映画:ロボジー

「ロボジー」のネタバレあらすじと結末

ロボジーの紹介:2012年公開。「ウォーターボーイズ」や「ハッピーフライト」などで知られている矢口史靖監督によるコメディ作品。ミュージシャンであるミッキー・カーチスが以前から温めていた「五十嵐伸次郎」名義での出演を果たした作品である。主演に濱田岳、吉高由里子、五十嵐伸次郎。矢口史靖監督作品の特徴であるコメディ要素が存分に詰まった娯楽作品であり、老若男女問わず、幅広い層に人気の作品である。

あらすじ動画

ロボジーの主な出演者

鈴木重光(五十嵐伸次郎)、佐々木葉子(吉高由里子)、小林弘樹(濱田岳)、太田浩次(チャン・カワイ)、伊丹弥生(田畑智子)、川島潤也(長井信也)

ロボジーのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ロボジーのあらすじ1

ロボジーのシーン1 小さな電気会社・木村電器に勤めている小林・太田・長井の3人は、会社から、宣伝になるようなロボットを作るように命令され、困り果てていました。3ヶ月後のロボット博覧会でお披露目となるため、3ヶ月の間に完成させなければいけませんでした。
博覧会まで一週間。ようやくロボット「ニュー潮風」は、数分程度の歩行が可能になりました。社長からは、テレビに映るほんの少しの間に動いて入れば構わないと言われていたため、このまま博覧会に臨むことを決意します。しかし、コンピュータのエラーにより、制御不能に陥ったニュー潮風は、二階にある研究室の窓から落ちてしまい、なんとか外を覆うパーツは無事だったものの、中の精密機会は破損してしまいました。博覧会まで一週間、時間がありません。3人は苦肉の策に出ることを決めます。
御年75歳の老人・鈴木重光は、自身の娘とその旦那、孫2人を町内会の劇の発表会に招待していましたた。娘や孫の前でいい所を見せたかった鈴木でしたが、本番中に腰を痛めてしまい病院へ直行。娘と孫にも呆れられてしまいます。家へ帰ると、亡くなった妻の仏壇に手を合わせ、1人寂しくビールを飲みます。娘には仕事を探すことを勧められますが、折角定年退職したのに、と断りました。
翌朝、新聞の中に一枚のチラシが入っていました。それは、日雇いアルバイトの募集でした。身長、体重、頭の大きさ、胸囲、手足の長さなど、細かく条件が定められていますが、年齢は不問でした。興味を持つ鈴木でしたが、裏を見て、それが着ぐるみショーの中身であると知った鈴木は、チラシを破いて捨てます。
町内会に顔を出し、腰の具合を尋ねられるなど、町内会のメンバーに囲まれますが、本番の映像を流し始めると、すぐに話題は主役の人へ。いじけた鈴木は建物の屋上へ向かいます。
屋上でひとり弁当を食べていると、ヒーローショーが開催されていました。それを見た鈴木は、ゴミ箱からチラシを引っ張り出し、面接会場へ向かいました。

