映画:スパイキッズ

「スパイキッズ」のネタバレあらすじと結末

スパイキッズの紹介:2001年に公開されたアクション・コメディ映画。両親がスパイだったことを知った幼い姉弟が、自らもスパイとなって両親の救出に向かう物語。後にシリーズ化もされ、全4作の第一作目にあたる作品である。監督を務めたのは、アクション映画を得意とするメキシコ系アメリカ人のロバート・ロドリゲス。主演はアレクサ・ヴェガとダリル・サバラ。

あらすじ動画

スパイキッズの主な出演者

カルメン・コルテス(アレクサ・ヴェガ)、ジュニ・コルテス(ダリル・サバラ)、グレゴリオ・コルテス(アントニオ・バンデラス)、イングリッド・コルテス(カーラ・グギノ)、フループ(アラン・カミング)、イサドール・マチェーテ(ダニー・トレホ)、アレクサンダー・ミニオン(トニー・シャルーブ)

スパイキッズのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- スパイキッズのあらすじ1

スパイキッズのシーン1  ある夜。鏡の前でジュニは指のイボに薬をつけ、絆創膏を巻いていました。姉のカルメンはベッドの上。母イングリッドに「学校はどう?」と訊かれ「順調よ」と答えます。「おやすみ」と部屋を出て行こうとするイングリッドを止め、「スパイの話して」と頼みました。カルメンはイングリッドが話すスパイの物語が大好きでした。

 ある女スパイは一人の男スパイを殺す命令を受け、得意な変装を使ってその男を尾行していました。ホテルに入りエレベーターに乗り込んだ彼女でしたが、逆に男スパイに見つかってしまいました。彼は彼女の内ポケットに入っていた自分の写真を見ると、逆に彼女に一枚の写真を見せました。二人は、お互いに狙い合っていたのでした。知的でハンサム、意外に礼儀正しい彼に惹かれた彼女は密かに連絡を取り、デートを重ねていきました。そして二人は遂に結婚を決意しました。結婚式の最中に敵組織がやってくるハプニングに見舞われながらも二人は誓のキスをしてスパイを引退。子供にも恵まれ幸せに暮らしました。

 在り来たりな結末につまらなそうなカルメン。ジュニは「怪獣は出ないの?」と注文をつけます。そんな二人に笑いながらイングリッドは部屋を出て行きました。机で作業している夫グレゴリオに「何の話をしたんだ」と訊かれ、「私たちの話よ」と言いました。彼女の話は自分たち夫婦の話だったのです。「もう引退しただろ」と言うグレゴリオがスイッチを押すと、目の前の絵がモニターになり、机の上にキーボードが現れます。イングリッドが座る化粧台の鏡にも情報が表示されます。子供たちが眠った後の二人の日常です。イングリッドはグレゴリオにあることを切り出しました。二人が通う小学校の校長に呼び出された彼女は、カルメンが今月に入って2回ほど無断欠席をしていたことを聞かされました。更に、ジュニがいつも家で話す親友の話は嘘で、学校ではいじめられていると言います。そのことを聞いたグレゴリオは困惑します。「隠し事は良くない」と言うイングリッドでしたが、その時グレゴリオのモニターに3人の男の写真が映し出されました。「ところで、これはどんな秘密?」と言う彼女にグレゴリオは「なんでもない」と誤魔化しました。
 
 翌朝、二人は車でカルメンとジュニを学校まで送りました。カーテレビでジュニはお気に入りのテレビ番組を観ます。「フループ・フーグリー」というその番組は、フループという男と「フーグリー」と呼ばれる独特な見た目のキャラクターによる番組です。ジュニは番組の大ファンで、フループとフーグリーの人形を買ってもらっていつも大切に持ち歩いています。カルメンは、ジュニが描いたオリジナルのフーグリーの絵を見てバカにします。グレゴリオは気味悪がりながらも、番組に出てきた一体のフーグリーが気になりました。昨日、行方不明になったスパイ時代の同僚ドナゴンに似ていたのでした。

