「ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!の紹介:2018年製作のフィンランド&ノルウェー合作映画。メタル大国フィンランド発の音楽コメディ。ライブで失態を晒したヘビメタバンド、インペイルド・レクタム。不甲斐なさを噛みしめたトゥロはバンドを再結成させ、盗んだバンに事故死したメンバーの棺を乗せドラマーを誘拐し、夢のフェスを目指して駆けていく。監督は本作が初長編作のユーソ・ラーティオとユッカ・ヴィドゥグレン。「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」のヨハンネス・ホロパイネンがインペイルド・レクタム(直腸陥没)でヴォーカルを務めるトゥロを演じる。SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2018にてワールドプレミア上映。

あらすじ動画

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!の主な出演者

ヨハンネス・ホロパイネン(トゥロTuro Moilanen) ミンカ・クーストネン(ミーアMiia) ヴィッレ・ティーホネン(ヨウニJouni Tulkku) マックス・オバスカ(パシPasi / Xytrax) マッティシュルヤ(ロットヴォネンLotvosen isä) ルーン・タムティ(フランク・マッセクラヴFrank Massegrav)

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!のネタバレあらすじ

【起】– ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!のあらすじ1

ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!のシーン1

画像引用元:YouTube / ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!トレーラー映像

フィンランドの東北地方にある小さな村・タイバルコスキ。

タイバルコスキは超田舎町でした。舗装されていない車道の真ん中を、トナカイが我が物顔で通行しているほどです。そんな田舎の道を、ストレートのロン毛をキープした男・トゥロが自転車で通ります。長い髪を持つトゥロを見て、同年代の若者は「ホモ」とからかいます。咄嗟に言い返せないトゥロはウォークマンを再生してイヤホンをつけると、田舎道を自転車で立ち漕ぎしつつどう言い返せばよかったか考えていました。「ボケナス」にすればよかったと、あとで気づきます…。(映画タイトル)

トゥロがやってきたのは、仲間の家の地下室でした。そこにはトゥロと同じく、長い髪の毛を保った男たちがいます。トゥロと仲間はヘヴィ・メタルバンドを組んでいました。

トゥロたちが集まっているのは、ロットヴォネンという金髪の速弾きの男の家でした。ロットヴォネンの両親はトナカイの畜殺場で働いており、トゥロたちがバンドの練習をするのもその場所の地下室でした。

パシという細い黒髪の男は、トゥロが知る最も頭の良い男です。変わり者ではありますが、どんな曲も一度聞いただけで覚えるほどです。パシは図書館で働いています。

ユンキという金髪の男は、誰よりもタフで恐れ知らずの男でした。無茶ばかりして今までに2度死を宣告されましたが、いずれも生還しています。このときもバンドの練習をしながら倒れて死にかけましたが、メンバーが胸を叩いて生き返らせます。

その日のバンドが終わると、ロットヴォネンの母親が地下室に「夕飯できたけど、食べる?」と声をかけました。トゥロたちはありがたくその誘いを受けます。

トゥロたちはヘヴィ・メタルの練習をしていますが、いままで誰かの前で披露したことはただの一度もありませんでした。ユンキは国外ライブを熱望していましたが、緊張症のトゥロは自信がないと思っています。

食事のとき、ユンキが「オウルに新人向けのライブハウスがある。出てみようぜ」と仲間を誘いました。オウルはフィンランド中部の都市です。もう12年も活動しているのだからと主張します。

するとパシが「出るならオリジナル曲を作るのが先だ」と言い出しました。もっともな話で、ロットヴォネンもパシに同意します。

翌日、トゥロは仕事に出かけます。トゥロは施設で介護士の仕事をしています。掃除するホウキをマイクに見立ててなりきりライブに酔っているところを、施設の人たちに目撃されました。施設の女性の先輩は、便失禁をした患者のフォローをしろと命じました。その患者が誕生日だから花を買って来いという命令もします。

トゥロが行った花屋の店員は若い女性・ミーアでした。ミーアは好意的でトゥロのバンドの話を聞いてきました。トゥロもミーアに思いを寄せており、照れながら会話をします。

そこへトゥロのライバルの男・ヨウニがやってきて、露骨にミーアを口説き始めます。ヨウニは「ドライブに行こう。クーサモでディナーはどうかな」と誘いますが、ミーアは仕事が忙しいと断りました。そしてトゥロのことをバンドマンだとヨウニに話しました。ヨウニは音楽関係の活動をしているようです。

トゥロは作ってもらったブーケを持って花屋を去ると、店の外でヨウニが立っていました。ヨウニはトゥロに、今度から別の店で買い物しろと言いました。ミーアを狙っているとヨウニは宣戦布告します。

花を自転車の後ろに結んで移動していると、パトカーがトゥロを止めました。パトカーに乗っている警官・クヤンパーは、ミーアの父でした。クヤンパーは見た目でトゥロをろくでもない男認定しており、クスリをしていないかとひどい疑いをかけました。娘のミーアに近づくなと警告するので「ヨウニのような男ならいいのか」とトゥロが言い返すと、クヤンパーは「理想の男だ」と答えました。ヨウニは女遊びが激しいのですが、クヤンパーはそれを見抜けていません。

次のページで起承転結の「承」を見る

次のページへ
1 2 3 4 5

「ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!」と同じカテゴリの映画

関連記事はこちら

×