映画:トロピックサンダー史上最低の作戦

「トロピックサンダー史上最低の作戦」のネタバレあらすじと結末

トロピック・サンダー/史上最低の作戦の紹介:俳優で監督も務めることが多いベン・ステイラーが、製作・原案・脚本・主演と兼ねて監督を務めた、戦争コメディ映画。ジャック・ブラック、ロバート・ダウニーJr、ニック・ノルティ、マシュー・マコノヒー、そしてぱっと見彼とはわからない特殊メイクで登場するトム・クルーズなど、豪華な出演陣が揃いも揃ってボケ倒す過激なコメディ。

あらすじ動画

トロピックサンダー史上最低の作戦の主な出演者

ダグ・スピードマン(ベン・ステイラー)、ジェフ・ポートノイ(ジャック・ブラック)、カーク・ラザラス(ロバート・ダウニー・Jr)、アルパ・チーノ(ブランドン・T・ジャクソン)、ケヴィン・サンダスキー(ジェイ・バルシェル)、コディ(ダニー・マクブライド)、ジョン・“フォーリーフ”・テイバック(ニック・ノルティ)、リック・ペック(マシュー・マコノヒー)、レス・グロスマン(トム・クルーズ)

トロピックサンダー史上最低の作戦のネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- トロピックサンダー史上最低の作戦のあらすじ1

トロピックサンダー史上最低の作戦のシーン1 アクションヒーロー映画「スコーチャー」シリーズで大人気となった俳優タグ・スピードマンは、このドル箱シリーズも近年収益が伸び悩み始め、心機一転精神薄弱児を演じたシリアスなドラマに挑戦してみたものの、これが大不評。俳優人生の起死回生を賭けて、ベトナム戦争ものの新作「トロピック・サンダー」に出演することになります。
ベトナムで捕虜になりながら生還したフォーリーフ・テイバックという男が書いた、実話を基にしたベストセラー小説を映画化する話題作でしたが、スピードマンはじめアカデミー賞受賞者である名優ラザラスや、下品なコメディで人気のポートノイ、ラップミュージシャンのアルパ・チーノなど、個性的過ぎる俳優が集まり過ぎた現場を若手の監督が仕切ることが出来ず、撮影はトラブルが続出。
今日も「泣き」の演技でスピードマンとラザラスの意見が衝突してカメラを止めているうちに、400万ドルをかけた大空爆シーンが始まってしまうというありえないミスが起こり、プロデューサーのグロスマンはカンカン。ベトナムの現場に直接通じる衛星回線で、大画面からスタッフ&キャストを怒鳴りつけます。

【承】- トロピックサンダー史上最低の作戦のあらすじ2

トロピックサンダー史上最低の作戦のシーン2 若手監督は一体どうすればいいのかと頭を抱えますが、映画の原作者であるフォーリーフもアドバイザーという形で現場に来ていて、ピシッとしない現場を見かねて監督にアドバイスを送ります。「奴らを、戦場の修羅場に放り込め。俺と爆破担当のコディの2人で爆薬を仕掛けるから、隠しカメラでそれを追うんだ。俳優たちの、リアルな演技を撮れ。」
俳優たちのワガママに頭に来ていた監督は、この案に賛同。早速翌日、監督は主役俳優たちだけをヘリに乗せ、ジャングルの真っ只中で降ろします。「ここからは隠しカメラと、俺の手持ちカメラだけで撮る!リアルな戦場を再現する。伝説を残すんだ!」スタッフが誰もいない「現場」に戸惑う俳優たちの前で、監督が気合を入れて一歩踏み出した、その瞬間。本物の地雷を踏みつけてしまい、監督は自爆します。
過去にこの地域で行われていた戦争の地雷が埋まったままだったのですが、スピードマンは「これは特殊メイクさ。よく出来てる」と監督の(本物の)生首を持ち上げて、皆を説得します。とりあえずは台本通りにやってみようと、一堂はジャングルの中を移動し始めます。そしてそんな彼らを、物陰からじっと見つめている視線がありました。