【承】- スパイキッズのあらすじ2

スパイキッズのシーン2  海に浮かぶ不気味な城。その中でフループはスパイの長官リスプと話をしていました。フループとその助手ミニオンはリスプから軍隊を作ることを依頼されていました。そのために10億近くの予算をフループに任せましたが、出来上がったのはキャラクターと親指が顔のロボット「サムサム」だけ。不満を言うリスプの前に現れたのは、彼の息子ジョニーでした。灰色の服に身を包んだジョニーはリスプの前で高く飛び上がると、片手でリスプの脚を持ち上げてひっくり返してしまいました。彼はジョニーの見た目をしたロボットでした。フループとミニオンはこのような見た目が子供のロボット「スパイキッズ」を大量生産しようと考えていました。しかし、ひとつ欠点がありました。脳が入っていないため、言語を話すことができません。これではスパイとしては機能しないため、リスプは二日以内に脳を手に入れて軍隊を完成させるように命じました。困るフループでしたが、ミニオンは良いアイディアがあると言いました。

 イングリッドがリビングへ行くと、グレゴリオが荷物の準備をしていました。二人がかつて所属していたOSSのメンバーが次々と姿を消しており、その調査を依頼されたのだと言います。イングリッドも同行することになり、二人は9年振りの任務へ向かうことになりました。車に乗り込み、そのまま海へ飛び込んでいきました。しばらく進んでいくと、不気味な建物のような場所へ行きつき、そのまま捕まってしまいました。

 叔父のフェリックスが家にやってきて、カルメンとジュニの面倒を見ていました。すると突然、家の中にアラームが鳴り響きました。外を見ると、黒い服装の集団が押し寄せていました。パニックになるカルメンとジュニにフェリックスは、自分が本当の叔父ではないこと、両親がスパイであること、何者かに捕まったことを明かし、緊急用リュックを渡して隠し部屋へ案内しました。そこからは脱出カプセルに乗り込むことができます。フェリックスは二人に、伝言として「第3の脳は生きている」という言葉を伝え、カプセルに乗せて脱出させました。戦うフェリックスでしたが、捕まってしまいました。

 様々な機能が付いたカプセル。海に飛び出した二人は、自動操縦によってある場所へ連れていかれました。島に一軒立っている小さな小屋でしたが、中へ入るとそこは綺麗な隠れ家でした。スパイ道具や各国の通貨、食料も豊富です。カルメンは食事を温めてジュニに食べさせようとしますが、ジュニは部屋に飾ってあった両親の写真を見て「もう会えないのかな」と呟きます。カルメンはそんなジュニを見て、両親の写真を見えないように手前に倒しました。

【転】- スパイキッズのあらすじ3

スパイキッズのシーン3  拘束されたグレゴリオとイングリッド。スパイ道具を使って拘束を解きますが、すぐにフループに見つかってしまいました。奇妙な料理ばかりが並ぶ食卓でフループはグレゴリオに「第3の脳」について尋ねました。グレゴリオはかつてOSSの中でも機密のチームに配属されており、人間の脳と同等の知能を持つ小さな脳を作ったのでした。しかし、それがあまりに危険な研究であったと考えたOSSは第3の脳を破壊するように命じたのでした。しかしグレゴリオは努力の結晶である第3の脳を破壊することはできず、ずっと隠し持っていたのでした。その場所を聞き出すためにフループは「そのうち、カルメンとジュニもここへ来ることになるよ」と脅しました。怒ったグレゴリオにフループはある映像を見せました。そこに映されたのは捕らわれたフェリックス。フループは粘土でフェリックスの顔を作り、更にそれを捏ねてキャラクターのような形にしました。そしてスイッチを押すと、フェリックスが震え出し、その粘土と同じ見た目になりました。フループはこうしてフーグリーを生み出していたのです。驚くグレゴリオをフループは牢屋に入れてしまいました。

