「一度も撃ってません」のネタバレあらすじと結末、みんなの感想(1件)

コメディ映画

一度も撃ってませんの紹介:2014年製作の日本映画。『エルネスト』の阪本順治監督と、『行きずりの街』を手掛けた脚本家・丸山昇一が描くハードボイルド・コメディ。日本映画界を代表するバイプレーヤーの石橋蓮司が19年ぶりに映画主演を務め、さえない小説家と伝説の殺し屋という2つの顔を持つ主人公を演じる。また、彼の妻を大楠道代が演じるほか、岸部一徳、桃井かおり、佐藤浩市、豊川悦司、妻夫木聡ら豪華キャストが顔をそろえる。

あらすじ動画

一度も撃ってませんの主な出演者

市川進&御前零児(石橋蓮司)、市川弥生(大楠道代)、石田和行(岸部一徳)、玉淀ひかる(桃井かおり)、児玉道夫(佐藤浩市)、周雄(豊川悦司)、守山秀平(江口洋介)、今西友也(妻夫木聡)、ポパイ&南雲雄平(新崎人生)、福原歌留多(井上真央)、連城孝志(柄本明)、五木要(寛一郎)、中道亜美(前田亜季)、西浜雄大(渋川清彦)、若山得安(小野武彦)、植田順(柄本佑)

一度も撃ってませんのネタバレあらすじ

【起】– 一度も撃ってませんのあらすじ1

一度も撃ってませんのシーン1

画像引用元:YouTube / 一度も撃ってませんトレーラー映像

立体駐車場のカーブミラーに車が映り込むと、その車が近づきます。車は後退でスペースに駐車しました。車のあとに気になるバイクがやってきます。

車に乗っているのは、週刊誌記者の鹿内智広でした。鹿内は車を停めたあと、車中で何者かに電話をかけています。金の融資を指示している鹿内の車の近くで、先ほどのバイクが停車していました。電話をしながらも、鹿内はバイクのライダーを警戒しています。

通話を終えた鹿内は車から降りると、足早に建物に入ろうとします。バイクのライダーのほうを気にしていますが、ライダーは鹿内を狙っているわけではなかったようで、バイクを走らせて去っていきました。鹿内はほっと安堵の息を洩らします。

建物に接近したとき、鹿内の背後に素早くレインコートの男が回り込むと、サイレンサーで鹿内を射殺しました。手早く鹿内を殺害した犯人は、現場をスマホで撮影するとすぐに立ち去ります。

男の顔は見えないままでした…。

〔その冬〕

市川進は74歳の作家です。市川は『愛の底』という純文学の作品で25歳の時に文壇デビューを果たしましたが、2冊単行本を出しただけで、そのあとは鳴かず飛ばずでした。学校教員をする妻・弥生の稼ぎをあてにして暮らす市川は、その代わりに家事を担っています。妻の弥生とのあいだに、子どもはいません。

原稿は全く採用されていませんが、市川はその後もせっせと原稿を書いていました。最近は本名の「御前零児」の名前で、ハードボイルド小説『サイレントキラー』を手がけています。

殺し屋が主人公のその小説は、北方健三の二番煎じ、三番煎じといったところでした。見るべきところもなく、採用されるほどよい作品ではありません。

出勤する妻・弥生を見送った市川は、洗濯などの家事を終えてから書斎にこもります。市川は書斎に他者が入るのを警戒しており、扉の左上にはいつも薄いフィルムを差し込んでいました。誰かが扉を開けて入ると、落ちて分かるようになっているのです。

新聞記事に載っていた、週刊誌記者・鹿内智広を暗殺相手のモデルにした文章を書く市川は、書斎でパソコンに向かい始めます。殺害のシーンに差し掛かると、市川は引き出しから殺害に使われた銃と同じ型のものを取り出して、別の場所に保管していた銃弾を装填してグリップを握り、その質感を味わいながら筆を走らせます。

市川が原稿を持ち込むのは、光文社という出版社です。

そこの部長・児玉道夫が市川の担当編集者でした。部下の五木要はまだ25歳で、新人発掘に燃えています。五木は、まだ19歳でありながら「物語る力がある」新人を児玉に推していました。児玉が生意気だと発言すると、パワハラだと訴えます。

パワハラ発言を聞いた児玉は、苦笑いしました。五木が目をかけている新人・ひなたまるかの小説のタイトルが『サイレントリバー』と知った児玉は、日の目を見ないにもかかわらず、ずっと原稿を持ち込んでいる市川のことを話題にしました。

市川が御前零児の本名で持ち込む小説が、ひなたの小説のタイトルに酷似した『サイレントキラー』というタイトルだからです。

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