【転】- トロピックサンダー史上最低の作戦のあらすじ3

トロピックサンダー史上最低の作戦のシーン3 俳優たちとやや離れた場所で待機し、監督の合図待ちで爆破を始めるはずだったフォーリーフとコディは、何かおかしいと気付きます。すると2人は背後から何者かに銃を突きつけられ、連行されてしまいます。
一方俳優たち一行は、スピードマンがろくに地図も読めないのにリーダー気取りで先に行こうとするのを、ラザラスがとがめます。メンバーの中で唯一入隊経験のある若手俳優のケヴィンに地図を見てもらうと、どうやら道に迷ってしまったようでした。それでも強引に前進しようとするスピードマンに呆れて、他のメンバーはヘリの着陸場所へ戻ることにします。そしてスピードマンは、フォーリーフとコディを拉致した組織の者に、捕まってしまうのでした。
スピードマンを拉致した組織は、身代金をエージェントに要求しますが、その時エージェントと一緒にいたグロスマンが、「テロリストと交渉はしない!」とあっさり電話を切ってしまいます。
その後、ヘリから降りた場所に戻る途中で、ラザラスたちは小さなキャンプを見つけます。それはセットではなく本物のキャンプで、どうやら東南アジアでは有名な、ヘロインの精製をしている組織のようでした。スピードマンたちは、この組織に捕まってしまっていたのです。ラザラスたちは相談し、脚本に書いてあった撮影用の「作戦」を用いて、スピードマンを救出することにします。

【結】- トロピックサンダー史上最低の作戦のあらすじ4

トロピックサンダー史上最低の作戦のシーン2 ラザラスが「謎の中国人」に化けて、アメリカ兵=ポートノイを捕まえたという設定で組織に乗り込み、組織の気を引いているうちにチーノとケヴィンがスピードマンを救い出す。そういう手はずでしたが、肝心のスピードマンが、この組織のメンバーがスピードマンが出演したシリアスドラマの大ファンで、大不評だった演技を認めてもらえたことで「ここが俺の居場所だ」と離れようとしません。
捕らわれていたフォーリーフとコディも見つけ、ゴネるスピードマンをなんとか連れ出し、弾は出ないが音だけは派手な撮影用の機関銃で脅かして、一同は組織から脱出します。ヘリに乗る寸前追いつかれそうになりましたが、ニセモノの義手をはめていた、実は「今まで外国に行ったこともなかった(原作は実話ではなく、完全なフィクションだった)」フォーリーフが、決死の覚悟で橋を爆破。ヘリは一同を乗せて飛び立ちました。
そして、この映画そのものではなく、映画の撮影を追ったドキュメンタリーが高く評価され、スピードマンは見事アカデミー主演男優賞に輝きます。オスカー像がプレゼンターのラザラスからスピードマンに手渡され、2人は固く抱き合うのでした。

みんなの感想

ライターの感想

「紹介」の欄にも書きましたが、ほんとに豪華俳優陣が揃いも揃って時に下品に時にグロくボケ倒す、戦争コメディのバチ当たり的な快作です。冒頭から主役となる俳優の「フェイク予告編」が幾つか流れ、いったいどこから「本編」が始まるんだ?と見る者をいきなり戸惑わせてくれますが。本編に入ると、無駄に(ほんとに無駄に)お金をかけた戦場撮影シーン、そして無駄に(これまたほんとに無駄に)グロい兵士の負傷シーンなど、この辺りでダメな人はギブアップしちゃうかもしれない、見る人を選ぶ映画かもしれません。
しかし、この冒頭のシークエンスで「わっはっは、こりゃあ最高だぜ大バカだぜ!」と思えた方には、たまらない作品になっています。デビュー作で評価された新人監督がこういう大作に抜擢されるケースって、今のハリウッドで結構多いですから、実はシャレになってない設定なのかも?
その新人監督さんが原作者のアドバイスを得て、「さあ、ここからだ!」と気合入れた瞬間粉みじんに吹っ飛ばされちゃうっていうのもキツいジョークであります、しかもその後「これは特殊メイクだよ」って生首晒されちゃいますしね!
終盤、スピードマン救出に向かう作戦が上手くいき過ぎかなあとは思いますが、ここはラザラスの言う「奴らがプロの兵士なら、俺たちはプロの役者だ!」っていうことなんでしょうね、とはいえポートノイはヤクでラリってるしアルパ・チーノ(しかしぶざけた名前だ)はラッパーだしもう1人は若手だし、プロの役者が揃ってるってわけでもなかったんですが、それでも皆で役者魂を炸裂させた!ということで。
あとはやはり、トム・クルーズが大バカで罵詈雑言吐きまくる役を楽しそうに演じてるのがいいですね、ラストはほとんど彼の「独壇場」ですしね!
B級低予算映画のアイデアで勝負!といわんばかりの楽しさもいいですけど、こういった大バカ設定映画で豪華な俳優を揃えて思いっきりお金も使えるというところが、ハリウッドって羨ましいなあとつくづく思ったりします。なんだかんだ懐広いなあ、向こうは。あ、マシュー・マコノヒーは、美味しい役どころになりそうで、ギリでそこまでいかず仕舞いで終わっちゃったかな・・・やっぱり、トムクルに食われちゃったかな?

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