 どこかに捕らわれているであろう両親を救うため、小屋の中にある道具を準備するカルメンとジュニ。すると、ドアがノックされました。入ってきたのは見知らぬ女性。グラデンコと名乗る彼女はグレゴリオとイングリッドと同僚だったといいます。そして、二人はフループの城に捕らわれていると説明します。フループの大ファンだったジュニはショックを受けます。そしてグラデンコは「お父さんとお母さん、何か言ってなかった?」とカルメンに訊ねます。カルメンは伝言を思い出し、「第3の脳は生きている」と伝えました。グラデンコは「あなたは優秀なスパイね」と褒めてブレスレットを着けてあげました。得意げな顔をするカルメンにジュニは呆れます。グラデンコに第3の脳の場所を訊かれますが、カルメンは分かりません。「知らない」と伝えた瞬間にグラデンコは態度を変え、「家には無かった。ここにあるはず」と言い、部下の男たちに探させます。ジュニは部屋をうろうろし、なんとなく両親の写真を元に戻しました。すると、その写真がひっくり返り、第3の脳が現れました。それを発見したグラデンコはすぐにそれを回収、小袋に入れて部下の首に下げさせました。ジュニは外を見て、自分たちが乗ってきたカプセルが破壊されていることに気づきました。グラデンコたちもフループの仲間だったのです。カルメンとジュニは使い方のわからないスパイ道具を投げて抵抗します。部下たちは置かれているジェットパックを背負って飛んでいきます。カルメンもそれに気づいて後を追います。ジュニは残されたジェットパックを背負おうとしますが失敗し、炎がグラデンコの髪の毛に引火してしまいました。

 第3の脳を持った男を追いかけ奪い返したカルメン。取り残されたジュニを拾い遠くまで逃げると、二人は服屋に入って変装してグラデンコの部下たちを撒くことに成功しました。公園に向かった二人。ジュニは第3の脳を眺めると、それを壊そうとしました。カルメンはそれを止めますが、ジュニは「これでパパとママが危ないなら壊すべきだ」と主張します。そして「その貰ったブレスレットも追跡装置かもよ」と言いました。カルメンはジュニを放っておき、水を飲みにいきました。ブレスレットを外してみると、ジュニの言った通り追跡装置になっていました。それを投げ捨てると、そこへ灰色の服を着たジュニが現れました。「いつの間に着替えたの?」と訊くと、ジュニは意味不明な言葉を発します。不審に思っていると、ジュニの叫び声が後ろから聞こえてきました。振り返ると、灰色の服を着たカルメンがジュニを追い詰めていました。ジュニが偽物だと知ったカルメンは顔を思いきり殴りますが、鉄のように固い体にダメージを受けます。ジュニはカルメンのロボットに追い詰められ、第3の脳を奪われてしまいました。目的の物を手に入れた二人の偽物は、そのまま飛び立っていきました。彼らがフループの物だと悟った二人。カルメンは、ある場所へ向かうことにしました。小屋で見つけた両親の結婚式の写真に写っていた髭面の男。写真の裏に「イサドール・マチェーテ」と名前が書いてあり、更に小屋にあったスパイ道具にも「マチェーテ」と書いてありました。彼が道具を作っていると推測したカルメンは、タクシードライバーに「マチェーテの店」と伝えて向かいました。

 店の中に入ると、写真で見た髭面の男が座っていました。「スパイ道具を売って」と言うと、マチェーテは二人を見ずに「親と来な」と言いました。カルメンは「両親は来れない」と言い、両親の場所が表示されたレーダーを見せ、「グレゴリオ・コルテスとイングリッド・コルテスの娘。両親がここに捕らわれているの」と言いました。するとマチェーテは表情を変えて「二度と弟の名前を口にするな」と言いました。マチェーテはグレゴリオの兄でしたが、いつからか仲違いをしていたのでした。マチェーテは二人にスパイ道具を自慢し、食事も食べさせた上に泊まらせましたが、カルメンとジュニの「一緒に助けに行こう」という頼みは最後まで拒み続けました。二人はマチェーテが眠ったところを狙い、使えそうな道具を物色。屋上に置いてある小型飛行機に乗り込んでフループの城に向かいました。エンジン音で目覚めたマチェーテは急いで屋上へ向かいますが、既に飛び立った直後でした。マチェーテは二人が乗る飛行機に向かって笑顔で手を振りました。

