「ハッピーフライト」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

【結】– ハッピーフライトのあらすじ4

ハッピーフライトのシーン4

画像引用元:YouTube / ハッピーフライトトレーラー映像

グランドスタッフの菜採はシフトが終わってようやく帰れる、と浮かれていましたが。

1980便のエア・ターン・バックの後始末のために残業を命じられてしまいました。

「なんで三時間かけてわざわざ帰ってくるんですか!ホノルル迄行っちゃえばいいのに!」

後輩の美樹の心の声はダダ洩れでしたが、それはもう決定事項です。

もしかしたら、デートになるかも…とときめいていたのもつかの間…待ち合わせには間に合わない、と彼女は太田の名刺をシュレッダーにかけたのです。

格納庫では見当たらなくなった一本のレンチの行方の捜索が続いていましたが、思わぬところからそれが発見されたと一報が。

なんと、社会科見学の小学生が記念にと持ち帰っていたというのです。

中村は安堵に腰が抜け、周囲もホッとした空気に包まれていました。

その頃、オペレーションコントロールのディスパッチャーたちは、残燃料と様々な気象条件を鑑みて、房総半島を超えてからでないと高度が下げられないという難しいフライトプランが提示されました。

オペレーションコントロールを始めとする主要な施設が落雷で停電。

高橋はコンピューターに頼らず、自力で1980便を羽田に下ろすプランを考える羽目になっていました。

しかし、ロートルな彼はむしろ活き活きと檄を飛ばし、部下たちを鼓舞していったのです。

空港ロビーを奔走していた菜採は、顔見知りの飛行機マニアから興味深い話を聞きました。

離陸直後の1980便が鳥の群れに突っ込んだ時、左のピトー管に鳥が刺さり、その影響でピトー管そのものが破損してもげたのでは、というのです。

そして、唯一残されているはずの右のピトー管は氷がへばりついており、正常に作動していません。

台風の影響で常に風向きが変化し続ける中、管制官とディスパッチャーは懸命に1980便を誘導していました。

鈴木と原田は持てる情報の全てを総合的に判断し、緊急着陸を決意、木更津上空から北向き(ランウェイ34)に下りると決断したのです。

くるくると変わる強烈な横風と大雨のなか、鈴木は懸命に操縦するなかで、落雷を受けたりと、さらなる試練が襲う1980便。

しかし、その影響でピトー管の氷が溶けてエアスピードの計器が復活するというミラクルが。

「ま、なんとかいけるだろ」

原田キャプテンに励まされ、鈴木は着陸の決断をしました。

管制官が「マジで?」と呟く中で、雲を抜け、やがて羽田空港の34Rに入る進入経路に入り、鈴木は横風に揺さぶられながらも無事に着陸し、オーバーランにもならず停止させることに成功したのです。

「ナイスランディング!」

めったに人を褒めることをしない筈の原田が、鈴木に親指を立ててみせ、汗まみれの鈴木はようやく表情をほころばせたのでした。

地上ではディスパッチャーや整備員たちが安堵し、キャビンでもホッとした空気が流れていました。

拍手が起こる中で、機体はボーディングブリッジに戻され、乗客が下りていきます。

修学旅行の女子高生は、悦子に笑いかけました。

「やっぱり私、CAになりたいです。これから勉強します」

悦子は嬉しくなって思わずその背中に声をかけました。

「きっびしいわよー!」

台風は抜けて、これから1980便の着陸を固唾をのんで待っていた他の飛行機が次々と下りてくるのです。

管制官たちは慌ただしく仕事を再開しました。

菜採は乗客の対応が始まる中でこっそりと抜け出してレストランに向かいました。

そこに、太田の姿はなく…ため息をついたのですが、そんな彼女をみつけて駆け寄ってくる人影があったのです___。

さて、鈴木は今回のトラブルまみれの一連の操縦もすべて機長昇格試験の採点対象であったと原田に言われて慌てていましたが…原田は「じゃ、お疲れさん!」とさっさと降りて行ってしまいました。

後を追うと、先ほどまでの大雨が嘘のように晴れ上がり、穏やかな空が。

そして左のピトー管がもげて無くなっているのを再確認したのです。

上空には見事な夕焼けが迫っていました。

慌ただしい一日は終わりを告げたのです。

そして後日、鈴木の肩には機長を示す4本の線が…。

今日もまた空港には多くの人が集い、働き、そして旅立っていくのです。

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