映画:レニングラードカウボーイズモーゼに会う

「レニングラードカウボーイズモーゼに会う」のネタバレあらすじと結末

コメディ映画

レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会うの紹介:リーゼント頭のしがないロックバンドの活躍を描いた「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」の続編。監督は前作に引き続きアキ・カウリスマキ。前作以上の荒唐無稽なロード・ムービーに仕上がっている。

あらすじ動画

レニングラードカウボーイズモーゼに会うの主な出演者

モーゼ【ウラジミール】(マッティ・ペロンパー)、ジョンソン(アンドレ・ウィルムス)、レニングラード・カウボーイズ

レニングラードカウボーイズモーゼに会うのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- レニングラードカウボーイズモーゼに会うのあらすじ1

レニングラードカウボーイズモーゼに会うのシーン1 史上最悪のロックバンドと称されるレニングラード・カウボーイズが、故郷のシベリアを去ってから5年の月日が経過していました。
メキシカンスタイルにイメージチェンジして(リーゼントととんがり靴は健在)成功したのも今や昔、わずか数年で落ちぶれてしまいます。
おまけにテキーラの魔の手が忍び寄ったことで、メンバーの半数が死亡し、生き残った者は犯罪に巻き込まれる始末でした。

荒野に逃げ込んで細々と野良仕事をしていたレニングラード・カウボーイズの元に、あるとき匿名で仕事の依頼が舞い込んできます。
さっそく彼らは検問所を破壊してニューヨークへ向かい、ホテルで久しぶりに演奏を披露します。ところが客の盛り上がりはイマイチで、しょげる彼らの元に、突然失踪していた元マネージャーのウラジミールが現れます。
長いヒゲを生やした彼は「罪深きウラジミールは死に、モーゼに生まれ変わった」と宣言します。そして「私の言うことを聞けば故郷に帰らせてやる」と言い出すのでした。
敬虔なクリスチャンに変貌したらしいウラジミール(以下「モーゼ」と表記)は、矢継ぎ早に船で大西洋を渡るように指示します。
メンバーは何故帰らなければならないのかと愚痴をこぼしますが、怒らせると面倒という理由で、モーゼの言いなりになるのでした。

その後モーゼは、明らかに手狭なボートで、レニングラード・カウボーイズをアメリカから脱出させます。
モーゼは故郷への土産として、なんと自由の女神の鼻をもぎ取ります。CIAの諜報員ジョンソンは、女神の鼻を奪回するべく指名手配犯となったモーゼの後を追いかけます。
その頃モーゼは飛行機の翼にしがみついて密航しており、上空で凍えていました。

【承】- レニングラードカウボーイズモーゼに会うのあらすじ2

レニングラードカウボーイズモーゼに会うのシーン2 レニングラード・カウボーイズは、フランスのブルターニュ地方に上陸しました。
そこで女神の鼻を持ったモーゼと、新メンバー(リーゼントにグレーのスーツの長身男性6名)と合流します。
一行はどこからか調達したおんぼろのマイクロバスで移動し、ビンゴ大会がおこなわれている老人ホームにやってきます。そこで新メンバーが簡易な演奏を披露して(旧メンバーは見ているだけ)、その後路上で子どもたちに金をせびります。

その夜一行はアミアンに到着し、モーゼは瞑想すると言って、一人車を降ります。
しかし向かったのはバーで、稼いだ金で一人食事にありつこうとすると、モーゼの考えなどお見通しのメンバーが次々とやってきます。
そこへ現れたのは、CIAのジョンソンです。彼は音楽プロデューサーのラザールと偽ってモーゼに接近し、大金を積んでバーでの演奏契約を持ちかけます。
モーゼは即答し、ジョンソンは彼が酔い潰れている間にバスへ潜入し、女神の鼻を引きずり出します。しかし、たまたま現場に居合わせたイゴールがジョンソンを殴打し、財布や銃を奪い取ります。