【承】- ロボジーのあらすじ2

ロボジーのシーン2 面接会場へ着くと、そこには若者ばかり。老人の鈴木は浮いています。そこに、3人の面接官が現れ、1人ずつ面接を行うと告げます。
扉を閉じた小林・太田・長井の3人は、絶対にロボットの中に入れると気づかれないように注意しながら、面接を開始します。
1人1人にそれぞれが思うロボットの動きを実演してもらいます。後半、ひとりの老人が部屋へ入ってきました。何かの間違いかと思いましたが、エントリーシートを持っています。ロボットの動きをやってもらうと、すぐに腰を痛めて退場してしまいました。体のサイズはニュー潮風にぴったりだったのですが、体を痛められたらどうしようもありません。不合格にし、ある若者に合格を告げました。
後日にニュー潮風に入っていたことがバレないよう、合格者には目隠しをさせ、その状態でニュー潮風の衣装を着けていきます。顔まで全て着け終わったあと、突然外してくれ、と言い出しました。彼は金属アレルギーで、金属でできたニュー潮風には合いませんでした。
家でまたも1人で晩酌をしている鈴木の元に、電話が入ります。急遽、アルバイトに合格したという知らせで、日時と集合時間を伝えられました。
博覧会の会場へ向かう車の中で、鈴木に目隠しをさせてコスチュームを身につけさせていきます。練習をしたがる鈴木に、簡単な動きだけだからと、詳しくは伝えません。イヤホンをさせ、小林がマイクで指示をしてその通りに鈴木は動く手筈になっています。太田は虚実のニュー潮風の開発秘話のカンペを手の平に書いています。
会場に到着すると車を止め、そこから鈴木を歩かせます。誘導員たちはニュー潮風が人間である事には気づいていないようです。
会場で、デジカメで
ひたすらロボットの写真を撮影している女性がいました。ロボットを愛する大学4年生の佐々木葉子です。一通り撮り終えた葉子は、メインステージを遠くから撮影し始めます。隣には、カメラの扱いに苦労する女性記者がいました。葉子はその記者のカメラにバッテリーを入れてやりました。記者・伊丹弥生は礼を言います。
いよいよ木村電器の発表の番です。鈴木は着ぐるみショーだと思い込んだままステージへ上がりました。小林の指示通りにお辞儀をする鈴木。司会者に話を振られた太田は、緊張の余りかいていた汗を手の平で拭い、カンペを見ると、汗で黒く滲んでしまっていました。頭が真っ白になっている太田の顔面に、手を振っていた鈴木の手が当たりました。すると、それが観客の笑いを誘いました。調子の出た太田は、ベラベラとデタラメな開発の話をし始めます。バレないうちにと鈴木を連れて下がろうとすると、伊丹が客席側から声をかけます。「それで終わりじゃないですよね?」太田は「これで終わりです。ありがとうございました」と即答。裏へ下がります。すると観客から落胆の声が聞こえ始めます。鈴木がそれに反応して振り返ると、隣のステージではロボットがおてもやんを踊っていました。それを見つけた鈴木は、小林の指示を無視して、自身も踊りながらそのステージへ向かいます。慌てる3人をよそに、観客は大盛り上がり。ニュー潮風の元へ大量の人が詰めかけます。伊丹はカメラを置いてその波に飲まれてしまい、葉子にカメラを任せます。すると、人の波に押されて、建てられていた柱が倒れてきました。逃げる人々の中で、カメラに夢中な葉子は気づきません。間一髪の所で、ニュー潮風に手を引かれて助けられます。呆然とする葉子の元へ、木村電器の3人が駆けつけて、ニュー潮風(鈴木)を連れて急いで車へ戻ります。
なんとか切り抜けた3人は、鈴木を自宅へ送り、会社へ戻ります。上手くいった安堵感から、研究室で泥酔し、眠ってしまいました。
翌朝、「やってくれたな!」という社長の大声で起こされた3人は、社長についてくるように言われます。社長の後ろを歩いている3人は、社長が昨日の博覧会の写真が載った新聞を持っている事に気づきます。「バレた」直感した3人。応接室へ入ると、大勢の記者がいました。覚悟を決めた3人は同時に謝罪すると、社長が疑問の表情を浮かべます。ニュー潮風は、女性を危険から救ったスーパーロボットとして、一夜にして台風の目になっていました。数多くの営業が舞い込んでおり、今日も15時から駅前でニュー潮風によるショーが決まっていました。
そんな騒ぎのため、勿論ニュースは鈴木も観ていました。博覧会で自身が女性を救った映像が流れて、始めて騙されていたのだと知り、激昂します。その鈴木の元へ3人が訪ねてきて、今日もニュー潮風になってくれないかと頼みますが、騙された鈴木は聞く耳を持ちません。太田は、このような騒ぎになったのは鈴木が勝手に踊り始めたからだと逆ギレし、さらに鈴木の怒りを買ってしまいます。
3人は現実逃避のために崖にいました。運転席の長井が、崖から落ちようと車を発進させたところへ、白バイ隊員がやってきます。不審に思った隊員は免許の提示を求めますが、3人の正体に気づきます。駅前でショーがある事を知っていた隊員は、道に迷ったのだと勘違いし、先導します。仕方なく3人もついて行きました。
鈴木は事実を暴露しようと町内会へ向かいますが、誰一人信じてくれず、しまいには鈴木が認知症になったという噂まで立ち始め、肩を落としてその場所を後にします。
歩いていると、偶然駅前に止まっている木村電器の車を見つけます。泣きそうな顔で見つめる3人に負け、仕方なくニュー潮風のコスチュームを着ます。

