映画:プチニコラ

「プチニコラ」のネタバレあらすじと結末

プチ・ニコラの紹介:2009年にフランスで製作された家族コメディ。フランスの児童文学「プチ・ニコラ」を実写化した作品で、主人公二コラの勘違いで次々と騒動が起こる様をユーモアたっぷりに描いていく。2014年には続編「プチ・ニコラ 最強の夏休み」が製作された。

あらすじ動画

プチニコラの主な出演者

ニコラ(マキシム・ゴダール)、ママ(ヴァレリー・ルメルシェ)、パパ(カド・メラッド)

プチニコラのネタバレあらすじ

【起】- プチニコラのあらすじ1

舞台はフランス。仲良しのパパとママ、愉快で個性的な友人たちに囲まれながら、少年ニコラはすくすくと育っていました。そんなある日、クラスメートのジョアキムがひどく暗い顔をして登校してきました。話を聞くと、つい最近弟が産まれたといいます。ジョアキムは両親の愛情をすべてとられると絶望し、二コラたちクラスメートはそんなジョアキムを不憫に感じていました。ジョアキムによれば、弟が産まれる予兆はあったといい、それは急にパパがママに優しく接するようになったことだったといいます。

二コラは何気なくジョアキムの言葉を聞いていましたが、それからすぐ、二コラの家でもパパがママに急に優しくするようになりました。想像力が豊かな二コラはすぐに弟が産まれると思い込むようになり、きっと自分もジョアキムと同じ目にあうと恐怖を覚え始めました。

しかし、パパがママへの態度を変えたのには、しっかり理由がありました。それは、上司ムッシュブム氏が二コラにおもちゃをくれたことにさかのぼります。ムッシュブム氏へのお礼に迷っていたパパに、ママはディナーに招けばいいと提案、すばらしいアイディアへのお礼をパパは態度で示していただけだったのです。

そんな中、ジョアキムが学校に来なくなり、二コラの被害妄想はさらにエスカレートしていきました。二コラはジョアキムが森に捨てられたと思い込み、自分もパパとママに捨てられることを真剣に心配し始めました。クラスメートの少年たちの協力を得ながら、二コラはパパとママを繋ぎとめる方法を模索し始めます。

【承】- プチニコラのあらすじ2

そこで二コラたちが考えついたのは、ゴマすり作戦でした。パパとママが出掛けている時間を利用して、二コラは友人たちと家の掃除を開始。家が綺麗になれば、パパとママは喜び二コラを捨てるのをやめてくれる…そんな企みを持った二コラでしたが、掃除に不慣れな少年たちは家を綺麗にするどころか、次々と室内や家具に傷をつけ、二コラの家は悲惨な状態に。二コラはパパとママにこっぴどく怒られてしまいました。

この騒動の後、二コラは発想を転換させました。産まれてくる弟を追い出せばいい…二コラは友人たちを集め、作戦を練り直し始めました。

それと同じ頃、パパとママはムッシュブム夫妻のディナーの準備に頭を悩ませていました。見栄っ張りのママは高級食材を用意するだけでなく、付け焼刃で高尚な文学の知識を仕入れ、暗記に励んでいましたが、そんな背伸びしたママの姿にパパは不安を感じていました。

そして迎えたディナー当日。ママはこれまでの準備のストレスと上司夫妻を迎える緊張で言動や挙動がおかしいことになってしまいました。ママはワインを飲んで誤魔化そうとしますが、飲みすぎがたたり、ムッシュブム夫妻の前で気絶。この日を境に、ムッシュブム氏はあからさまにパパを無視するようになりました。

【転】- プチニコラのあらすじ3

一方、二コラたちはギャングに弟を誘拐してもらうという結論に達し、早速ギャングの名前を電話帳で探し、誘拐を依頼しました。ところが、二コラが電話をかけた相手はギャングと同じ名前の自動車整備工場でした。整備工場側は二コラの「さらってほしい」という表現を、自動車の回収と誤解し500フラン必要であることを二コラに告げました。「さすがギャングはあくどいな」と言いながらも、二コラたちはお金を工面する方法を考え始めました。その結果、二コラたちは魔法の薬なるものを作り、同年代の少年たちに売りつけるという商売を考えつきます。

魔法の薬は仕入れた材料をでたらめに混ぜたものに過ぎませんでしたが、二コラたちが力を入れたのは薬の効果の見せ方でした。二コラたちはある少年に試しに魔法の薬を飲ませ、近くにある車両を持ち上げるように促しました。その車両にはあらかじめ仕掛けが施されてあり、少年は簡単に車両を持ち上げることに成功、その場にいた少年たちの口コミで瞬く間に魔法の薬は売れ、二コラたちはすぐに500フランを稼ぎ出しました。

二コラはすぐにギャングと同じ名前の自動車整備工場に金を用意したことを告げますが、今度は「それで車はどこに?」と尋ねられ、二コラたちはギャングが誘拐に車が必要としていると勘違いしてしまいます。そこで、二コラたちは仲間の一人でお金持ちのジョフロワの家の車を盗むことに。ジョフロワの執事が不在になったタイミングを狙って、二コラたちは車を盗もうとしますが、下り坂に駐車していた車は大暴走を開始、やがて車はムッシュブム氏のオフィスがある方向へ進んで行きました。

【結】- プチニコラのあらすじ4

二コラたちの車が近づいたそのとき、ムッシュブム氏はちょうど道を渡ろうとしていました。パパは危険にいち早く気づき身を挺してムッシュブム氏をかばうと、ムッシュブム氏の態度は急変。再びパパを重用するようになり、二コラたちの計画は思わぬ形でパパに恩恵をもたらしました。

その後、なんとか車を盗み出すことに成功した二コラたちでしたが、その直後、ジョアキムが弟を乳母車に乗せて笑顔で近づいてきました。ジョアキムはすっかり兄としての自覚に気づき、弟を可愛がっている様子でした。二コラはそんなジョアキムの姿から我を見直し、パパとママの元に行き、弟が産まれてくることに喜びを爆発させました。すぐにそれが勘違いであることがわかり、一時二コラは落ち込んでしまいますが、すぐに一家の笑顔は戻ってきました。

それから間もなく、ママが妊娠したことが判明し、その日から二コラは弟との楽しい日々を想像して毎日を送り始めました。ところが、実際に生まれたのは妹で、二コラが抱いた夢は打ち砕かれることに。あまりのショックで、二コラは妹の誕生を祝う親戚の集まりで自らの心情を叫んでしまいました。「真っ赤でしわしわじゃないか」、「目をギョロギョロさせてさ」…二コラは妹の悪口をたくさん言いますが、それは一同の笑いをおおいに誘いました。いつしか、悪口を言っていた二コラの顔にも笑みが戻り、その場は温かな空気に包まれました。

その後、二コラは少し前に学校で出された課題について思い出しました。それは「将来なりたいもの」というテーマで作文を書くことで、当時の二コラは明確な答えを出せずにいました。「今ならわかるよ、“みんなを笑顔にできる人”になりたい」…今回の騒動を通じて、二コラの内面には確かな変化が生まれていました。

みんなの感想

ライターの感想

主人公二コラの被害妄想が大げさでとてもかわいらしいです。子どもの想像力や悪ふざけ、友達との時間が丁寧に描かれており、観る者を童心に蘇らせる作品だと思いました。また、少年二コラの企みと交互に描かれるパパとママのボケっぷりも爽快でした。

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