映画:ワタシ カレシ ツクル

「ワタシ カレシ ツクル」のネタバレあらすじと結末

ワタシ カレシ ツクルの紹介:2014年に制作された短編コメディ映画です。タイトルからも分かる通り、彼氏いない歴34年と362日の女性が、初恋の相手を彼氏にすべく奮闘する物語となります。本作は「第2回八王子ShortFilm映画祭」で上映されたことを皮切りに、「第18回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」の準グランプリや「第4回池袋映画祭」のグランプリなど、数々の映画祭で入選を果たしています。さらにはロサンゼルスの映画祭にノミネートされるなど、海外進出も果たしている作品です。

あらすじ動画

ワタシ カレシ ツクルの主な出演者

直子(生見司織)、沙紀(美紀乃)、悠人(岡野優介)、信二(小原雄平)、清美(吉田蒼)

ワタシ カレシ ツクルのネタバレあらすじ

簡単なあらすじ

【起】- ワタシ カレシ ツクルのあらすじ1

ワタシ カレシ ツクルのシーン1 結婚式場で働く直子は上半期はノルマを達成できなかったと後輩を叱っています。
怒られた後輩の沙紀は携帯電話を耳に当て、「35年間彼氏いない」や「昔美人だった系の顔」「彼強いないのはよっぽど性格が悪い」などど、直子に対する愚痴を言いまくります。その姿を当の直子に見られ、「彼氏いない歴は34年と362日だ」と怒られました。

沙紀は知り合いのお店に行きます。彼女はそのお店の留守電に愚痴を入れていました。他に愚痴を言うところがなかったのです。
沙紀は店主である悠人に直子とのことを話しました。

場面は戻り、沙紀にいろいろと言われた直子は「35歳までに彼氏を作る」と宣言します。沙紀は「候補もいないのに3日ではムリだろう」と言いました。
すると直子は仮の話(実際は本当の話)だと前置きし、昨日同窓会で初恋の相手・信二に再会したとすると口にします。直子は信二と1学期だけ交換日記をしたことがあり、相手が覚えているかどうかまでは分かりません。
その話を聞いた沙紀は恋愛の相談に乗ると前のめりになります。彼女はこういう恋愛話が大好きでした。

沙紀は知り合いの悠人に、まずは五重塔にお願いしに行ったと言います。彼女が働く結婚式場には五重塔があり、願いを叶えてくれるという噂がありました。
もし直子に3日で彼氏ができたら、この噂は本物ということになります。実は直子だけでなく、沙紀も願い事をしていました。知り合いの悠人は何をお願いしたのかと尋ねますが、沙紀は秘密だとはぐらかします。

五重塔にて、直子は「ワタシカレシツクル」という願い事をしました。

【承】- ワタシ カレシ ツクルのあらすじ2

ワタシ カレシ ツクルのシーン2 彼氏いない歴34年と363日目、沙紀が信二に送るメールの文面を考えます。それは直子が働く結婚式場で食事をしようというものでした。
動揺する直子に、沙紀は結婚するつもりなんでしょと問いかけます。直子はそのつもりでしたが、信二もそう思っているかは分かりません。
沙紀は結婚式場でデートして、相手を洗脳するんだと発破をかけます。直子は印鑑を持ってきてとメールを送ろうとしますが、それはさすがに沙紀が止めました。
すると信二から先に「結婚式場で食事しませんか」というメールが来ます。それを見た沙紀は「印鑑持参で」と叫び、直子も「了解」と返します。
しかし直子はどういう服を着ていけばいいのかと慌てふためき、沙紀がいい作戦があると豪語します。

沙紀は知り合いの悠人に、信二へのアンケートを頼みました。知り合いの悠人は信二にインタビューしますが、彼女らしき人物が現れたため、逃げ帰ります。

彼氏いない歴34年と364日。
沙紀と直子はアンケートを元に信二をゲットするための相談をします。彼女たちは3歩下がる関西弁の女子が好きだと考えましたが、それは信二の恋人らしき女性の特徴をそのまま書き写しただけのものでした。
沙紀は親友の博多美人を呼び出し、直子は博多弁の練習をします。

