映画:マネーピット

「マネーピット」のネタバレあらすじと結末

コメディ映画

マネー・ピットの紹介:1986年にアメリカで製作されたコメディ映画。監督はリチャード・ベンジャミン、主演はトム・ハンクス、シェリー・ロングが務め、スティーブン・スピルバーグが製作総指揮として参加した。オンボロ物件を購入してしまったカップルの悪戦苦闘の日々を描いていく。

あらすじ動画

マネーピットの主な出演者

ウォルター(トム・ハンクス)、アンナ(シェリー・ロング)、マックス(アレクサンドル・ゴドゥノフ)

マネーピットのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- マネーピットのあらすじ1

舞台はアメリカ、ニューヨーク。音楽事務所の弁護士として働くウォルターは、ヴァイオリニストのアンナと幸せな毎日を送っていました。アンナの元夫で名指揮者のマックスがヨーロッパツアーに出ている間、二人はマックス所有の高級アパートで暮らしていました。ところが、ある日突然マックスが帰国することとなり、二人はアパート探しをすることに。そんな中、二人はなんとか金を工面し、郊外にある古い屋敷を安く手に入れることに成功します。屋敷を所有する老婦人が急いで金が必要だといい、破格の値段を提示してくれたのです。

二人は屋敷を少しずつリフォームしようと日曜大工に励みますが、玄関、ベッド、配管など設備や家具の多くが壊れていることが次々と判明しました。二階に続く階段も崩落し、二人はひどい物件を購入してしまったことに気づきます。しかし、屋敷購入に多額の金を使ってしまった二人には、この屋敷に住み続ける選択肢しか残されていません。そこで、二人は業者に大規模な修繕を依頼することを決めました。

業者からは二週間で修繕が完了するという見積もりが提示され、一安心する二人でしたが、さらなる悲劇が起こりました。台所の配線が突然ショートし、次々とキッチン家電が破壊。この衝撃によりオーブンで焼いていた七面鳥が飛び出し、窓を突き破って風呂場に飛び込んでいきました。台所にいたウォルターは身体中を真っ黒にしながら、一息つこうと風呂に入ろうとしますが、その瞬間、風呂場が床を突き破り崩落してしまいました。

ウォルターは一連の不幸な出来事を気に病み、「僕は金食い虫(マネー・ピット)に取りつかれている」と嘆くようになっていました。しかし、アンナはそんなウォルターに優しく寄り添い、ウォルターを励ますのでした。

【承】- マネーピットのあらすじ2

それからすぐ、二人の屋敷に大勢の大工や配管工が到着しました。彼らは少し柄の悪い外見でしたが、二人は不良物件から解放されることに大きな期待を寄せていました。ところが、役所との手続きの手違いで、工事許可が下りていないことが判明、屋敷は中途半端に破壊されたまま放置されることになってしまいました。

ウォルターはすぐに屋敷に戻り、役所の担当者と会うことになりました。ところが、ウォルターは屋敷の床に開いた穴にはまってしまい、身動きが取れない状況になってしまいました。屋敷を訪れた役所の担当者は怒って帰ってしまい、ウォルターはアンナが帰ってくるまでの長い時間、穴にはまったまま過ごすのでした。

その後、苦労の末にウォルターとアンナの屋敷の大規模な修繕工事が開始しました。しかし、当初の見積もりとは大きく異なり、4カ月経っても一向に工事は終わる気配を見せません。二人はそんな日々にストレスを覚えますが、そんな中、ようやく階段が完成。長い間はしごで二階に登っていたウォルターは立派な階段ができたことに感激します。しかし、その直後、ウォルターは修繕中の現場の床から落下、それがきっかけで連鎖的に木材や装置が倒れ、屋敷全体に設置された足場がすべて破壊されてしまいました。ウォルター自身も庭の噴水に放り出され、途方に暮れてしまうのでした。

それからすぐ、ウォルターが出張で一日家を空けたときのことでした。アンナは楽団の練習後、元夫のマックスからディナーを誘われました。アンナは断ろうとしますが、欠陥住宅に住むストレスから少しでも解放されたいと願い、マックスと一夜を過ごしてしまいます。

