「サンゴレンジャー」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

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【承】– サンゴレンジャーのあらすじ2

サンゴレンジャーのシーン2

画像引用元:YouTube / サンゴレンジャートレーラー映像

矢島は署長、平田とも初対面だった。島尻からの紹介を受け、矢島もいよいよこの支店の仲間入りだ。海洋生物が好きな平田は矢島のリストバンドにやたら食いつき、矢島はそれを誤魔化すように庇った。そして改めて自分が石垣島の支店に来たのは橋建設事業の撤廃を求めること。その頃リサは自分たちの島の学校で上司である男性教諭と話していた。彼女が博人たちと出会った浜辺に連れ出した生徒の中に、車椅子の少年がおりその少年の父親から学校にクレームが来ていたのだ。「歩けない子どもを海に連れ出すとはどういうことだ」と。連れ出したことに悪意がないことは上司もわかっている。そして熱心に海に連れ出す理由は、単に遊ばせたいだけではないということも。彼女の父親の過去に、なにかあるようだ。

休日の朝、博人のケータイが鳴り響く。眠気から無理やり引きずり出されるように電話に出ると、馴染みのダイバーショップの店員からだった。矢島が博人の紹介として店に来ているとのこと。電話口で矢島に無理矢理呼び出され、博人は気付けば矢島とともに海の上に。矢島はサンゴの状態を確認しに来たのだと言う。

彼らを乗せた船の先に、荒っぽく錨を投げ込む船が現れた。本土から来た大手ダイバーショップの船だと言う。矢島はカッとなり海に飛び込むと、彼らの船まで泳いでいった。食って掛かる矢島を見て、大手ダイバーショップの男は博人の馴染みのショップ店員木崎を「お前のとこの客か、この半端者が」と罵った。不穏な空気が流れると畳み込むように複数の漁船が現れ彼らの船を取り囲んだ。漁師の与儀だ。このあたりの海人(うみんちゅ)をまとめる、長のような男だ。木崎が言うには、海人の多くは橋の建設事業に賛成している。石垣島と橋で結ぶ予定の竹富島はスーパーも無く、海が荒れれば島を出ることも出来ないため橋が出来れば島が豊かになることが明確だからだ。それだけに外部から来た人間に何がわかるのだと思っているようだ。現に挨拶をした矢島も「余所者は引っ込んでいろ」と言われてしまっている。木崎は石垣島に来て10年程。サンゴの養殖を夢みて店の奥の水槽で人工授精を試みている。矢島は木崎の行いに感動し、自分と博人の仲間の印にサンゴレンジャー3号を命じ、満更でもない木崎はこれに乗った。この二人はどうもウマが合うらしい。矢島は博人を飲みに誘った。酔った矢島は「お前は橋の建設事業に賛成なのか」と絡む。博人だって建設による環境破壊は嫌だ。検討材料としてしっかり調査し、懸念したが上層部はそれを想定内のことだとしたのだった。矢島は環境大臣はまだこの事業について「前向きに」としか話していないとして、まだ挽回の余地があると考えている。もっとも、具体的な策はないのだけれど。現実的に考え、その中でより良い環境をつくるのが自分たちの仕事だと博人が言うと、彼に対し「中身がスカスカ」だと理想を持たないことを矢島は非難した。酔いつぶれた矢島を博人は支店まで運んだ。朦朧としながらも、矢島は理想を語り続けた。人間の人生はせいぜい数十年だけど、自然の営みはもっと長く、自分たちが繋げていかなくてはならない。彼の亡くなった父親の教えだ。博人もなにか思うところがあるようだ。

翌朝。矢島は寝坊していた。矢島は橋の建設事業の反対のために石垣島に来たつもりでいるが、彼らの本来の仕事は橋建設事業だけではない。博人に頼まれていた資料作成も彼はすっぽかしていて、平田が代わりにやることに。その中には毎年恒例の小学校での環境保護のレクチャーの活動もあった。今年は浦島太郎をベースにした寸劇をやることに。浦島太郎役は矢島だ。しかし当日になって発案者の島尻が風邪で来れなくなり、出るはずではなかった所長や木崎までこれに駆り出されることに。なんと公演する小学校はリサが勤める小学校でした。リサは乙姫様役に駆り出されたようです。

浦島太郎をベースにした寸劇はまぁまぁ子どもたちにもウケました。寸劇のあとは海の生物の話をしていると、矢島が子どもたちに海に潜って見ることを提案。しかし、その中にはあの車椅子の少年も居ました。少年は足が動かないから潜れない。お父さんにも行ってはダメだと言われていると俯きました。少年に矢島は「なんで潜れないって決めつけるんだ」と言うと、少年ごと子どもたちを海へ連れ出します。プロダイバーの木崎と矢島の二人で支え、少年ははじめて海の中へ。美しい魚たちやサンゴに少年はとても楽しそうです。リサも最初は心配そうにしていましたが、抱えられて水からあがった少年の笑顔に安心しました。少年がこんなに楽しそうにしているところを、リサもはじめて見たのです。少年の家で参加した先生や自然保護官たちに料理が振る舞われています。少年が海に潜った様子を楽しげに話すのを聞いて、彼の母親も嬉しそうです。しかし父親はそうではありません。リサを呼びつけ、知らない内に海に連れ出したことを咎めました。万が一のことがあったら、どう責任をとるつもりだったのかと。

あまりの言いように、博人、矢島、木崎の3人がふたりの間に割って入りました。矢島が少年を海に誘ったのは自分だ。その理由のひとつは親であるあなた方が、彼がチャレンジする前から無理だと決めつけていたからだと言うと、父親は声を荒げました。博人も矢島に続きます。彼が海からあがった時の笑顔を見せたかった。自然を愛する心を育みたかった。なんとか父親が引き下がりましたが、納得できません。矢島は改めて、少年を海に連れ出したことをリサに謝ると「矢島さんが羨ましい」と予想外の言葉が返ってきました。矢島の真っ直ぐな生き方にリサは憧れていた。リサも矢島と同様に橋の建設事業には反対だった。少年の父親をはじめ、保護者の中には賛成派もいるため立場上表立って反対だと言えないのだ。だから彼女は子どもたちに海の美しさに触れてもらい、自然を守る心を育てようとしていた。矢島はリサをサンゴレンジャーに引き入れた。これでリサはサンゴレンジャー4号だ。竹富島に来る前から、彼らをつけて回る男がいる。彼の目的は何なのか。

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