「ベイブ/都会へ行く」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

ベイブ都会へ行くの紹介:1998年製作のオーストラリア&アメリカ合作映画。世にも珍しい牧羊豚の成長物語「ベイブ」の続編。本作では豚のベイブが農場経営資金を捻出するために出稼ぎに出た都会で、路頭に迷う動物たちを救う大活躍。監督・製作・脚本は「ベイブ」(製作)「ロレンツォのオイル」のジョージ・ミラー。共同脚本はジュディ・モリス、マーク・ランプレル。製作総指揮は「ダーク・シティ」(共同製作)のバーバラ・ギブス。製作のダグ・ミッチェルとビル・ミラー、音楽のナイジェル・ウェストレイク、ー・フォード。編集のジェイ・フリードキンとマーガレット・シクセルは前作に続く参加。撮影は「ロングウェイ・ホーム」のアンドリュー・レスニー。美術は「ロングウェイ・ホーム」のロジャ。衣裳は「D.N.A.」のノーマ・モリソー。キャラクター制作はディック・キング=スミス。アニマトロニクスはニール・スキャンラン・スタジオ。アニマル・アクションはカール・ルイス・ミラー。出演は前作に続きナグダ・ズバンスキー、のジェームス・クロムウェル(「ディープ・インパクト」)ほか。

ベイブ/都会へ行くの主な出演者

エズメ・ホゲット(マグダ・ズバンスキー)、アーサー・ホゲット(ジェームズ・クロムウェル)、ランドレディ(メアリー・ステイン)、ファグリー・フルーム(ミッキー・ルーニー)、子豚のベイブ(エリザベス・デイリー)、アヒルのフェルディナンド(ダニー・マン)、ボーダー・コリーのフライ(ミリアム・マーゴリーズ)、ボーダー・コリーのレックス(ヒューゴ・ウィーヴィング)、ズーティ(グレン・ヘドリー)、ボブ(スティーヴン・ライト)、セロニアス(ジェームズ・コスモ)、ピットブルのルテリア(スタンリー・ラルフ・ロス)、ピンクのプードル(ルシー・テイラー)、フリーリック(アダム・ゴールドバーグ)、ナレーター(ロスコー・リー・ブラウン)

ベイブ/都会へ行くのネタバレあらすじ

【起】– ベイブ/都会へ行くのあらすじ1

ベイブ/都会へ行くのシーン1

画像引用元:YouTube / ベイブ/都会へ行くトレーラー映像

〝世界一のシープ・ドッグ(牧羊犬)はブタだった〟←絵本風の章のタイトル

ベイブはアーサー・ホゲット氏の農場にもらわれてきた、懸賞用の小さな子豚でした。ホゲット氏の妻・エズメは当初ベイブを食用豚として見ており、丸々と太らせたら食べようと思っていました。子どもだったベイブは牧羊犬の母犬のフライを慕い、フライの真似を始めます。それを見たアーサーは、ベイブが「牧羊豚」になれそうだと気づきました。エントリーします。

牧羊犬コンテストに出たベイブは、みごと優勝しました。ベイブは優勝よりも、飼い主であるアーサーが満足げな笑顔を自分に向けたことに喜びを覚えていました。アーサーとベイブは地元に戻り、祝福のパレードがなされます。マスコミにも注目され、ベイブは一躍人気者になりました。ベイブの快挙は知れ渡り、イギリスの女王からも正体を受けるほどです。

ベイブは一躍人気者になりましたが、アーサーと共に牧場でのんびり暮らしていました。アーサーはマスコミにもてはやされるのを嫌い、取材もすべて断ったため、農場ではすぐまた普通の生活が戻りました。その矢先に、牧場を悲劇が襲います。

アーサーが井戸のポンプ修理をしているとき、ベイブはお手伝いがしたくて井戸を覗きこみました。そのタイミングの悪さが仇となり、アーサーは足の骨を折る大ケガを負いました。働き手のアーサーがケガをしたので、負担は妻のエズメの双肩にかかります。料理、洗濯、掃除に加え、アーサーの介護、さらには牧場の仕事まで背負わなければならないのです。やがて牧場は経営難に陥り、銀行マンがやってくるとホゲット家の農場を差し押さえてしまいました。お金が稼げないと、ホゲット家の農場は一家離散になってしまいます。

頭を抱えたエズメは、ベイブが優勝した時に山ほど届いていた招待状をチェックしました。出席すると、高額な出演料がもらえるイベントがあったのです。普段なら夫・アーサーの方針でそうしたものに手は出さない主義ですが、農場の危機を迎えているときに四の五の言っている場合ではありません。エズメはそのうちのひとつに、出演を決意しました。エズメはベイブを連れて都会へ行こうとします。

農場の動物たちはベイブを励ましました。ご主人であるアーサーのケガを負わせた罪悪感を抱いていたベイブも、汚名返上のチャンスだと知り頑張ろうと決意します。

こうしてエズメとベイブは、都会へ出かけていきました。

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