【転】- ロボジーのあらすじ3

ロボジーのシーン3 ニュー潮風として活動することを決めた鈴木は、数多くの要求を3人にします。豪華な食事に広い宿泊場所を要求します。3人も逆らうことは出来ずに従います。ニュー潮風は日が進むごとにますます人気者になって行きます。葉子は博覧会で助けられて以来、ニュー潮風の虜になっていました。ニュー潮風が行く場所全てに通うほどで、それはもう恋心とも呼べるものでした。
鈴木はスケジュールを確認する中で、娘家族の近くでも営業があることを知ります。鈴木は娘に、孫二人を連れて会場で待っているように告げ、当日を迎えます。しかし、写真撮影に時間がかかり、約束の時間を過ぎてしまいました。慌てて向かいますが、もう孫の姿はありませんでした。諦めきれない鈴木は、打ち上げ会場に向かうコスプレ集団に混ざり、タクシーに乗り込みます。その中で、ニュー潮風のコスプレをした男性と出会い、彼が経営するコスチューム業者「ミラクル工房」の名刺をもらいます。
タクシーを使い、娘家族の家を訪れた鈴木は、ニュー潮風として写真を撮りサインをして、家を出ます。その直後、おじいちゃんとして孫へ電話をかけ、孫の信頼を取り戻します。
その頃木村電器の3人は、鈴木がコスチュームのまま近くの海へ落ちたのではないかと、必死に捜索を続けていました。そこへタクシーで戻ってきた鈴木に、太田は思わず涙ぐみながら、「もうこんなことはしないでくれ!!」と叫びます。
営業の度に増えていく鈴木の食事代と宿泊代。経費として申請したいのですが、鈴木の存在をバラせないため、申請できません。お金に困る3人の元へ、大学へ通う葉子から、大学での講演会の以来を受けます。お金に困っていた3人は会社には内緒でその以来を引き受けます。
当日、会場にはロボットに興味のある生徒が大勢詰めかけていました。質疑応答で、ニュー潮風の技術に関する質問を受けるのですが、ロボットに関して深い知識にない3人は、「どう思います?」と聞き返し、返ってきた答えを「そう、その通り」と答えて切り抜けます。それを繰り返し、しまいには学生同士でホワイトボードを使った議論が始まりました。その様子を見ていた3人は、学生たちの言っている事を記録し、ホワイトボードに出来上がったニュー潮風の予想設計図・計算式の写真を撮ります。その後も度々大学を訪れては、葉子を始めとする学生の議論を記録して行きました。
数ヶ月後、学生から得た情報を元に、自力で、ニュー潮風の設計図を完成させます。温泉宿でその様子を目撃した鈴木は、少し寂しく感じます。
ある日、会社内を太田が歩いていると、スーツをきた若い男女が沢山いました。その中に、葉子もいました。彼女たちは木村電器への就職を希望しており、企業説明会に訪れていたのでした。新入社員に、ましてやロボットに詳しい葉子に入社されてしまうと、確実にバレると危惧する3人。説明会を終えて出てきた葉子に、太田は咄嗟の思いつきで、「君はこの会社に向いてないよ。諦めな」と告げます。ショックを受けた葉子は無言のままフラフラを会社を後にしました。
学校へ戻った葉子は、ロボット研究会の部室に置いていたニュー潮風に関するものを次々と捨てて行きます。ニュー潮風について書いていた卒論すら破り捨ててしまいます。博覧会の日に、伊丹からもらっていたカメラの映像のテープも捨てようとしますが、モニターに映ったその映像をよく見ると、ニュー潮風の頭から一本の髪の毛が出ているのに気づきます。そこから葉子は、ニュー潮風の真実を暴くべく、数多くの調査を行います。その結果、木村電器の3人がオーディションを行なっていた事を突き止め、ニュー潮風の中に人が入っていると確信します。確信した葉子は、伊丹のいるケーブルテレビ局を訪れ、事実の報道を求めますが、葉子の情報しか無いため、できないと言われます。伊丹は、葉子に会社の望遠カメラを貸し出し、証拠を撮るように伝えます。
小林は、完成させた正真正銘のロボットであるニュー潮風の細かな設計図を持ち、葉子の部室を訪れます。そこにいた葉子の同級生にそれを手渡します。
小林が会社に戻ると、太田と長井と共に社長に呼ばれます。そこで、海外のサイトでニュー潮風がロボットではなく着ぐるみなのではないかという疑惑が挙がっているという事でした。否定する3人人に対し、今週の土曜日に記者会見を開く事になったと社長が告げます。

