「マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)」のネタバレあらすじと結末の感想

コメディ映画

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)の紹介:2017年公開のアメリカ映画。芸術家の父を持つ3人の兄妹の姿を描いている。ノア・バームバックが監督・脚本を務め、カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを争った作品。アダム・サンドラー、ベン・スティラー、ダスティン・ホフマン、エマ・トンプソンらが出演したコメディドラマ。

予告動画

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)の主な出演者

ダニー・マイヤーウィッツ(アダム・サンドラー)、マシュー・マイヤーウィッツ(ベン・スティラー)、ハロルド・マイヤーウィッツ(ダスティン・ホフマン)、ジーン・マイヤーウィッツ(エリザベス・マーヴェル)、モリーン(エマ・トンプソン)、イライザ(グレイス・ヴァン・パタン)、ジュリア(キャンディス・バーゲン)、ロレッタ・シャピロ(レベッカ・ミラー)、L・J・シャピロ(ジャド・ハーシュ)、ランディ(アダム・ドライバー)、シガニー・ウィーバー(本人)、パム(ガイル・ランキン)

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のネタバレあらすじ

【起】- マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のあらすじ1

ダニーは娘のイライザを乗せて、父・ハロルドと再婚相手のモリーンの家に向かっています。駐車場に停めるのは高いので、路駐駐車をしようとしますが、中々出来ずにクラクションを鳴らされて怒ります。
ダニーは妻と別れることになりました。音楽をしていましたが、止めてしまって、働かずにずっと主夫をしていました。しばらく父の家に厄介になることにします。
ハロルドの家に到着すると、大きな犬・ブルーノが出迎えます。ハロルドが禁酒をすることを条件に、モリーンに飼うことを許可していました。
ハロルドは、ブルーノの散歩中に転んで怪我をしました。そのせいで頭に傷があり、ダニーは心配します。
ダニーの姉のジーンも家に来ていました。
イライザは映画の勉強をするため、大学に進学することを選びました。ダニーとは離れることになります。
ダニーの異母兄弟で弟のマシューは、ばりばり働いていました。彼の紹介で、ハロルドの家と作品を購入する予定の人が見に来ます。ハロルドは作品を紹介していきます。
モリーンとハロルドは、家を売ることを計画していました。維持費もかかることから、モリーンの別荘があるので、そこに住むつもりです。
ダニーは思い出の場所でもあり、売ることに反対します。しかしモリーンから、上の階の荷物を整理するように言われます。この家はほとんどマシューが育った場所なので、彼の荷物ばかりです。
ハロルドは芸術家であり、様々な作品を残しました。しかし、それほど知名度の高くはありませんでした。教授職に就いていましたが、最近引退をしました。今度、回顧展を大学で開く予定です。
そんなある日、ハロルドに昔の芸術仲間のLJから電話がかかってきます。彼もまた個展を開く予定がありました。
ハロルドは特別招待客として、タキシードを着て彼の個展に出席することにします。ダニーも一緒に行くことにします。
LJの個展は盛況で、かなりチヤホヤされていました。ハロルドはその様子を見て帰りたくなります。
ダニーは久しぶりにロレッタと再会しますが、ハロルドを追いかけて帰ることにします。
ハロルドは、LJが娘を作品に使ったり、LJを評価する周りに腹を立てていました。世も末だと文句を言います。そしてダニーに、しばらく家にいていいけれど、働くことと家を借りるように言います。
ダニーはしばらくジーンの家にいることにします。

【承】- マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のあらすじ2

マシューは毎日仕事に追われていて、新しく会社も立ち上げました。結婚もしていて、妻と息子がいました。息子は可愛いのですが、妻とは上手くいっていませんでした。
父と会うことになり、資産管理について話し合うことにします。専門家の同僚を連れてきますが、ハロルドは一銭も払わないと断ります。
大事な話しをマシューがしようとしても、ハロルドは自分の話しばかりします。さらに自分のジャケットを隣の客が間違えて持って帰ったと怒ります。マシューが慌てて追いかけますが、ジャケットは間違っておらず、父のジャケットは自分で着ていました。
ハロルドは4回の結婚、正式には3回していました。マシューが母に会いに行くと言うので、ハロルドもついていくことにします。
ハロルドとマシューの母は、マシューの卒業式以来の再会をします。
マシューの母は、自分がダニーとジーンを可愛がれなかったことを謝ります。ハロルドはじっと聞き入り、マシューに声をかけられて家を後にします。
マシューは、作品のことやジャケットのことなど、会うたびに困らされて頭にきます。ダニーを糞扱いし、ジーンを無視し、自分に全力を注いで痛めつけたと父に怒ります。
ハロルドは自分が悪い親でなければ、マシューは成功してないと言って帰ります。
神経外科医も驚く症状です。ハロルドが倒れて、昏睡状態になり、入院することになりました。
ダニーとジーンは血相を変えてやってきます。けれども病状を聞こうとしても、モリーンが医師に話すことを止めていました。なので二人は何が起こってるのか聞くことさえできません。
モリーンは私に聞けばいいじゃないかと主張します。連絡もつかないのにと、ダニーは医師に話しをつけるようにと怒ります。
マシューも病院にかけつけて、看護師のパムから、父の病気が慢性硬膜下血腫だと聞きます。モリーンの許可がおりたので、医師からも説明を受けることができます。
この病気になったのは、転んだことがきっかけでした。それからずっとハロルドは耐えていたのだとパムは話します。そういえばマシューと会ってる時も、子供用の鎮静剤を服用していました。

