映画:フレンチアルプスで起きたこと

「フレンチアルプスで起きたこと」のネタバレあらすじと結末

コメディ映画

フレンチアルプスで起きたことの紹介:2014年制作。雪崩に巻き込まれたものの、無事だった一家に起こる家族の危機を描いている。リューベン・オストルンド監督による作品で、現代人の心理を巧みに捉えたコメディドラマ。

あらすじ動画

フレンチアルプスで起きたことの主な出演者

トマス(ヨハネス・バー・クンケ)、エバ(リーサ・ローヴェン・コングスリ)、マッツ(クリストファー・ヒヴュ)、ヴェラ(クララ・ヴェッテルグレン)、ハリー(ヴィンセント・ヴェッテルグレン)、ファンニ(ファンニ・メテーリウス)

フレンチアルプスで起きたことのネタバレあらすじ

【起】- フレンチアルプスで起きたことのあらすじ1

とあるスウェーデンの一家が、家族水入らずでスキー旅行にやってきました。父・トマスが仕事中毒なので、5日間だけのバカンスとなります。彼の妻・エバは、子供たちの写真を撮影してもらって上機嫌です。
2日目、一家がレストランで昼食をとっていると、何やら音がしてきます。雪崩が起き始めて、トマスはプロがしたものだと安心していますが、勢いを増して押し寄せてきます。
近くにいた人々が一斉に逃げ出し、一家も逃げなければなりません。エバは子供二人を抱えて守ろうとしますが、トマスは一人で逃げます。
幸い、けが人等なく雪崩は終わります。何食わぬ顔でトマスが戻ってきて話しかけてきますが、家族3人は喋りません。ただ、黙々と食べるだけでした。
先にホテルの部屋に戻るエバに、子供たちは待ってと頼みます。先に部屋の中にいるように言われ、子供たちは怒ります。部屋の外で、怒っているかどうか聞くトマスに、エバは怒ったほうが良いのかと問いかけます。
話しが終わって部屋に戻ると、子供たちは不機嫌でした。追放されたトマスとエバは隣の部屋で様子を伺います。
トマスとエバは、友人のシャルロッテたちと酒を飲むことになり、今日の雪崩のことを話すことになります。エバは家族を置いて逃げ出したことを追求しますが、トマスはスキーブーツでは走れなかったと、とぼけるばかりでした。次第にエバは苛立っていきます。

【承】- フレンチアルプスで起きたことのあらすじ2

3日目、エバは一人で滑りたいと言います。カードを使うかとトマスが聞いても、エバは自分ので支払うと言います。
シャルロッテは浮気をされても構わない性格をしていました。夫がしても歓迎しており、その考えにエバは反論します。口論となってきて、シャルロッテは冷静になろうと乾杯を勧めます。
息子のハリーの様子がおかしく、トマスはどうしたのか問いかけます。ハリーは母と別れないでと言ってリフトに乗り込みます。
友人のマッツとファンニがやってきて、トマスたちは一緒に部屋で食事をすることにします。ファンニが楽しそうに喋っていると、エバが雪崩の話しを切り出します。マッツはぜひ聞かせてと言います。
トマスに誤魔化させないためにも、エバは自ら雪崩の解説を始めます。一目散にトマスが逃げたことを話すと、マッツもファンニも固まります。
涙ぐみながら悩みを相談するエバに、重い雰囲気になります。マッツは人が思いもよらぬ行動をとると、トマスをフォローします。それならば白状して認めるべきだと、エバの主張は続きます。
トマスは何も喋ることが出来ないでいました。そこにトマスの玩具の宇宙船が飛んできます。トマスは子供たちの元に行きます。
マッツとファンニは、二人にはセラピーが必要であり、ここにいて最後まで付き合うべきか考えます。
マッツは、エバに向けて人間の心理を説明します。それとこれとでは違うと、エバは反論します。自分で身を守れない子供たちのことに、トマスが無関心なのが問題なのです。

【転】- フレンチアルプスで起きたことのあらすじ3

トマスは雪崩が大したことなく、自分とエバとでは認識が違うのだと主張します。それならばと、エバは撮影した動画を見せることにします。
トマスは自分がブーツで走っていることだけは認めます。
マッツは、自分が埋まってからでは家族を助けられないことから、先に逃げることにしたのでは?とフォローします。
部屋に帰ることにしたマッツとファンニは、もしも自分たちならばと話しを始めます。ファンニは、マッツも逃げ出しそうだと思います。トマスとマッツが同じ人間であると思うからです。
フィリップなら家族を守ってくれると言われ、マッツは21で親と同居しているあいつが守れて、自分が逃げることに納得がいきませんでした。来る時はラブラブだった二人も、エレベーターの中で重い空気になります。
これは仮定の話しであり、ファンニは考えるのはよそうと提案します。それでもぶり返してくるマッツに、ファンニは元奥さんが別れたがった理由が分かります。二人は寝ることにします。
4日目、トマスはマッツと滑りに行きます。休憩していると、女性が話しかけてきます。トマスのことを一番ハンサムと言ってきました。二人は上機嫌になりますが、少ししてから間違いだったと言われます。

【結】- フレンチアルプスで起きたことのあらすじ4

トマスは涙を流しながら、自分が嘘をついたり、どうしようもない性格であることをエバに嘆きます。部屋の外で大声で叫ぶので、エバは扉を開けて部屋に入ることにします。扉が開かないので、従業員に開けてもらいます。
部屋の中に入っても泣き続けるトマスに、子供二人が心配してやってきます。娘のヴェラもハリーも父を抱きしめます。ヴェラは母も来てと頼みます。エバもトマスを子供たちの上から抱きしめて励まします。
5日目、一家全員でスキーに出かけます。リフトに乗っている時、トマスは子供二人と手をつないでいました。到着しますが、吹雪が激しく、視界が悪い状態です。トマスは自ら先頭に立って、子供たちに離れないようにと指示します。
最後尾はエバが務めていましたが、3人がいくら待ってもやってきません。エバが助けてと呼んでくるので、トマスは子供たちを置いて走って行きます。
ヴェラは父の名を叫びますが、反応がありません。しばらくして、トマスはエバを抱っこして帰ってきます。一家は揃うことができて喜びます。
一家やマッツたちはバスに乗って帰ります。しかし山道なのに、運転手の運転が下手で困ります。何度も停まったりして、上手く曲がることができません。
我慢のできないエバは降りることを告げます。他の乗客も降りることになり、パニック状態になります。マッツはけが人が出てしまうことから、落ち着くようにと皆をまとめ、順番に女性子供から降りようと提案します。
ただ、シャルロッテだけはバスに残ることにします。危険な運転ながら、バスは山道を下っていきます。トマスやマッツたち、乗客らは山道を歩いて帰ることにします。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、ゲレンデが舞台ということもあり、画面いっぱいに映し出される白銀の世界が美しいです。そんな美しい画面とは裏腹に、トマスの状況は危機迫るものとなっています。その危機迫る状況を高めているのは、時折流れるクラシック調の音楽になります。
それにしても内容を知らずに、トマスが一目散に逃げるのを見てしまうと笑ってしまいます。一家の大黒柱があそこまでハッキリとやってしまうのは、問題であること以上に笑いがこみ上げてきます。
また、楽しみにやってきたマッツも、まさかの夫婦の危機の現場にやってきて、ファンニとも口論になる結果となります。人間の心理を例えて、マッツがフォローする場面はお勧めの面白さです。
映画全体を通して、シュールながら笑いと真面目さがコラボしており、気の抜けない面白さのある映画でした。最後にも何か起こるのかと驚かせてくれて、友人や家族に勧めたくなりました。

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