けると記されていました。マダムの親族一同は驚き、納得しません。マダムの長男であるドミトリーは激昂しグスダヴを殴ります。ゼロがドミトリーを反撃して殴ると、私立探偵だというジョプリングに殴り返されました。逃げる二人。グスダヴは少年と林檎を手に入れられると大喜びします。そして飾られている少年と林檎を勝手に外し、マダムの助手であるセルジュに協力をしてもらって盗み出すことに成功しました。その帰りの列車でグスダヴは、少年と林檎を売りに出すこと、自分が死んだらホテルなどの自分の財産をゼロに譲るということを決めました。

 ホテルに戻った二人は倉庫の中の金庫に絵を隠しました。するとそこへボーイが一人やって来て、「警察が来ています」と告げました。二人がロビーへ行くと、ヘンケルス率いる警察が大勢いました。ヘンケルスはグスダヴに「あなたにマダムDの殺害容疑が出ている」と告げました。グスダヴは「私がマダムを殺したって?」と笑ったあと、振り返って全速力で逃げていきました。

【転】- グランドブダペストホテルのあらすじ3

グランドブダペストホテルのシーン3  冤罪によって刑務所へ入れられてしまったグスダヴ。ゼロは面会に行き、一つの箱を差し入れとして渡しました。その中には、メンドルというケーキ店のケーキが入っていました。そこでは、アガサという女性が働いていました。ゼロはホテルで働き始めた頃にアガサと知り合い、婚約を交わしたのでした。そのアガサが作ったケーキを差し入れとして渡したゼロ。それをグスダヴはルームメイトと分けて食べたのでした。

 同じころ、ジョプリングはある女性の家を訪れていました。彼女はマダムの助手であるセルジュの姉。セルジュは、絵画が無くなった直後に姿を消したのでした。ドミトリーはジョプリングと協力し、財産を全て手に入れるために必死になっていたのでした。グスダヴが逮捕され収監されたのも、全てはドミトリーの陰謀でした。ジョプリングはセルジュの姉に脅しをした後、弁護士のコヴァックスを殺害しました。
 グスダヴはルームメイトと共に脱獄を計画していました。ゼロから隠して差し入れてもらったナイフなどを使いなんとか脱獄に成功したグスダヴ。仲間たちに別れを告げ、ゼロと合流しました。すぐにホテルへ戻る訳にもいかないグスダヴは知り合いのホテルのコンシェルジュに電話で連絡しました。「鍵の秘密結社」と呼ばれるホテル同士のコネクションを駆使し、迎えに来てもらうことに成功したのでした。その後、雪山の上の修道院に辿り着いた二人はセルジュと再会しました。セルジュは一連の事件について暴露しようとしたところで、ジョプリングに殺害されてしまいました。逃げるジョプリングをスキーで追いかける二人。転倒して窮地に陥る二人でしたが、なんとかジョプリングを撃退。駆けつけた警察からジョプリングのバイクを使って逃げました。
 

【結】- グランドブダペストホテルのあらすじ4

グランドブダペストホテルのシーン2  二人はアガサにホテルの中の少年と林檎を持ち出すように頼みました。二人もメンドルの店員に変装してホテルに戻りました。ホテルは戦争の兵舎として使われていました。すると、二人が到着する寸前にドミトリーもホテルへやってきたことに気づきました。ドミトリーはホテルの中へ入り辺りを見回します。すると、絵のような物を持った女性を発見しました。それに気づいたアガサは振り返り中へ戻っていきました。それを見たドミトリーは、その絵が少年と林檎であることを確信して追いかけます。アガサも逃げていきます。グスダヴとゼロはケーキの箱を持ちながら後を追います。

 逃げていったアガサは、勢いあまって窓から落ちてぶら下がっていました。それを見つけたゼロは助けに行きました。壁に引っ掛かった絵を残し二人でメンドルのトラックの中に落ちていきました。ドミトリーは兵士たちと撃ちあいになり、そのまま連行されていきました。

 少年と林檎の裏には、「殺された場合有効」というマダムの遺言が隠されていました。それは、「殺害された場合、全ての財産をグスタフに譲る」と書いてありました。
 
 その後、ゼロは無事にアガサと結婚しました。その後、二人とグスタヴがルッツへ旅行に出かけた際に、列車が再び麦畑で停車。警察と争いになったグスタヴは撃たれて亡くなってしまいました。ゼロとアガサの間には息子が生まれましたが、2年後にアガサと息子はプロイセン風邪にかかって亡くなってしまいました。その後、グスタヴから譲り受けたホテルを残すことに決めたゼロ。フロントの壁には少年と林檎が飾られていました。

 1968年。夕食を終えたゼロと作家はロビーにいました。ゼロは「ホテルを残したのはアガサとの思い出を残したかったからだ」と作家に言い、部屋へ戻っていきました。作家はその後、ホテルを後にして南米へ旅立って行きました。

 現代。小説を読み終わった女性は本を閉じ、作家の銅像に目をやりました。その銅像には、「鍵の秘密結社」にまつわるように様々な人が鍵をぶら下げていたのでした。

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みんなの感想

ライターの感想

テンポ良く話が進み、とても楽しかったです。加えて、ウェス・アンダーソン監督独特の画作りにも引き込まれました。

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