【結】- ロボジーのあらすじ4

ロボジーのシーン2 夜、木村電器の車を追って鈴木の家を突き止めた葉子は、カメラを構えますが、なかなか確信に迫る写真が撮れません。そこへ、伊丹から電話がかかってきます。木村電器が記者会見を開く事を受け、伊丹もスクープを狙いたいというのです。
伊丹は葉子から写真を受け取り、鈴木の家を訪ねます。鈴木は伊丹からの質問をはぐらかし続けますが、伊丹の、「鈴木さんは被害者ですよ。これが明るみになれば、鈴木さんはニュースの主役ですよ」という言葉に揺れ動きます。伊丹は、鈴木に、自分の局を会見に入れるように頼んで欲しいと言い鈴木の家を後にします。
会見当日、社長と3人が会見場に姿を表します。記者からはニュー潮風はどこかと聞かれ、メンテナンス中であるとはぐらかしますが、余計に記者の疑問を招きます。その様子はテレビで中継されていました。
葉子はニュー潮風の事を忘れて就職活動に励んでいましたが、同級生から小林に預かっていたニュー潮風も設計図を見て、自身の推測は間違いだったと思い、タクシーで急いで木村電器へ向かいます。
会見場で記者に責められている3人と社長。そこへ、ニュー潮風となった鈴木がおてもやんを踊りながら入ってきました。伊丹は鈴木との話を受け、カメラを持ってただ一人ニュー潮風に近づきます。慌てる3人を尻目に、鈴木のお面を取ろうと手を伸ばしますが、鈴木はそれを交わします。約束が違う、と伊丹はニュー潮風を追いかけます。3人と社長は急いで制止に入ります。揉めている間に、鈴木はゆっくりと後ずさりしていきます。マイクのコードなどを引っ掛け後退していくニュー潮風を、到着した葉子を含めた会場の全員が立ち止まって見つめています。一瞬ロッカーの影に隠れた次の瞬間、窓からニュー潮風が落下したのが見えました。慌てて下を覗くと、ニュー潮風が倒れているのが見えます。
下へ降り顔を外すと、それは鈴木では無く、3人が開発していた本物のニュー潮風でした。伊丹を含めた記者たちは、やはりニュー潮風は本当にロボットだったのだと確信しました。ホッとする3人でしたが、太田が、頭のパーツの内側に「ミラクル工房」のシールが見えているのに気づき、ニュー潮風に覆いかぶさるように号泣する演技をしました。慰める演技をする2人と真剣に励ます社長。小林はそっと上を見上げました。葉子だけがそれに気づき、上を見上げます。下からは、研究室のロッカーが見えていました。
鈴木は、落ちる直前に、ロッカーの中にあったニュー潮風を窓から突き落とし、自身がロッカーに隠れたのでした。コスチュームを脱いだ鈴木は、そっと会社を後にしました。
それから1年半後。小林・太田・長井に加え、新たに入社した葉子の元に、伊丹がレポーターとして取材に訪れていました。新たに研究し直した、ニュー潮風2をお披露目するためです。正式発表であるロボット博覧会を今週に控え、テスト運転の日でした。ランニングマシンを走るニュー潮風2でしたが、加速するマシンに耐えきれず、飛ばされて窓から落下してしまいます。
夜。すっかり老人の日々に戻った鈴木が、就寝しようと電気を消すと、誰かがインターホンを押しました。イラつきながらも渋々玄関を開けると、懐かしい3人と、自身が助けた女性がお3人と同じ作業服で、新たなロボットの頭を抱えて立っていました。葉子が口を開きます。
「鈴木さん・・・助けて下さい」
鈴木は、にっこりと笑顔を浮かべました。

みんなの感想

ライターの感想

邦画コメディ史上に残る素晴らしい作品だったと思います。大人から子供まで楽しめる映画だと思います。ロボットの中にお爺さんが入るというアイデアも面白いです。

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