 フループは番組が上手くいかないことに悩んでいました。ミニオンが励ましますがフループは納得いきません。するとそこへ、カルメンとジュニの見た目をしたロボットが第3の脳を持ってきました。その瞬間、ミニオンは態度を急変させ、スパイキッズの大群の指揮権をフループから剥奪し、彼をヴァーチャル室へ閉じ込めてしまいました。

【結】- スパイキッズのあらすじ4

スパイキッズのシーン2  フループの城に到着したカルメンとジュニ。ジュニは本物のサムサムに興奮しますが、すぐに両親を探しに行きます。マチェーテの超小型カメラをあちこちに仕掛けて様子を見ながら城の中を探します。しかし仕掛けられたトラップで、カルメンとジュニはバラバラになってしまいました。更にジュニをスパイキッズの大群が追いかけてきます。隠れ場所を探したジュニが入ったのは、ヴァーチャル室でした。そこにはフループが閉じ込められています。フループはジュニが番組の大ファンということを知ると、自分の今までの行いを反省していることを話し、全ての元凶はミニオンであると言いました。ジュニはフループをマチェーテの道具で救出し、二人でカルメンと両親を探しにいきました。カルメンとも無事に合流して、牢屋がある場所へ向かいました。イングリッドはいましたが、グレゴリオの姿がありません。すると、ジュニのよこから黄色い手が伸びてきました。見ると、ジュニが描いたオリジナルのフーグリーでした。すぐにジュニは気づきました。「パパだね?」というジュニに頷くフーグリー。グレゴリオはミニオンによってフーグリーにされてしまったのでした。カルメンはイングリッドを救出します。フループは3人に「パパを戻せるかもしれない」と言いました。

 リスプと、髪が焼けてしまったグラデンコが城にやってきました。ミニオンは「フループは急な出張」と誤魔化しますが、スピーカーから「ミニオン!緊急事態だ!すぐ来てくれ!」というフループの声が響き渡りました。ミニオンは「少し失礼」と言って急いでフループを探しに行きました。フーグリー製造室へ行くと、フーグリーにしたはずのグレゴリオがいました。コルテス一家勢揃いで取り押さえられたミニオンは、台に拘束され、グレゴリオが作った粘土をセットされてスイッチを持たされました。「自分でやれ」と言って出て行くグレゴリオ。ミニオンはニヤリと笑い「バカめ」と言ってスイッチを押しました。

 広間へ行き、リスプとグラデンコに対面した4人。するとそこへ、500人のスパイキッズの大群がやってきました。構える4人。「一人100体ずつ倒そう」と言うグレゴリオにジュニは「ひとり足りない」と言います。すると突然、窓ガラスが割れ、大男が入ってきました。グレゴリオはその男を見て「兄貴?」と呟きました。マチェーテが駆けつけたのです。5人でスパイキッズに立ち向かうことを決意したコルテス一家。すると突然、スパイキッズたちが両手を挙げ、楽しそうにリスプとグラデンコ、そして頭が4つに増えたミニオンの元へ走っていきました。持ち上げられる3人。フループがスパイキッズの制御室へ行き、土壇場の所で「悪と善」と入れ替えたのでした。グレゴリオとマチェーテは和解のハグをします。その後、グレゴリオとイングリッドはカルメン、ジュニの元へ歩み寄りました。そして「実は、俺たちスパイなんだ」と明かしました。それを聞いたカルメンとジュニは「実は、僕たちもスパイなんだ」と明かしました。

 日常の生活に戻ったコルテス家。しかし、マチェーテがいたり、サムサムに家事を手伝ってもらったりと変化もありました。ジュニの手からはイボはすっかり消えてなくなりました。スパイキッズとして製造されたロボットたちは、世界中で人命救助など良い行いを行っていました。テレビをつけると、フループは輝きを取り戻し、番組を盛り上げていました。するとその時、OSS長官から通信が届きました。「もう引退したんだ」というグレゴリオとイングリッドですが、大統領は「いや、カルメンとジュニにだ」と言いました。それを聞いたジュニは「コルテス家に頼むなら、全員でなきゃ」と言い、カルメンも「家族全員がまとまるのは難しいの。それでこそ、最高のミッション」と言い、通信を切りました。

みんなの感想

ライターの感想

子供向けの雰囲気ですが、結構ストーリーも面白かったです。

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