【転】- マネーピットのあらすじ3

朝になって、アンナはマックスの家のベッドで目覚めたことに驚愕しました。マックスのナルシストでワガママな性格をひどく嫌っていたにもかかわらず、再びマックスとセックスしてしまったことにひどい罪悪感を覚えるアンナ。アンナは心優しいウォルターを傷つけまいと、マックスとの情事を隠し通そうと考え、アンナはウォルターといつも通り接しようと心がけました。しかし、当のウォルターはアンナの不貞をうすうす感づいていました。あの夜、ウォルターが自宅に電話をかけたとき、アンナが電話に出なかったことを不審に感じていたのです。

ウォルターはそれとなくマックスとの関係を尋ねますが、アンナは関係を否定するばかり。しかし、何度も質問されるうちにアンナは耐えきれなくなり、ついにウォルターにマックスと一夜を過ごしたことを明かしてしまいました。「過ちは誰にでもある」というウォルターの心優しい言葉を信じて告白したアンナでしたが、アンナの予想に反してウォルターは大激怒し、アンナを尻軽女と罵倒し始めました。ウォルターとアンナは互いに失望し、大喧嘩へと発展。最終的に二人は別れを決断してしまいます。二人は、家の修繕が終わり次第、すぐに家を売却して資産を分け合うことで話をまとめました。しかし、二人とも内心この別れが本意ではありませんでした。

家の修繕が終わりに近づく中、突然マックスが屋敷を訪ねてきました。アンナがウォルターと別れることを決断したことを知ると、マックスはアンナとセックスしたことは嘘だったと打ち明けてきました。マックスは今でもアンナを愛しており、嘘をつくことでアンナをウォルターから奪い返せると考えたというのです。しかし、それでもアンナはウォルターを許す気にはなれませんでした。アンナが気にしているのは、ウォルターの器の小ささだったのです。

アンナの本当の気持ちを聞き出したマックスは、その足でウォルターの元へ向かいました。マックスは、アンナを捨てたことは必ず悩み苦しむことになるとウォルターに伝えると、そのまま屋敷を後にしました。ウォルターはマックスに何も言い返すことができず、複雑な表情を浮かべていました。

【結】- マネーピットのあらすじ4

それから時が経ち、ついに屋敷の修繕が完了しました。屋敷は見違えるほど整備され、美しくなっていました。業者の男は屋敷の鍵を二人に明け渡すとき、本当はこの屋敷を修繕できるかどうか自信がなかったことを明かしました。「相当苦労したが、基礎がしっかりしていた。基礎さえ頑丈ならなんとかなる」…そう言い残して業者は去って行きました。

二人きりになったウォルターとアンナはぎこちなさそうに会話を始めました。ウォルターは生まれ変わった階段を昇りながら、アンナに二人の仲をやり直したいと伝えました。ウォルターはアンナの不貞でアンナをいかに愛していたか気づけたと語り、それに対して、アンナはマックスと寝ていなかったと真実を伝えました。二人は自然と笑顔になり、キスを交わしました。

それから間もなく、二人は屋敷で結婚式を挙げました。式には、マックス率いるオーケストラ、ウォルターの音楽事務所のロックバンドが二人のためにベートーヴェンの第九を演奏、大勢の出席者が二人の門出を祝いました。

二人が幸せなひとときを過ごすのと同じ頃、今度はウォルターの父親に悲劇が起きようとしていました。ウォルターの父親はブラジルのリオデジャネイロで再婚相手の女性とともにある豪邸を買おうとしていました。その豪邸を売ろうとしていたのは、ウォルターとアンナにあの物件を売りつけた老婦人とその夫でした。ウォルターの父親はすぐに屋敷を気に入り、全額を即座に現金で支払いました。老婦人とその夫は現金を受け取ると、そそくさとその屋敷を後にするのでした。

みんなの感想

ライターの感想

屋敷の盛大な壊れっぷりに終始笑わされられる作品でした。コメディ要素満載の本作ですが、オンボロ物件を通じてお互いの大切さに気づくカップルの姿にもしみじみ感動させられます。利己的なようで人間味のあるヒロインの元夫を演じたアレクサンドル・ゴドゥノフの演技も印象的でした。

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