「スターリンの葬送狂騒曲」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

ソ連の最高指導者に君臨していた独裁者、スターリンの死によって国民や残された軍人たちがソ連内で抗争や闘争を繰り広げる様を描いたシニカルなコメディ映画。イギリス・フランス合作映画となる。2018年劇場公開作品、アーマンド・イアヌッチ監督、107分。

あらすじ動画

スターリンの葬送狂騒曲の主な出演者

ニキータ・フルシチョフ – スティーヴ・ブシェミ ラヴレンチー・ベリヤ – サイモン・ラッセル・ビール アンドレーエフ – パディ・コンシダイン ワシーリー・スターリン – ルパート・フレンド ゲオルギー・ジューコフ – ジェイソン・アイザックス ヴャチェスラフ・モロトフ – マイケル・ペイリン スヴェトラーナ・アリルーエワ – アンドレア・ライズボロー ゲオルギー・マレンコフ – ジェフリー・タンバー

スターリンの葬送狂騒曲のネタバレあらすじ

【起】– スターリンの葬送狂騒曲のあらすじ1

スターリンの葬送狂騒曲のシーン1

画像引用元:YouTube / スターリンの葬送狂騒曲トレーラー映像

1953年、ソビエト連邦(以下ソ連)の最高指導者であり「独裁者」のヨシフ・スターリン書記長はラヴレンチー・ベリヤ率いる人民委員部「NKVD」は20年もの間、「大粛清」という言葉の大虐殺という恐怖政治でソ連の国民を絶望のどん底に突き落としていた。

ユーモア好きなスターリンのために、腰巾着の側近達はいつも彼の機嫌を損ねない様に必死だった。毎夜毎夜、スターリンの別荘では豪勢なパーティが行われ、激戦区スターリングラードでの経験を面白おかしく話して爆笑を誘うのはモスクワ党第一書記のニキータ・フルシチョフだった。その話に乗るのはベリヤ、補佐役ゲオルギー・マレンコフ、国務元帥ニコライ・ブルガーニン。

その場で机にある名前のリストを楽しげに見るスターリン、それは粛清する予定の人間の名前が並んでいた。彼らは政治思想犯と言われたり、庶民であった。彼らは無碍もなくNKVDに殺されるのだろう。実に滑稽で排泄的でイエスマンしかいない宴であった。

そのくせ、スターリンは非常に気まぐれで

「ピアノの演奏が聴きたい」

と一言スターリンが口にするだけで、関係者が急遽集まり演奏した音源が録音され届けられるという位であった。

このコンサートのピアノ演奏者だったマリア・ユーディナは、心の底では両親と兄弟を”粛清”した非道な仕打ちを忘れることなくスターリンを心底恨み、憎んでいた。

そこでマリアは録音した音源に「ファンレター」と称しこっそりとスターリンを罵倒するメモを忍ばせていた。

宴会が終わり、部屋に戻ったスターリンはコンサート演奏者の音源を満足げにレコードに聞き入る、その時にマリアからのファンレターも開いた。

「長年にわたり国家を破壊してきた独裁者よ、その死を祈り、神の赦しを乞う」

と書かれていた。

それを見てふっと笑うスターリン、しかし次の瞬間、心臓を押さえ倒れ込んだ。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「スターリンの葬送狂騒曲」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×