「ムーンライズ・キングダム」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想（3件）

更新日：2020年07月22日 20:44　ID：1354

【結】– ムーンライズ・キングダムのあらすじ4

画像引用元：YouTube / ムーンライズ・キングダムトレーラー映像

帰りの船で、スージーは父親にもう二度とサムとは会わせない、さっきのが最後の会話だと通達する。スージーは頭のいい子に厳しくしすぎるとどうなるか覚えておくことねと父親を脅す。一方、隊長は船の中に一人でいるサムの元へ行き、登録証になく事情を知らなかったことを謝っている。サムに隊に戻る意思があるか確認すると力なく首をふる。

福祉局とサムのことについて電話で話しているシャープ警部と隊長。通常は里親を探すが、サムの経歴では難しいから少年収容所（孤児院）送りになるだろうと淡々と話し、精神鑑定を受け治療が必要なら電気ショックもありえると、なんでもないことのように話す。暴力を振るうような子じゃないと反論するも最後は押し切られて電話を終了する。スージーの家。階段の下の広場で遊んでいる弟達。スージーは母親にお風呂に入れてもらいながら説教をされているが、逆に母親はあの警部とできているだろうと指摘される。自分たちは恋をしている。一緒にいたいだけだと主張するスージー。

サムは警部のところにいる。スージーと恋に落ちたことを語るサム。頭がいいサムを褒めて、それでも分別がつくまでは大人が見ないといけないと話す。サムを認めたように話をする警部。サムにもビールを注ぎながら語り合っている。

一方カーキー・スカウトの面々はサムとスージーの悪口を言っていたが、一人が自分達はサムを助けるべきだと皆に話をし始める。皆は納得した様子でどうやって助ける？と話し始める。

スージーの母親が家を抜け出すのを見計らってスージーと一緒に家から出てくるカーキー・スカウトの面々。

スージーの母親はシャープ警部としばらく会わないでいるという話をしているが、別れ際にはきっとまた明日も会うわと話している。

サムの部屋に煙突からロープが垂らされる。煙突を覗いて上に隊員がいるのを見てスージーがいないと意味がない、帰れというサム。すると横から顔を出すスージー。急いで準備をするサム。

ファルコンスカウトのベムを頼るように言われるサム。朝焼けの中、セント・ジャックウッド島へ向かう。海上は荒れそうな雰囲気。

スージーは野営の準備をしているカーキー・スカウトの面々に本を読んで聞かせている。

スージーの弟は自分のレコード・プレーヤーがまた無くなっていることに気づき、スージーのベッドを見ると人形が寝ている。驚いて叫び声をあげてしまう。

カーキー・スカウトの隊長は朝になって隊員を起こすが誰もいない。別の隊にモールス信号で全隊員がいなくなったことを報告する隊長。

ファルコンスカウトに到着し、手筈を整え、更に形式的に結婚式まであげてしまうサムとスージー。ボートに乗り込みカーキー・スカウトの面々とお別れする二人。するとボートが戻ってくる。何事かと聞くとスージーの双眼鏡を忘れたと。すると双眼鏡は以前スージーが刺した男の子が持っている。医療テントにいたその子は初めからサムを敵視していた。とっくみあいになり刺されたところを攻撃するサム。相手を怒らせ脱走者だと叫ばれてしまう。大勢に追われて逃げて行くサム。空は荒れている。原っぱの真ん中に立ったサムに大勢が迫るもサムに雷が落ちてしまう。

慌てて駆け寄るスージー達。黒焦げになっても無事だったサム。皆を連れて小屋に逃げて行く。

福祉局と連絡を取ってサム達を追いかけるシャープ警部たち。スージーの両親や弟達も向かう。島は嵐で川が決壊している。

隊長も島に到着するがカーキー・スカウトの面々も見つからず隊長の資格を剥奪される。するとそこへ川の水が溢れ出し、司令官が薬を取りに行ったログハウスも水浸しになる。何故かログハウスから火花が飛び散り、司令官を背負ってログハウスから救出する隊長。皆を誘導して逃げ始める。

教会にたどり着いたシャープ警部や、スージーの両親達。そこへ福祉局の人がやってくる。サム達はぬいぐるみを着てシャープ警部達を見ている。シャープ警部は見て見ぬふりをして福祉局をやり過ごそうとするが見つかってしまう。

すると外で雷が鳴り電気が一瞬消える。その隙にスージー達の姿が消える。真っ暗で大雨が降っている中、教会の屋根の上から飛び降りようとしているサムとスージー。改めて気持ちを確かめ合ってキスをしたところで、シャープ警部が現れる。福祉局の人から警部がサムの里親になりたいと言っていると聞かされ、どうだ？と警部に促される。サムはスージーを見てスージーはうなづく。シャープ警部の手を取って下に降りようとしたところ雷が落ち、二人とも落ちそうになる。

最初と同じ可愛いスージーの家。一つ違うのはサムがスージー達の絵を描いている。スージー達が母親に呼ばれ窓からサムが出て行く。家の外にはシャープ警部が待っている。スージーは双眼鏡を覗きながらサムを見送る。スージーは一瞬止まってから下の階へと降りて行く。

サムが描いていた絵はスージーとひと夜を過ごした入江の風景画。