「マラヴィータ」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(2件)

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【承】– マラヴィータのあらすじ2

マラヴィータのシーン2

画像引用元:YouTube / マラヴィータトレーラー映像

NY アッティカ刑務所。ドン・ルケーゼの元へ氷を頼んだか?と聞きながら刑務官が入ってくる。頷き、部屋にいる手下の男に渡すように促す。刑務官が部屋を出た後、シンクに氷をぶちまけると中にはビニール袋に入った”指”がある。指紋の資料を広げて”指”の指紋を照合すると奴じゃないと首を振り、指を投げつけるドン・ルケーゼ。

食卓を囲んでいるフレッド達一家。呼び鈴が鳴りフレッドが応対すると、スタンフィールドが初日はどうだと聞いてくる。順調だと答えるフレッド。南仏にいた時に食料品店の店員だった男が行方不明だが何か知らないかと聞かれるフレッド。ロブスターを新鮮だと1ダースも買わされ腐っていて家族全員死にかけたという理由で殴った経緯があるが、知らないとフレッド。見つけたら金は払わないと伝えてくれとスタンフィールドに言う。呆れたように、街に順応するように諭すスタンフィールド。90日ごとに引っ越しは大変だと。

パーティの夢を見ているフレッド。後ろを振り返ると、ドン・ルケーゼが座っていてフレッドに首を切る仕草をする。すると客が一斉にフレッドに銃を向ける。

慌てて飛び起きるフレッド。

昼間はタイプライターに向かっているフレッド。自叙伝を書き綴っている。マギーにコーヒーを頼むが街に馴染めずイライラしているマギーに作家の妻なんかさえないから嫌だと言われる。料理をオーブンから取り出し勝手口を出て行き、監視している捜査官達に運ぶマギー。アメリカ人だと馬鹿にされた鬱憤のようにフランス料理のバターとクリームを散々貶し、イタリア人の魂のオリーブオイルを褒めたたえる。

学校。食堂で情報交換をしているベルとウォレン。ウォレンは学校のキーパーソンを全て抑えている。ベルは自分のポーチを盗んだ女生徒をボコボコにして取り返している。狂ってると評価するウォレンに笑顔でお礼を言うベル。ふと目をやり、ひとりの男性に惹かれるベル。ウォレンにあれは?と尋ねると代理講師の大学生で、皆が狙ってるが数学オタクで難関試験を受ける勉強をしていると。じっと見つめるベル。

マギーは監視している捜査官の望遠鏡を使い、バーベキューに呼ぶご近所を覗き情報を集めている。すると家に配管工がやってくるのが見える。

配管工を迎え入れるフレッド。配管を見ながらめちゃくちゃな事を言って料金を倍取ろうとする配管工。完全にフレッドを舐めている態度。あんたの職業は?と聞かれ近くにあった木製のバットを手に取るフレッド。

マギーが庭を覗いていると、力の抜けた配管工の体を背負ってフレッドが出てくる。驚くマギー。捜査官の気を逸らしてもう一度覗き込むと配管工の車に配管工を積みクルマを出す様子を見てため息をつくマギー。

学校では、ベルが代理講師に個人レッスンを申し出、近づいている。ウォレンは築いた人間関係をフルに使って初日に暴力を振るってきた生徒たちに思いっきりやり返している。

フレッドは病院に配管工を運び込み、硬い急勾配の階段から落ちたと医師に説明しているが、医師からは200段くらいの階段がないとこうはならないと言われている。

フレッドの自叙伝。第二章は自分をひどい奴だと飾らずに書こうと、でもよく見ればいい奴だとわかるだろうと。テレビ番組のようにベスト10方式で発表しようとフレッド。10位何事にも動じない、9位痛みにも動じない、8位やるべき仕事はやり遂げる、7位俺を恐れる奴を軽蔑しない、6位初めて銃をくれた人を裏切らない、5位無駄に人を苦しめはしない、4位法は無視をするが無法者は俺を非難しない、3位俺に逆らわない奴はいい思いをする、2位俺がボスの時街では盗難の一つも起きず人々は安全だった、1位は俺がいい奴である理由、人を痛めつける時は痛めつけられる理由がある場合に限られる。配管工を痛めつけているフレッド。木のバットが折れると、まだ途中だと言い配管工の道具からハンマーを取り出して殴っている。タイプを打ち終わって満足そうなフレッド。

部屋に戻るとマギーが辞めたはずのタバコを吸っている。フレッドに配管工を殺したらまた引っ越しだわと絡むと、殺してない、病院へ連れて行ったとフレッド。マギーに対しては爆発したスーパーの話をし、行く先々でスーパーが爆発していると言うがそんなマギーが愛しくて堪らない様子。いい雰囲気になる2人。

フレッド達一家のバーベキューパーティーに町中と言っても過言ではないくらい人がやってくる。いつも監視している捜査官達もスタンフィールドからパーティに行って楽しむように言われる。盛り上がるパーティー。マギーは盗み癖のある奥さんが銀食器を鞄に入れているのを見て今すぐ戻さないと腕をへし折るわよとささやく。そっと戻して何事もなかったようにパーティーに戻って行く奥さん。

そろそろ客が飽きだしてきた様子。マギーはベルにフレッドを呼んでくるように言い、5分以内に肉を焼かないと家を焼くと言ってきてと耳打ちする。

フレッドを呼びにきたベル。フレッドは執筆作業を鏡で自分を見るような作業だと言い、ベル達姉弟にとってもいい父親ではなかったなとしんみりしている。ベルはそんなフレッドに世界で一番最高な父親だと抱きつく。嬉しくなったフレッドは肉を焼くためにパーティに出てくる。

肉を焼くために炭を用意していると、周りに男性陣が集り炭派だの薪がいいだのとフレッドのやり方に文句をつけて馬鹿にしたように笑っている。妄想で周りの男性人を一人一人懲らしめているフレッド。現実になる前にスタンフィールドが現れ、飲み物をくれとフレッドに言う。我に帰ったフレッドは炭の上に木を置いて網を置き肉を乗せ、笑顔で2分後にはとてもいい焼き上がりですよとにっこり笑う。パーティが終わり、ベルは数学の代理講師がやってこなかったことにがっかりしている。スタンフィールドはフレッドにファミリーを裏切る前提を作ってくれて君はFBIのいい宣伝だと嫌味なのかなんなのかわからないことを真顔で言って向かいの建物へ帰って行く。夜マギーの肩を抱きながら映画を見て“くそっ”と呟くフレッド。

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