映画:メランコリック

「メランコリック」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

映画「メランコリック」の感想

ライターの感想

登場人物全てが余すとこなく愛おしく「そういう生き方も有りだよな、うん、有りだ!」と思わせてくれるハートウォーミングなサスペンス・コメディです。 冒頭、東大卒のダメ男和彦の歪んだ自尊心に大ウケした後、次第に明らかになってくる松の湯スタッフの正体とプロ意識に、和彦と共に納得させられ、自分自身が持つ偏見と現実を思わず見つめ直したくなる。 プロデューサーで和彦役=実は細面のイケメン皆川暢二のダメ男っぷりも見事ですが、中卒のやたら懐っこい金髪男で実は名うての殺し屋という松本役で、アクション構成を担当した磯崎義知とのバディ感も最高でした。 実は諸々苦労しているらしい百合役吉田芽吹にも幸せになって欲しいし、東役で大ベテランの羽田真の微かな凄味と、本心かどうかわからない優しさにもゾッとさせられます。初めに殺される関根役蒲池貴範は助監督、和彦の父親役山下ケイジは中年からの役者デビューだそうで、諸々考えさせられる作品でもありました。 肩書と偏見と忖度の国日本で、彼らがどこまでやってくれるのか、新しい時代の幕開けとなるのか…これから映像業界を目指す若い方々にはもちろんの事、艱難辛苦を乗り越え生き延びてきた旧世代の方々にもぜひ見ていただきたい作品かと思います。
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