映画:テイク8

「テイク8」のネタバレあらすじと結末

コメディ映画

テイク8の紹介:2015年製作の短編映画で、監督・脚本・編集は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎。短編映画やインディーズ作品を上映する映画祭で、多くのグランプリを受賞したハートフル・コメディ。自主映画を製作している隆夫は、自身の恋人である茜を花嫁役に撮影を進めていた。ところが新婦の父親役の俳優が現場に来られなくなり、そこへ茜の実の父親が見学に現れて…。

あらすじ動画

テイク8の主な出演者

隆夫(芹澤興人)、茜(山本真由美)、徹(牟田浩二)

テイク8のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- テイク8のあらすじ1

いずれは大きな映画を撮りたいという夢を追う隆夫は、現在は自主映画の監督として製作に携わっています。新作は娘の結婚に反対する父と子供の物語で、絶賛撮影中。隆夫は自身の恋人で女優の茜を新婦役にし、撮影は佳境を迎えていました。

限りある予算と時間の中、撮影は残りワンシーンというところまでたどり着きます。ところが新婦の父親役の俳優が現場に現れないため、撮影は一度中断されました。
そんな折、茜の実の父親の徹が突然撮影の見学にやって来ます。慌てていた助監督は、徹を父親役の俳優だと勘違いし、撮影現場へ案内してしまいました。徹の登場に驚いたのは、茜と隆夫。実は映画のストーリーと同様に隆夫もまた、一人娘である茜との結婚を徹に反対されている身だったのです。

【承】- テイク8のあらすじ2

父親役の俳優に撮影日を間違えて伝えていたことが分かり、今日は来られないことが決定します。別日程での撮影も検討しますが予算などあるわけもなく、隆夫らは対策で揉めていました。そんな撮影陣を見た徹が、少しだけ役者経験があると言って、父親役の代役に名乗り出ます。こうして現実なのかフィクションなのかが曖昧で、奇妙な撮影が始まったのです。

結婚に反対し続けていた父親が、式場へ登場するという感動のシーンを撮るはずなのですが、所詮徹は素人同然…。うまく演技ができるはずもないうえに、茜の父親とあって隆夫は強く指導することもできません。徹は何度も台詞を間違え続けるうちに熱くなり、「娘を任せる気になれないから台詞が言えない」と言い出します。まさに公私混同。さらに徹は主人公を隆夫に重ね、主人公の性格や経歴などの設定にも文句をつけ始めました。やがてその矛先は、完全に隆夫へ向けられることに。

【転】- テイク8のあらすじ3

撮影は何度もやり直し、気づけばもうテイク7。それでも徹の隆夫への非難は止まらないため、痺れを切らした茜が「自分が女優を辞めて稼ぐ!」と啖呵を切りました。それをきっかけに、今度は激しい親子喧嘩が始まってしまいます。立場がなくなった隆夫は、体から力が抜けてしまってどうすることもできず、時間だけが流れていきました。仕舞には徹が「絶対に娘はやらん」と隆夫に言い捨て、現場を離れてしまいます。撮影はまたもや中断を余儀なくされました。

顔を洗って気を取り直した隆夫は決意を固め、あと2年経っても芽が出なければ、映画を辞めると茜に告げました。茜は驚きつつも、映画を諦められないだろう隆夫の気持ちを見透かし、笑いながら温かく受け止めます。その様子を見ていた徹。それに気づいた茜は思いっきり隆夫にキスをして、徹に見せつけました。

【結】- テイク8のあらすじ4

撮影を再開しようとしますが、今度は新郎役の俳優が、バイトリーダーだから仕事を休めないとのことで職場へ向かってしまいます。呆れて帰り支度を始めた徹は茜に、隆夫と一緒になっても幸せにはなれないと諭しました。すると茜は「幸せになりたいなら、もっといい人を探す。不幸になってもいいからあの人なの」と反論します。徹は茜の覚悟と、隆夫への揺るぎない愛情を知るのでした。
そこへ燕尾服姿の隆夫が現れます。新郎役とは姿かたちも違う隆夫ですが、新郎役を演じることになったのです。隆夫は「OKを貰えるまでやめませんよ」と徹に宣言しました。それは果たして役のことなのか、自身のことなのか…。

隆夫の顔を映さないアングルで、ラストシーンを撮影をすることになります。ようやくテイク8のカメラが回り始めました。

みんなの感想

ライターの感想

上田監督の特徴なのでしょうか。『カメラを止めるな!』はまだ拝見していませんが、笑えて感動もするとの専らの噂で、その点は今作にも共通していました。鑑賞者を泣かせるつもりはないと思いますが、ほんわかと心が温まるストーリーでした。コントを見ているような感覚も強く、監督がいかにお笑いを研究してきたのかが伝わるようでした。
ちなみに主演の芹澤さんの表情が滑稽で忘れられません。素敵な俳優に出逢えました。

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