映画:ティマイ希望のベトナム

「ティマイ希望のベトナム」のネタバレあらすじと結末

ティ・マイ ~希望のベトナム~の紹介:2018年にリリースされたスペイン映画で、カルメン・マチ主演で贈るコメディドラマ。娘が急逝して悲しみに明け暮れている母親が、娘の願いでもあった養女を迎えに行く姿を描いている。

ティマイ希望のベトナムの主な出演者

カルメン(カルメン・マチ)、アンドレス(ダニ・ロビラ)、エルビラ(アイタナ・サンチェス=ギヨン)、ロサ(アドリアーナ・オゾレス)、イニゴ(ペドロ・カサブランク)

ティマイ希望のベトナムのネタバレあらすじ

【起】- ティマイ希望のベトナムのあらすじ1

仕事一筋で働いてきた銀行員のエルビラは、上司から解雇を言い渡されます。
それについて意見しますが、早期退職プランが適用されるから、喜ぶようにと言われます。
夫のハビエルと工具店を営むカルメンは、エルビラの友人です。ある日、電話がかかってきます。娘のマリアが亡くなったのです。
エルビラは、主婦で友人のロサと共に、カルメンに食事を持って行ってあげます。
しばらくして、カメルンの元に、マリアの荷物が届きます。
携帯電話の留守電を再生すると、養子縁組の紹介局のピラールから、メッセージが入っていました。カルメンの孫になる子が決まったのです。
それを聞いたハビエルは、孫ではなく、娘が必要だと席を外してしまいます。
マリアが亡くなったことは秘密にして、カルメンは遠く離れたベトナムに、孫を迎えに行きます。
孫の名前はティマイと言います。ティマイとは明日という意味がありました。
エルビラたちは、本人ではないと迎えに行けないと反対しますが、カルメンに2年間待ち続けたと言われ、一緒に行くことにします。
空港に到着すると、ロサがパスポートをどこにしまったか分からなくなり、立ち往生となります。
見かねた青年・アンドレスは、ロサが有名なフラメンコ歌手だと紹介し、空港の職員に話してあげます。
ロサがパスポートを見つけることができて、無事に空港のゲートを通れます。用事があるアンドレスとは、ここでお別れです。

【承】- ティマイ希望のベトナムのあらすじ2

ダンという男性が、ティマイのいる寺院まで案内してくれます。
ダンはマリアがいないことに気づきます。
カルメンは交通事故で亡くなったから、代わりに来たのだと説明します。
ダンはそれならば、上司に相談しないと駄目なので、カルメンたちを車に乗せることができませんでした。
諦めきれないカルメンは、エルビラたちと共に、自転車で追いかけます。
寺院に到着して、カルメンは少しだけでもいいから、ティマイと話したいと頼みます。また、人形も渡したいと思っていました。
しかしダンは、それを認めることができず、ホテルに戻るようにと伝えます。
その後、ダンは本部に相談しますが、カルメンに帰国してもらうしかないと言われます。
ただ、ダンは他に手があると、カルメンたちに提案します。
養子縁組には、もしも死んだ時に備えて、後見人を指定できる制度がありました。
マリアが誰かを指定していれば、ティマイを連れて帰ることができるのです。
それを聞いたカルメンは、ハビエルに頼むことにします。
ピラールに会いに行ってと言われますが、ハビエルは何もしないと断ります。彼は、カルメンの様子がおかしいと思っていました。
しかしカルメンはそうは思っていません。ハビエルと違って、行動に出ているからです。カルメンの心の中で娘は生きており、ティマイを育てるべきと言っているのです。
ハビエルは、それはカルメンのわがままであると言って、電話を切るのでした。

【転】- ティマイ希望のベトナムのあらすじ3

翌日、カルメンはエルビラたちにお尻を押してもらい、塀を越えてティマイに会いに行きます。
マリアが来れなくなったことを伝えて、人形を渡すカルメンでした。
侵入しているのがバレて、カルメンは急いで逃げます。
その頃ハビエルは、おじいちゃんへとプリントされた孫用のTシャツを見つけていました。
ピラールに会いに行ったハビエルでしたが、マリアに意思はあったものの、後見人の書類はないと言われてしまいます。
ティマイの話しについては、白紙に戻されることになります。
それを電話で聞いたカルメンは、まだ打つ手はあると諦めませんでした。
司法省の建物にある役所に行くことにします。
通訳がいないので、恋人に浮気され、大道芸をしていたアンドレスに頼むことにします。
ティマイをどうすれば引き取れるか、役所の人に聞きますが、スペインで手続きをやり直してと言われてしまいます。
何とか食い下がるカルメンたちでしたが、ロサが金を渡そうとして、役所を追い出されてしまいます。
次にスペイン大使に会いに行きます。
国際問題になりかねない勢いで、カルメンは催し物の竜の中に入り、スペイン大使に直談判します。
スペイン大使のペニュルベスは、何とかしてあげたいけれど、子供を奪うのと変わらないことから、協力することができないと言います。ただ、マリアに配偶者がいれば、話しは別だと言います。

【結】- ティマイ希望のベトナムのあらすじ4

マリアに夫はいませんでした。
そこで元俳優のアンドレスに、カルメンは夫役を頼みます。
ハビエルは神父にお願いをして、書類の偽造を頼みます。
カルメンの元に書類が届きますが、余りにも都合が良く、嘘であることから、ダンは駄目だと怒ります。それにティマイにとっても、問題になってしまいます。
それを聞いて、カルメンはダンに書類を渡して、明日帰国することにします。
その夜、エルビラはダンとバーで飲んで、良い雰囲気になります。
ダンは戦争孤児で、祖父に大切に育ててもらいました。
夜遅くに、ダンはマリアの審査の書類を呼んで、彼女の想いを知ります。
翌朝、ダンはティマイを引き取ることを認めてあげます。親のいない子供を、祖父母が大切に育ててくれることを知っているからです。
寺院に到着すると、マリアがなぜ独身と書いたのか聞かれます。
既にティマイは、別の家族に手配していました。
アンドレスは、既に家族であるティマイでないと駄目だと、涙を浮かべながら訴えます。
妻を失っただけでなく、娘まで失いたくないと述べます。
その想いが届いて、ティマイを引き取ることができます。カルメンはティマイと会えて喜びます。
エルビラはベトナムに残ることにし、ダンに案内を頼みます。
結婚式はスペインでしてね、と言われるエルビラでした。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、おばちゃん3人衆のパワーが凄まじく、彼女たちの元気で前向きな姿に、見ているこちらまで力が湧いてきます。特に奇想天外なロサの行動は面白くなっています。
そして3人が旅を楽しむ姿は、心温まるものとなっています。
旅はベトナムを舞台としており、その街並みや自然、温かい人々の姿が映し出されます。ベトナムと言えば、というほどに帽子が印象的でした。
マスクをつけてバイクに乗っている人も印象的で、自転車やバイクの多さにもびっくりです。
今作の見所はやはり、死んだ娘の想いを引き継いだカルメンの心意気です。カルメンの諦めない心が前面に出ており、反対意見が出ても突き進む姿に、胸打たれます。思わず涙が零れること間違いなしの映画となっており、お勧めです。

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