【転】- マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のあらすじ3

ハロルドは少し話せるようになりますが、急変して記憶が混乱している状態になります。
看護師は度々担当が代わり、医師も旅行にこれから行くので休暇だと言います。ダニー、ジーン、マシューは彼らに任せておけないと、自分たちで父の様子を逐一チェックします。メモもとります。
3人は別の医師から、終末期の介護のパンフレットを渡されます。
マシューは、家と作品が売れたから、署名する場所を記した書類を送っていました。
モリーンは書類に目を通し、サインもしました。バタバタしていることから、ダニーとジーンには、落ち着いてから話そうとマシューは提案します。
ハロルドの御見舞に、昔の仲間のポールがやってきます。だいぶ年をとっていました。
その昔、ジーンが海に行った時、シャワーを浴びていました。その時にポールがやってきて、ズボンをおろしてマスをこきだしました。すっきりして、ポールは帰っていきます。
ジーンはそのことを父に話します。
ハロルドはことを荒げたくないことからか、何かすることはありませんでした。しかし次にやってれば、ハロルドは激怒していただろうと、ジーンは語ります。
マシューはその話しを聞いて閃きます。ダニーと共に、ポールの車をボコボコに壊してやります。
しかしポールは認知症を患っていました。
ジーンはマシューとダニーの気が晴れただけだと冷めています。自分は気が晴れないし、この家族にいる辛さは誰にも分からないと言います。
ハロルドの回顧展が開かれることになり、そこにはマシューも手伝った作品が展示されます。作品名は「マシュー」です。
ダニーは、連絡を全然送らなくなった理由をマシューに聞きます。それからハロルドの介護が必要となれば、真っ先に自分がすることになるなど、不満を言っていきます。
マシューは家と作品が売れたことを話します。そして自分はその金がいらないから、ダニーとジーンで分けてくれと言います。
ダニーは大切な家族の家と父の作品を売ったことに怒ります。皆で決めようと言ったじゃないかと怒ります。
マシューとダニーの喧嘩が起こります。

【結】- マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)のあらすじ4

マシューとダニーは、見に来ている人たちの前でスピーチをします。
まずは鼻血を出しているマシューからです。父のことを語っていき、自分の名前のついた作品のことも話します。すると、その作品を売ってしまったと後悔し、涙を流します。
次にダニーの番です。ダニーは音楽をしていた時から、人前にでることが苦手でした。最初にスピーチを上手く出来ないことを謝ります。
マシューみたいに父と制作した思い出はないので、「ダニー」という作品はないと言います。それはジーンも同じでした。
父はもっと成功してても不思議ではないと語ります。そして駄目親父だけれど、作品は良いと話します。
それから時が経ち、マシューは父の作品を買い戻していました。とりあえず「マシュー」だけ取り戻します。
ハロルドは退院して、モリーンが看病していました。
そんな父のお昼寝の手伝いをマシューはしています。
ハロルドは「マシュー」の作品を作った時を思い出し、手伝ったのはマシューではなく、ダニーだったと話します。つまり「マシュー」ではなく、「ダニー」だったのです。
マシューはダニーをLAに招待します。
ダニーは初めてLAに行くことにします。
しかしハロルドは、モリーンが旅行に行くことから、ダニーに家にいて欲しいと頼みます。それに映画館やボーリングに行けば良いと何かとダニーの行動を決めていきます。
ダニーはお皿をワザと落として、マシューのところに行くと主張します。小声で、許してと言います。
マシューが空港まで運転手を用意してくれます。ダニーは途中で、ロレッタと会います。
ロレッタは脚本家の彼氏がいましたが、離婚してから恋愛はダメダメで別れていました。
ダニーはLAに行くけれど、イライザの映画祭の時に戻ってくると話します。
ロレッタは連れて行って欲しいから、連絡を頂戴と言います。
ダニーは了承します。
イライザは、ハロルドの作品が美術館に売れたと聞いていました。美術館に行って、彼の作品が保管されている箱を見つけます。

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みんなの感想

ライターの感想

この映画は、芸術家の父に振り回される家族の姿を映し出しています。ハロルドはすごい悪い人ではないのだけれど、子どもたちにとっては不満が溜まっていく存在です。彼らにとっては厄介な父ですが、珍しい人なので、見ているこちらは面白いです。実際に父となると大変かもと思ってしまいます。
今作において、ベン・スティラーとアダム・サンドラーの二人のタッグが見所になっています。車をぶっ壊したり、喧嘩をしたりと、名俳優二人がコメディ部分を盛り上げています。
特に面白かったのは、病院で必死に医師からメモをとる場面です。その他にもばっちり看護師に症状を伝えたり、薬のことを話している姿も面白かったです。
味わい深く、記憶に残る作品です。派手に何かあるわけはないのだけれど、じわじわと人間模様が伝わってきて、見てよかったと思える、そんな映画です。

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