悠人は信二に恋人がいることを言おうかどうか迷っているとき、関西弁の女子に指輪を見せている信二の姿を目撃します。彼は夜中に五重塔へ忍び込み、「信二と関西弁女子の破談」を願おうとしますが、思いとどまり、人に見つかりそうになったため、その場を後にします。

【転】- ワタシ カレシ ツクルのあらすじ3

ワタシ カレシ ツクルのシーン3 彼氏いない歴35年目、初デートの日。
直子は教わったとおりの関西弁を話しますが、頬に米粒をつけるという失態をおかしてしまいました。そのうえ関西弁を話していたっけと突っ込まれ、昔から喋っていたと誤魔化します。

その頃、沙紀と悠人は外からデートの様子を眺めていました。沙紀は順調だと喜んでいます。
しかし突然、信二が外に出て行ってしまい、沙紀は動揺します。そのとき直子からの連絡が入り、「告白しようとしたら出て行った」との報告を受けます。
直子は交換日記だけを信じて生きてきたことが幸せだったと吐露し、せっかくいろいろしてもらったのにごめんと誤ります。沙紀は五重塔にお願いしたんだから、絶対に信二を連れ戻すと息巻きますが、直子はただありがとうと言って電話を切りました。
沙紀は何諦めてんのよと呟き、「あほんだらー」と叫びます。そのまま彼女は駆け出し、悠人も走り出しました。

結婚式場の中をうろついていた信二の前に関西弁女子、清美が現れます。清美は昨日の言葉は嘘だったのかと怒りました。
実は清美は信二の恋人ではなく、実の妹だったのです。あの指輪は23年ぶりに再会した直子に渡すために買ったものでした。つまり信二は直子にプロポーズするつもりだったのです。
清美は何で出て行ったのかと怒鳴ります。信二はプロポーズされそうになったからと答え、清美は余計にヒートアップしました。

一方の沙紀は五重塔にいました。彼女はやっぱりと呟きます。「ワタシカレシツクル」という文字が、「ツクシタシワカレル」に変わっていたのです。これは悠人が五重塔に忍び込んだ際、願い事を書いた札を落としてしまい、真っ暗な中、元に戻したために起こったミスでした。
沙紀は「ワタシカレシツクル」に戻し、自分の願い事の札を見に行きます。彼女は「叶えてもらわなきゃ困る」と呟きました。

【結】- ワタシ カレシ ツクルのあらすじ4

ワタシ カレシ ツクルのシーン2 悠人は肩に手を置き、「話だけでも聞いてあげてください。女性からプロポーズするのは勇気がいることなんです」と叫びます。そこへ式場のスタッフが現れ、「お客様」と呼びかけました。実は彼が話しかけていたのはマネキンだったのです。

1人でぽつんといる直子の元に信二が戻ってきます。信二は「大事な瞬間にあんな格好は失礼だと思って」とラフな格好からスーツに着替えていました。彼は「プロポーズは僕からしていいですか?」と尋ね、直子は「はい」と答えます。
そんな2人を清美や沙紀が見守っていました。

それからしばらく経ち、五重塔に直子や沙紀、悠人が集まっています。悠人は沙紀の願いを確かめますが、「ノルマがなくなるように」としか書いていませんでした。
直子はふと「彼氏作るとしか書いてないのにどうして結婚まで進んだろう」と疑問を投げかけます。沙紀はのろけですかとからかい、直子は幸せだと答えました。
そのとき「新郎新婦の入場です」との声が響き、直子と沙紀は結婚式場に向かいます。今日は直子と信二の結婚式の日でした。

悠人はふと札を裏返し、「悠人と結婚できますように」という願いを見つけ、喜びました。悠人と結婚したい、それこそが沙紀の願いだったのです。

五重塔には札のほかに一冊の日記が置いてありました。そこには小学生時代の直子の「お嫁さんになりたい」という文字と、23年後の信二の「返事が遅くなった。結婚しよう」という言葉が書かれていました。

みんなの感想

ライターの感想

直子と沙紀のキャラが立っていて、良かったです。先輩と後輩の垣根を越えた親密さも素敵で、願いを叶える五重塔の設定をうまく活かしていたと思います。

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