翌朝、捕らえられたジョンソンも一緒に出発し、ドイツのフランクフルトに辿り着きます。
しかし、指名手配中のモーゼが通報され、イゴール以外の全員が逮捕されてしまいます。留置所で絶望するメンバーでしたが、イゴールが助けにやってきて、いとも簡単に脱獄に成功するのでした。
その後、彼らは難民の集会場で「ロンリー・ムーン」を演奏します。

その頃、ジョンソンは車で女神の鼻を運んでいました。
ところが、NATO軍の基地の前で強盗に襲撃され、車を降ろされてしまうのでした。

【転】- レニングラードカウボーイズモーゼに会うのあらすじ3

レニングラードカウボーイズモーゼに会うのシーン3 任務に失敗してしまったジョンソンは、拳銃自殺を図ろうとします。
しかし、ふと目に留まった聖書を開きます。

モーゼ一行はライプチヒの駅にいました。
モーゼは聖書、新メンバーのレーニンは共産主義の本を読み競い、やがて2人の間で火花が散ります。
それを見ていた旧メンバーの一人は「くだらねえ」と一蹴するのでした。

旅を続けるレニングラード・カウボーイズは、場末のバーなどで演奏をして、飢えをしのいでいました。
あるバーで出会った女性歌手とセッションすることになり、「バビロンの川のほとりに座って」を披露します。
女性歌手に惹かれたイゴールは、彼女に花束をプレゼントしました。

翌朝、ようやくモーゼは一行がシベリアへ帰らなければならない理由を説明します。
レーニンも加わり、聖なる子牛の解説を熱心におこなうのでした。

ドレスデンのバーで演奏することになりますが、バンドのメキシコ部(旧メンバー)が姿をくらまします。
彼らは通りで物乞いをしており、怒ったモーゼに連れ戻されますが、珍しく反発するのでした。

チェコに辿り着いたモーゼ一行は、そこで長いヒゲを生やしたジョンソンと再会を果たします。
自殺する前に読んだ聖書に感銘を受けた彼は、預言者エリアに変身しており、モーゼと聖書の話で白熱します。
そして、ジョンソンは旅に同行することを許されるのでした。

【結】- レニングラードカウボーイズモーゼに会うのあらすじ4

レニングラードカウボーイズモーゼに会うのシーン2 その夜、レニングラード・カウボーイズはモーテルで「ギニワッチ」を披露します。
ボーカルはジョンソンが務め、ノリノリで歌い上げたところ、客席も大盛り上がりを見せるのでした。

ポーランドに到着すると、メンバーの一人が重病を患います。
病院へ連れて行くために、一行は雨の中駅前で演奏をしてなんとか金を貯めました。
彼は病院で一命を取り留めて、ジョンソンが「女神の鼻を戻すのを手伝ったら人気歌手にしてやる」と言って迎えにきて、無事退院します。

ロシア国境まであと数キロという場所で、モーゼはレニングラード・カウボーイズにパンを分け与えます(魚は独り占めします)。
そして「聖書ではモーゼは約束の地を見なかった。だから私は帰らなくてはならない」と告げて、メンバーに空瓶を集めてくるように命じます。
その後、検問所でモーゼが警備員に瓶を数えさせている間に、レニングラード・カウボーイズはバスを持ち上げて移動し、どうにか国境を越えるのでした。

故郷に辿り着いたレニングラード・カウボーイズは、牧場をさまよい歩きます。
そこには生まれたての子牛がおり、彼らはワラを敷いてあげたり、何故か目覚まし時計などを置いてあげます。
皆家族と再会を果たし(おばあちゃんまでリーゼントヘア)、仲良く食事会をします。
ジョンソンが女神の鼻を抱えながら一人酒を飲む場面で、物語は幕を閉じます。

みんなの感想

ライターの感想

前作とはテイストが異なり、ギャグ要素が少ない分哀愁が増した、脱力系のロード・ムービーでした。モーゼ(ウラジミール)の相変わらずの最低な振る舞いなど、クスッと笑えるところもありましたが、続編というよりは全く違う映画になったという印象を受けました(とはいえ、音楽はかっこよかったです)。観るならキリスト教や共産主義の知識があれば、もっと楽しめるのではないかと思います。

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