映画:ユダヤ人だらけ

「ユダヤ人だらけ」のネタバレあらすじと結末

コメディ映画

ユダヤ人だらけの紹介:2016年に製作されたフランス映画で、イヴァン・アタルが監督・脚本・出演をし、シャーロット・ゲンズブールやブノワ・ポールヴールドらも出演したたコメディ。フランスを舞台に、ユダヤ人について考える人々をユーモラスに描いた作品。

ユダヤ人だらけの主な出演者

イヴァン(イヴァン・アタル)、マチルド(シャーロット・ゲンズブール)、ノルベール(ジル・ルルーシュ)、精神科医(トビ・ナタン)、ボリス(ブノワ・ポールヴールド)、ジーン(セバスティアン・カストロ)

ユダヤ人だらけのネタバレあらすじ

【起】- ユダヤ人だらけのあらすじ1

映画俳優のイヴァンは、1965年にフランス人の両親の元で生まれ、フランスで育ちました。
今や準富裕層のパリ市民で、家族はスペイン出身のセファルディ系ユダヤ人です。
イヴァンには割礼で与えられた、秘密にしている別の名前がありました。それは、先祖であるユダヤ教の父たちにちなむ名前です。
両親は強制収容所に入っており、祖母は言葉を話すことができませんでした。
カウンセリングにやってきたイヴァンは、ユダヤ人について憑りつかれていると、妻に言われたことを相談します。
また、ユダヤ人が陰謀を企んでいる夢を見ており、そのことも相談します。
オーストリアの舞踏会に来ていたボリスは、妻のエヴァからユダヤ人が1人もいないことに喜ばれます。エヴァは反ユダヤ主義政党としては、役に立つ存在で、欧州選で25%も票を集めていました。
祖母が亡くなったことで、ボリスは駆けつけます。そこで自分がユダヤ人だと分かります。祖母が戦後隠し続けていたのです。
ボリスはトイレで吐き続け、鏡に向かって自らを罵ります。
夫がユダヤ人と知ったエヴァでしたが、どうしても認めることができませんでした。
ボリスは、癌になったことにして、政界を引退するようにと、エヴァに伝えます。
代わりにボリスが大統領候補となって出馬します。エヴァは、夫のやり方が汚くて許せませんでした。
選挙活動が順調で、ボリスはトップを独走します。
癌となれば抗がん剤治療で髪が抜けます。なので、ボリスはエヴァの髪を切ります。
父のお墓の前で、エヴァはどうしたら良いか相談します。すると、吐き出すべきだと励ましている男女が通り過ぎて行きます。
テレビの討論番組で、ボリスはある情報筋の情報から、祖母がユダヤ人なのでは?と聞かれます。反ユダヤ主義と言われていたボリスは認めます。そして投票が始まります。

【承】- ユダヤ人だらけのあらすじ2

マチルドは、貧乏なユダヤ人の元夫のパスカルに、約束していた養育費がもらえなくて不満を漏らします。
パスカルのユダヤ人の親友たちは、パスカルと違って金持ちになっていました。そのこともパスカルは、彼女から文句を言われます。
パスカルはインターネットを使って、お金持ちのユダヤ人を検索します。そして両親の家に行って、金持ちになれないから、もうユダヤ人を辞めると伝えます。
養育費を稼ぐため、娘のアナを食わせるためにも、パスカルは職を見つけなかればと、友人のエリックに相談します。
エリックは一緒に働くか、と提案します。かくしてパスカルは売人となります。
アナからエリックと仕事をしてると聞いて、パスカルの母のルセットは、息子を叱りに行きます。
パスカルの父は、せっせと宝くじを買うことにしました。すると50万ユーロ当選してしまいます。
居合わせたマチルドは驚いた後、ブランド品を買いまくります。それを見つけたパスカルは、両親が与えたのはアナの分だと言いますが、警察を呼ぶと言われて追い払われます。
宝くじのことを聞いたエリックは、仲間に電話してマチルドの家に押し入ります。マチルドの叫び声が聞こえてきます。

【転】- ユダヤ人だらけのあらすじ3

モサド本部では会議が行われ、あの時のキリスト殺害が問題だと結論に至ります。
それにより、諜報員のノルベールは、過去を修正する任務を依頼されます。
キリストのコスプレをしたノルベールは、2000年以上前にタイムスリップをします。松明を持った人々が集まってきて、メシアと言われます。
現在から指示をするモシェは、彼がメシアと思われていることから、殺されてしまうと警告をします。
しかしノルベールは、人々に連れられるまま、川へと入ってマリアと出会います。
マリアに恋したノルベールは、モシェの指示を無視し、彼女を追いかけます。
マリアから偽物と言われたノルベールは、証明するためにイヤホンを彼女の耳に取り付けます。
モシェは仕方なく、メシアは愛であるとイヤホンを通して話し、神のふりをします。
ノルベールは、自分のことを信じたマリアとキスができますが、ヨセフがやってきて、逃げるように指示されます。マリアはノルベールに、キリストとなる赤ん坊を預けられます。
これで過去を変えることができると、モシェは喜びます。しかしノルベールは、赤ん坊を置いて現在に戻ります。
マリアに恋してしまったノルベールは、それから上の空となります。我慢できなくなり、モシェを騙して、再び過去に戻ります。
あの時から時間が経っており、マリアは年老いていました。
ノルベールは、兵士に追いかけられ、十字架に貼り付けられます。
過去が変わって、ノルベールの死が現在の人々に崇められます。

【結】- ユダヤ人だらけのあらすじ4

ロジャーは、ユダヤ人だけが同情してもらっていると不満を妻に伝えます。
すると、赤毛協会に行って、記念日でも作ってもらったらと言われます。
ロジャーは仲間を集めて、赤毛デーを求めてデモを行います。
その結果、4月12日が赤毛デーになります。広場には彫像が立つことになります。
それを受けて、今度は金髪デーを求めたデモが起こります。
赤毛デモ隊と金髪デモ隊で衝突が起こります。
さらに独眼の人などもデモを始め、行政は手に負えなくなります。また、認知症デーを求めた動きも出始めます。
首相は、今までの自らの政策の失敗を認めて、改革を求めます。
この状況の中、何とか対処しているのはユダヤ人だけでした。しかもお互いに助け合っています。
彼らが裕福で結束が強いことから、首相は皆でユダヤ人になろうと提案します。
大臣たちは名案だと賛成します。
可決するために、国民投票に委ねることにします。
胡散臭い政策として、批判する国民もいましたが、フランス人の68%が賛成して可決となります。
6か月後、フランス中でサイレンが鳴り響きます。
イヴァンはイスラム教徒役の出演依頼を受けていました。イスラム教であることから、世間から批判される役です。
自分と同じだと思い、イヴァンは出演を引き受けることにします。

みんなの感想

ライターの感想

この映画は、会話が多いのが特徴的で、フランス語を学ぶには良い作品です。さらにシュールな笑いもあって面白くなっています。
ノルベールとロジャーの物語は、特にお笑い担当ではないかと思います。
人種差別に関する議題も含んでいる映画で、様々な角度から考えるためにも、様々な物語が展開されていきます。
劇中では、怒っているようで怒ってない人々の様子が映し出され、何事も真面目に受け止めては駄目だと言っているかのような気分になります。

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